気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

母・経過報告

2012-03-29 10:54:15 | 

 やっと春めいてきましたね

安心してダウンジャケットを洗って、しまう事ができます。

 

皆さま、コメントの返事が遅れてすみません。

ご心配下さって有難うございます。

まずは経過報告。

昨日の手術は大成功

3時からとの事だったのに始まったのは4時過ぎ。1時間ほどで部屋に帰ってきました。

全身麻酔だったのに意外と元気。 声は出さないけれど目をパチパチさせて意識もしっかりあります。

看護士さんが、「グーパーして」 と言うと手術した方の手を閉じたり開いたり・・・・・・

すごいわ~。 手術したばかりなのにもう動くのね。

 

上腕の骨に金属を差し入れ、ボルトで固定する手術ですが、

折れたまま放っておいても決して付くことはないので、90才越えていても手術するそうです。

今まで全身麻酔の手術をするたびにボケがひどくなるので、今回も心配だったのですが、

私達の言う事もわかるし 短時間なら体への負担は少ないようでした。

まずは一安心。

92歳の生命力、そばにいるだけで、力をもらえます。

 

 

ラッシーママさんから頂いた伊東の甘夏。いい香り~

ママレードを作るのが楽しみ!!

                  

     桜の下に猫が戯れる

     桜はshigekoさんの手作り、中に香りが仕込んであり、繊細な芸術品。

     ピンク猫は既製品。ちょっとゴツゴツしている。

     シマ猫ちゃんはラッシーさんから。肌触りがふわふわで撫でるととても気持ちが良い。

 

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月対称・母入院

2012-03-27 00:12:13 | 

 7時ごろ夫が帰ってきた。

夕食を作るのが遅くなり、30分で4品作ろうと脇目も振らずに集中していた私に、のんきに声をかけてきた。

「西の空を見てごらん。面白いよ」  

エッ今?集中を乱すと夕飯遅くなるわよ…と思いつつ、興味を掻き立てられ、外に出た。

わかりますか?見えますか?目の悪い方は月の上下をジッと見てね。

月の上は金星、下は木星。

月対称と言うそうだ。夫の受け売りによると、珍しい現象だそうです。

私は何も調べてないけど、興味ある方はご自分で調べてね。

娘に 「西の空を見てごらん」 とメールで知らせたら、

実際の空は見えないけど、スマホのグーグルスカイマップで見たと知らせてきた。

スマホを空に向けるだけで星座が分かるなんてすごいわ。

二人ともカメラを持ち出し緊急撮影会。

夕飯は勿論、品数少なくなりましたよ。

 

 

   

これは墨田公園の河津桜。一足早いお花見。

平成中村座の勘九郎襲名公演の帰りに、長命寺の桜餅を食べに行き、

そこの一画に沢山の種類の桜が植えられていた。

ソメイヨシノは蕾も固く、まだまだだが、長命寺の一画だけ華やいでいた。

 

桜餅は3枚の塩漬けの桜の葉に包まれていた。

昔から有名なだけあり、しつこくない甘さにホッとする。お茶との相性の良い事!!

 歌舞伎の話はまた後日。

 

 

昨日、母がまた入院した。

2年連続で冬に骨折し入院していたが、今年は何とか無事に冬を超えたと安心したのもつかの間だった。

今回は上腕部と肩との付け根がぽっきり折れていた。

特に転んだわけでもないらしく、施設の職員が朝の食事の時にスプーンが持てないので変に思い、

調べてみたら上腕が腫れていたそうだ。

水曜日手術することになった。

昨日はグッタリしていて、口数も少なかったが、今日は元気。

「手術頑張ってね」 と言うと 小さな声で 「頑張る」と言っていた。

けなげです!!

92歳、骨粗そう症、数々の骨折にもめげず、今回も復帰することでしょう。

母は不滅なのです。・・・・・・たぶん。いや絶対に!!

 

 

 

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お見舞い・5周年・柴又

2012-03-20 22:51:34 | 散策

   17日 ラッシーママさんのお見舞いに行きました。

だんだんさんが一足先に、夢路さんと私は少々遅れたのですが、玄関を開けるとニコニコ顔のラッシーママさんがお出迎え。

お元気そうな顔を見て、一安心。 

いつものパワフルさは変わらずで、お見舞いに行った方が元気をもらいました。

       

少しの時間お邪魔するはずが、すっかりご馳走になり、さらにだんだんさんの貴重な手打ちそばまでご馳走に

お見舞いはどこへやら、ラッシーパパさんも加わり、いつの間にやら賑やかオフ会に変身。

ブログが出遅れてしまったので、詳しくはラッシーママさんだんだんさん夢路さんのブログをご覧くださいね。

 

ペータン、撫でてしまいました! 温かくて、毛並みがすべすべでかわいいわ~

あの有名な猫バサミもお土産に頂いてしまいました。

ラッシーママさんパパさん、有難うございました。お疲れになりませんでしたか?

 

 これは我が家の    夜の梅    (羊羹みたいだけど)

 

昨日あたりから花盛り。  この木は開花が遅いのです。

 

今日は私の5周年祝賀会を開きました。

何の?

生誕5周年?   いえいえ生存5周年……なんていうと大げさですが、2月6日に手術から5年たち、記念のお祝いです。

息子は来られなかったのですが、お祝いメールが入り、娘と夫と3人で家で食事しました。

この辺には美味しい魚が売っていないので、午前中立川に行き、お刺身をいろいろ買って、手巻き寿司でささやかに祝宴を。

3回の全身麻酔の手術と、数多くの日帰り手術で、ひたすら顔と首とお腹をチクチク縫う繰り返し。

いろいろありましたが、最後の手術から3年で、体力も取戻し、気力も充実、今の健康を感謝しています。

 

初めての柴又

 18日、朝急に夫が 「柴又に行きたいなぁ」  と。    行ってきました!  二人とも初めてです。

JR金町から歩いて、柴又帝釈天に。 

気さくな、いかにも下町風の接客です。 気取ったところがありません。

老舗ばかり。 「とらや」 は1話から4話まで実際にロケ現場として使われたそうです。

矢切の渡しって、なんで有名なのかしら? 歌があるから?

それにしてもひなびた渡しです。 向こう岸まで100円、歌のサービスはありませんと看板に書いてありました。

       

関東大震災後に建てられた山本邸でしばし休憩。 

ここは庭園と和風住宅が有名だそうです。 

柴又は、思った寄りずっと面白い町でした。

 

 

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鎮魂の心を込めて・・・

2012-03-15 00:35:51 | その他

  今日、電話で友人が、とてもいい事を言っていました。

「感動を閉じ込めておかない」  「一人のものにしておかない」

彼女の場合、感動したら覚めないうちに友人にハガキを書き、感動をなぞるそうです。

考えてみたら、ブログもそうですね

悲しい内容を書いて癒されたり、時にいろいろな内容を書きますが、

一番多いのは写真付きで自分の感動を伝えることが多いのです。

私の場合は、感動して少し時間がたってからのブログなので、もっとホットな感動を伝えたいと思うのですが

なかなかできませんね~

 

3月11日 ブログのお仲間、だんだんさんの歌の発表会でした。

       会場が割と近いので、誘ってくださいました。

       プログラムと同封の手紙に、「鎮魂の心を込めて歌います」 と書かれてあり、

       この日をどう過ごしたらいいのかモヤモヤしていた気分が、一気に「鎮魂の歌を聴きに行こう」と

       盛り上がってしまいました!

素敵でしょう?

グリーンのドレスに、光るネックレスとイヤリング、登場した時はあまりの華やかさにビックリ

声も伸びやかに、実に堂々と歌われ、これが初めての発表会とは思えないほど。

最初のうちは、少し方硬かったのですが、すぐに慣れたようで、手の表現も自然でした。

デビュー大成功です。

歌い終わり、お孫さんが花束を渡した時は思わずにっこり。 魅力的な笑顔でした。

 

歌は初恋と宵待草、

お手紙の「鎮魂の心を込めて歌います」という言葉と 宵待草の歌詞 「ま~て~どく~らせ~ど こぬ~ひ~とを~」

という言葉が重なり、途中で涙が止まらなくなってしまいました。

テレビで見たいろいろな人たちの姿が浮かんできます。

そのあと二人の方が歌われたのですが、人の歌声って素晴らしい。

歌詞はほとんど耳に入らないのですが、だんだんさんの余韻で、泣きながら聞いていました。

こんな時、バッグの中のハンカチが見つからないのですね~。かっこ悪いけどティッシュでした。

休憩時間、だんだんさんとご家族にお会いしました。ご家族総出でしたよ

図々しくも仲の良いご家族と一緒に写真におさまってしまいました

次女さんが、だんだんさんの歌の時間と、あの震災の時間が重なっていたと教えてくれました。

何もできない、何もやっていないという後ろめたさが何時もあるのですが、

少しだけ涙を流すことで癒された気がしました。

 

このままいても涙が止まらないだろうし、途中ですが帰ることにしました。(念のため・・・私はいつもは泣虫ではないのよ)

あとでだんだんさんから、最後の先生のお話が素晴らしく、、会場の皆さんが泣いたという話を聞きました。

そのお話が聞けなかったのは残念だけど、私は十分に感動しました。

だんだんさん、3月11日をこんな風に過ごすことが出来、有難うございました。

 

 

帰り道二子玉川の駅前では炊き出し訓練と募金をしており、わずかですが協力しました。

被害に遭われた方に心からのお見舞いを申し上げ、

これからも続く大変な日々を何とか逞しく切り抜られるよう、願ってやみません。

 

 

    さてさて、お出かけ記事もたくさんあるのですが、省略ね。・・・・でも少し

 

  3月3日  日帰りで熱海梅園に。naoママさんが行かれた記事を書かれていたので、

       そういえば行ったことがないわと、夫と行ってみる事にしました。                          

 

六分咲きぐらいかな。混み合っておらず、落ち着いていい感じ。

 

そのまま歩いて、歩いて。

丹那神社は丹那トンネルの真上にあります。ちょっとお参り。

このトンネルは16年の歳月をかけ、67名の死者、610名の重傷者を出し完成しました。

神社の前に立派な慰霊碑もあります。

そして来宮神社。ここには樹齢2000年の楠があります。

 

これは糸川遊歩道の熱海桜。

満開を過ぎ、妖艶な風情。

このまま熱海の海岸に出て一休み。

帰りは美味しいソーセージと干物を買って帰りました

 

3月4日 調布市 深大寺のだるま市。

      以前、ビオラさんが静岡の日本三大だるま市の一つを紹介されていて、

      もう一つは高崎のだるま市、では残りの一つはいったいどこ?と思っていました。

      それが深大寺のだるま市でした。

      意外と近くに3大だるま市があったのですね

 

ビオラさんが言われたように、黄、緑、ピンク、金色などの色がありますね~ あっ!白もね。

並べると紅白のだるま??しっくりこないわ~。

 

お坊さんがずらっと並び、左目に 「あ」 の字を書き入れてくれます。

一年たつと(願いがかなうと) 「うん」 の字を書き入れてくれます。

「あ」 は物事の始まり、 「うん」 は 物事のおしまいだそうです。

初めてなので、全部が珍しかったです。

 

そして3月7日

    

この出だし 3回目です。

もう何があるかお分かりの方もいらっしゃる?

 

立川G店主催のひな祭りの会。

振袖、留袖、訪問着、普通ならためらう派手着物、着る機会のない着物を思い切って着ましょうという会です

気持ちが若返る日です。

 

                          

                          着物でリフレッシュ

      私は娘のピンク着物。いつもの3倍の時間をかけて着ましたよ。

 

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神田から東京駅・国立フィルムセンターへ

2012-03-01 18:37:50 | 散策

   

     「江戸っ子だってね~」

             「おお、神田の生まれよ

 

という友人に、神田明神に行きたいとお願いしました。

「お祭りでもないのに、行きたいといった人は初めて!」 「5分で終わるわよ」 と言われながらも

適当なコースを決め、出発。

大雪の前日28日、快晴の散策日和でした

ブラブラと、皆さんもご一緒に

 

千代田線新御茶ノ水駅で待ち合わせ、ニコライ堂へ。

 

重要文化財なのです。ロシア式のビザンチン様式の聖堂です。

ずいぶん前にブラっと来てみたら修復中で外観も見られませんでした。

教会の中も入れますが、午前中は開いていませんでした。残念!

窓も多く、次回は中からステンドグラスを見たいものです。

 

黄色い百合が満開でした。

今年は梅もまだ咲かない状態なので、何の花でも、花が咲いているだけで嬉しくなります。

 

 

 ブラブラと御茶ノ水駅を過ぎ、聖橋を渡り・・・・・

神田川にかかる聖橋からの眺め。 電車が交差するラッキーチャンス

右はJR御茶ノ水駅です。   

 

                  

聖橋を渡るとすぐに湯島聖堂に降りる階段があります。

湯島聖堂は学問の神様、孔子を祀ったお堂です。 5代将軍綱吉が建て、

その100年後に昌平坂学問所となり、江戸儒学の最高学府となります。

明治に入ると、 日本最初の博物館(その後上野の国立博物館となる)や、大学として使われました。 

時代は変わっても、学問の府という立場は変わらなかったようです。

 

残念ながら関東大震災で焼け、大正11年にコンクリートで再建されました。

                  

                  

                  しばらく歩き、門をくぐると登り階段が・・・・

                  歴史ある雰囲気ですね。人もまばら。

                  これが大都市の真ん中かと目を疑います

立派な山門。 

誰もいないのかと思ったら、時間に余裕のある高齢の方達が、グループで散策していました。

私達も、高齢者のお仲間ネ

聖堂

 

屋根の上には龍と虎?  中国風の建物です。

ここが香港または台湾と言われても違和感なし。

 

 

 

 

神田明神入口。

 そしてここが麹で有名な天野屋

テレビでも特集されていましたが、地下が迷路のようになっており、この地下蔵で自家製の麹を発酵させています。

残念ながら雑菌を入れないため、一般人は地下に入れません。

写真撮り忘れましたが店の中は超レトロ。ざっくばらんなおばさまが接客しています。

甘酒は有名。麹の甘さだけで、砂糖は入っていません

          

右の等身大の狸像は 太平洋戦争の時に地下蔵にあったので焼けずに生き残ったそうです。

納豆もここで作っています。特大の粒の納豆で、友人は納豆と言えばこれしか知らなかったそうです。

水戸出身の人に 「大粒の納豆なんて邪道。納豆は小粒!」 と言われ、

「納豆は大粒に限る」 とムキになって」言い返したそうです。

皆さん自分の土地の物が一番ですものね。

 

 いよいよ神田明神へ

火事の多かった江戸の街、ここの建物は新しいものばかりです。

奥が本殿。 この神社は730年創建。 東京で一番古い神社。 江戸の総鎮守。神田祭が有名。

歴史ある神社ですねぇ。

 

友人は生まれてからずっと 家族のお祝い事は全てここだったそうです。

新年の初参りはもちろん、自分の七五三、そして甥御さん姪御さんの七五三、

私と一緒にに写真を撮ろうと言ったら、ここの写真は腐るほどあるのでもういらないと言われてしまいました。

彼女は 「明神様、明神様」 と呼びます。氏神様なので、特別な親しみがあるのでしょうね。

氏神様が神田明神なんて…・素晴し過ぎ

 

今度は昌平橋を渡ります。

高架下は赤レンガのお店。

 

有名な神田藪そば。塀の上に梅がちらほら。・・・・が、お昼はここではありません。

庶民には高くてお蕎麦が少な過ぎるのよ。

はす向かいの中華のお店。 ここはよくテレビで紹介され、昼時は行列ができるそうです。

12時前に入ったのでセーフ  限定20食のランチ1000円。豚肉と銀杏などの炒め物、

美味しかった!お店もおしゃれ!

 

              

この近くには戦争で焼け残った一画があり、鳥すきや、あんこう鍋、甘味所などの

有名店があります。この一角も一度歩いてみたかったのです 

 

甘味「竹むら」 に入るのは次回にして、」この後は友人の知り合いの経営するカフェへ。

 

そして、東京駅近くの国立近代美術館フィルムセンターへ。 

ここでは映画フィルムを文化遺産、歴史資料として残すため、破損、散逸を防ぐ活動をしています。

よく聞く名前だけれど、二人とも行ったことがない   行ってみました。 どんな所かな?

 

大ホールではちょうど現代フランス映画の肖像2という催しがあり 「ジュリア」 という映画を見ました。

若者の結婚式で、周囲の叔父、叔母、両親などの中年カップルが相互に入り組み夫婦の危機を迎え、

それを見た若者カップルが結婚に絶望する物語。

最後はハッピーエンドとなるのですが、皮肉が効いていて意外な面白さ。得した気分。

 

  

その後はこんな展覧会を覘いて、散策終了。

 

いや~~、思った以上に盛り沢山な一日でした。 散策大成功

よく知っている人に案内して頂くとこんなに面白いのね。有難うございました。

二人で 「いい日だったね~」 と言いながら有楽町駅で解散しました。

 

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