気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

府中郷土の森の梅 & 東海七福神

2023-01-21 23:26:11 | 展覧会
20日、気持ちの良い青空に誘われ自転車で郷土の森へ。

 実は19日にも郷土の森に行こうとしたのだけれど、
普段使っていないギア付きの自転車が錆だらけで動かない。
お手入れしているうちに出発が12時となってしまった。
 「お腹空いたね~」という事で途中の府中卸売センターにあるマグロの美味しい店へ。
私はマグロのお刺身はあまり食べないのだけれど、ここのネギトロ丼が大好き。
美味しくて満足し、そのまま家に帰ってしまった。
公園行き挫折。

 20日は再チャレンジ。
今週友人にこの公園を案内するので、その下調べも兼ねている。
冬枯れの木立の中にたたずむ移築された郵便局。小春日和いいなぁ~♬




紅梅、白梅はちらほら。

黄色くもやっているのは・・・・

蝋梅が満開。う~ん、友人と来る時は散り際かしら?
寒波も来るというし、紅梅の時期に変更してもらおうかしら?

久しぶりの愛車。

多摩川河原。上流に向かって走った。
久しぶりのサイクリングなので、脚がガクガクし、
最後は自転車を引いて帰ったけれど、晴れ晴れとした気分。
帰ってからのコーヒーと夫が買ってきた「クルミっ子」がおいしかった。

🌼🌼 5日・東海七福神巡り 🌼🌼

お正月には七福神巡りをしていたけれど、コロナで休止。
スッカリ忘れていたけれど駅で「東海七福神」チラシを見つけ、久しぶりに挑戦。
今まで行ったのは谷中七福神、深川七福神、日本橋七福神、調布七福神。

 東海七福神は京急線「新馬場」で降り、
品川神社(大黒天) 養願寺(布袋尊) 一審寺(寿老人)
荏原神社(恵比寿) 品川寺(部沙門天) 天祖・諏訪神社(福禄寿)
磐井神社(弁財天)と、旧東海道沿いにある。
それぞれの距離は5分とか、15分、長くても20分の歩きで、拝まなければ
テクテクと1時間半もあれば歩けてしまう。
この歩く距離が短いのに惹かれた。高齢者向きの七福神。

品川神社
都内で最も高い富士塚(12m)頂上からの見晴らし。昔は海が見えたそうだ。

一合目から10合目まであり、途中鎖場も!!

5日、松の内なので参拝者が多い。

養願寺
素敵な門松。

街中の小さなお寺だけれど参拝者も多い。

ここでランチ

街の中華が美味しい。結構繁盛していた。

一心寺
とても庶民的なお寺で住職さんがお堂で食事をしていた。
奥様が参拝者一人一人に声をかけ、庶民的な温かさのあるお寺。


荏原神社


品川寺

他のお寺や神社では「ようこそお参りくださいました」とか
「お参り有難うございます」とか温かい声掛けがあったのに、
ここだけは受付がぞんざいな対応で驚いた。
でも本堂の中はいい雰囲気。

天祖・諏訪神社



磐井神社


どの寺社もお正月らしい賑わいと華やかさがあり、
毎年、東海七福神にお参りしても良いかもと思った。
門松が、寺社や会社やマンションの入り口に飾ってあるのも美しい。

一年の願掛けは
今年は戦争も終わり、皆が幸せになりますように!!






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浅草新春歌舞伎 と 地下鉄遅延

2023-01-17 11:40:56 | 芝居
近所の散歩道、蝋梅が咲き始めました。
春が近づいてます。

 15日は待ちに待った浅草新春歌舞伎。3年ぶりです。
いつも一緒に見に行く友人と、観劇の後街をブラブラするのも楽しみの内。

 浅草歌舞伎は若手役者中心で、歌舞伎座などでは出来ない大役をこの場で演じることが出来るため、
若手達の良い鍛錬の場となっています。
歌舞伎の次世代を担う若者たちの生きの良さ、メリハリのある口跡に惹かれ、
毎年お正月20年近く通っています。
それがコロナで2年間中止、どんなに待ち望んでいた事か!

 11時開演なので10時15分に雷門で待ち合わせ。
地下鉄浅草駅に10時に着くように家を出た。
順調に到着予定のはず・・・・・

・・・・が!!!
末広町で停車した!!
線路確認のためとの事。それならすぐ発車のはず。

けれど車内放送は線路確認と繰り返すばかり。
そのうち発車時刻は不明との社内放送があった。

チケットは私が2枚持っている。開演に遅れそう。「どうしよう」と焦る。
知恵を必死に絞り、チケットの写真と歌舞伎会の会員ナンバーをlineで送った。
これで友人は私が開演に間に合わなくても入場できるかも。
我ながらいいアイディア!!ホッと安心。

さて自分はどうしよう?
と思った時に乗客は全員降車してホームで待つよう指示された。
電車の電源を落とすそうだ。
エッ電車の電源を落とす?
滅多にない見ものなので少し楽しみにしたが、5分以上たっても変化なし。
流石に他の方法で浅草公会堂に行くしかない。

でも末広町駅は他の交通機関と乗り継ぎが出来ない。
どうしよう?
駅員に聞くと浅草に出るには秋葉原まで歩き、つくばエクスプレスに乗るしか無いそうだ。ええ~~~っ!!
つくばエクスプレスなんて乗ったことが無い!!絶対遅刻!!

ここで天の声が・・・・「タクシーに乗るしかないか!!」
見れば感じのよさそうな20代息子を連れたおじさんがいた。
恐る恐る「あのー、タクシー代半分お支払いしますので一緒に載せてください」と頼んだ。
「タクシー代はいらないから一緒に乗っていきなよ」とのお言葉。
これが大正解。
地上のタクシーは地下鉄が止まっているのでどの車も先客が乗っている。
3人で手分けして空車を探した。

雷門前に着いたのが10時40分。
タクシー代を出そうとしたら断られてしまい、お言葉に甘える事にした。
「早く行った方がいいよ」と優しく言って下さった。
親切な方達でした。感謝!
丁寧にお礼を言って公会堂へ。
間に合った♬無事友人とも会え観劇。



久しぶりの新春歌舞伎はやはりいいなぁ~。

このメンバーたちの歌舞伎は結構長いので、
2023年からは若い新メンバーに入替かと思っていたが、そのままだった。
今や歌舞伎を支える若手の実力者たちの勢揃いとなった。

第一部の演目は「引窓」と「男女道成寺」
「引窓」は何回も見ているが、いつもと違い軽い仕上がりで、クスッという笑いもある。
「男女道成寺」新悟と巳之助。
新悟の女形がより柔らかく風情ある佇まい、そして踊りも華やかさが増していた。
巳之作の踊りは女踊りから、軽妙な踊りへ。変化とメリハリがあり楽しかった。
こんな事を言うのも生意気だが、全員コロナ以前より格段に上手くなっていた。

観劇後は浅草の街をブラブラ散策。
感じの良い甘味処を見つけ、私はクリームみつマメ。
向う側の友人は「まだ名前の無い甘味」との事で、アイスクリーム、焼餅(黄粉、餡、蜜)など。
久々の逢瀬なので近況報告などお喋りが尽きなかった。

浅草の歌舞伎は食と街歩きと、魅力が沢山あって楽しい♬
(お弁当は、私は十和田の天丼と、友人は今半のすき焼き弁当)

 ちなみにタクシーに乗せて下さった方達は浅草寺に行かれるとの事。
浅草寺の慰霊堂には宗派を問わずお位牌を納めているのは知っていたが、
そのお堂に20年前に亡くなった奥様を祀ってあるそうだ。
毎月15日にはそのお堂を開き、お経をあげ、縁者はお参りすることが出来る。
タクシーの中でいろいろと良いお話を聞くことが出来た。

 温かい方達との一時の出会いと、古くからの友人との逢瀬、人との繋がりに
心豊かな一日となった。(勿論歌舞伎も楽しかった~♬)









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国立劇場歌舞伎初日 「遠山桜天保日記」

2023-01-07 00:04:19 | 芝居
1月3日 今年も国立劇場初日へ


 菊五郎劇団、遠山の金さんのお話。

 劇場はお正月らしい飾りつけで華やか。
ここに来るとお正月気分が盛り上がります。


 3日は特別に曲芸の披露もあります。
実はこの前にロビーで出演者の挨拶もあったのですが、時間を間違え
間に合わず、残念!!

2階への階段で披露。

演目は「遠山桜天保日記」 尾上菊五郎、中村時蔵、尾上松緑、尾上菊之助。

 江戸時代末期に北町奉行を務めた遠山金四郎は、「天保の改革」で危機に陥った芝居町を救うために尽力します。

 ストーリーは省きますが、後半、奉行所の白州で遠山の金さんが裁きを下す場面は菊五郎の貫禄ある姿が美しく、
流石千両役者と、見ていてスカッとします。
その分菊之助の見せ場が少なかったような・・・これは残念でした。

 そして大詰、一転して「河原崎座初芝居の場」となり、役者たちの華やかな踊りが披露されます。
大人気だったのが、
菊之助の息子・尾上丑之助、
寺嶋しのぶの息子・寺嶋眞秀、
中村梅枝の息子・小川大晴、
坂東亀蔵の息子・坂東亀三郎たち4人、9歳から10歳のちびっ子たちの元気の良い踊り。
見ているだけで微笑ましくって、観客も笑顔。応援したくなります。
この子たちがあと数年で浅草の新春歌舞伎に出演するようになるのでしょうね。
歌舞伎の未来を背負う子供達です。
また歌舞伎を見る楽しみが増えました。

国立劇場は秋に閉場し建て替えられます。
そして2029年に再開。これが最後の歌舞伎公演となります。

私うっかりしてました。
着物選びに失敗した事は無かったのですが、今回は大失敗。
今年は何だか明るい気分ではなく、着物や帯は亡くなった叔母や祖母の物に
包まれたい気分でした。それに3階席だし気楽にね。
 それで叔母の地味な小紋と祖母の帯にしたのですが、
初日、加えてこの劇場最後の歌舞伎という事で
訪問着など華やかな着物の方が多かった!!

 昨年よりもずっと着物姿が多く、豪華な雰囲気。
ちょっと着物選びに失敗しました。母の綺麗な訪問着があったのにね。
でもそんなものです。叔母の着物が披露できて良しとしましょう。

 そういえば、劇場入口には華やかに装った役者さんの奥様達が御贔屓さん達に挨拶していました。
シュッと背の高さが目立つ寺嶋しのぶさん、隣には富司純子さん、
そのほか大勢の奥様方、綺麗でした。
眼福とはこういう事を言うのでしょう。

ちなみに2日、初参りに着て行った着物。
帯は祖母の物。短いので作り帯にしました。


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明けましておめでとうございます

2023-01-02 22:00:55 | 展覧会
 皆様にとって幸せな一年でありますように、心からお祈りいたします。
今年も宜しくお願いします。


2日、赤坂日枝神社に初参り
エスカレーターもあります。 でも・・・

娘と階段下で待ち合わせ、昔からの階段を登ります。
ここに来初めて50年以上、私達夫婦も年をとりました。
階段がきついです。
コロナのため、破魔矢神楽は今年も中止です。

元旦は家族5人集合で祝い膳を囲みました。

わが家の定番は地味ですが別々に味付けをした煮物です。
出汁や味付けを変えて5種類程煮ます。
実家の味です。

近所の初参り
5人で記念写真を撮り、相も変らぬ1年が始まりました。

ただ健康で1年を過ごしたいと思います。
そして日本のまだ知らない所を旅したいと思っています。 
私にとって旅は活力の元です。




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