気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

年末の始末料理・12月の舞台

2018-12-29 23:48:25 | 芝居

 後2日もすれば、ブログには豪華なお正月料理が並ぶことでしょう。

でも今日は真反対の始末料理のお話です。

始末料理なんて言葉があるのかしら?

今ある材料を捨てずに何とかしようと言う気持ちの現れですね。

 

 大掃除で引き出しの片隅から数年前の沖縄の黒砂糖1㎏が封も切らずに出てきたのが始まり。

私は豆かんが大好きで、赤えんどう豆を煮て、寒天を溶かし型に入れ、黒砂糖から黒蜜を作り、

一人でニコニコと食べます(ほかの家族は豆かんに燃えないので、敢えて勧めません)

でも、このところ黒蜜も作っていないわ。味は変っていないし、さてどうしよう?

使い道ありました~ 大根の佃煮。

だんだんさんが作り方を公開、その後ラッシーママさんが美味しいと何回もブログで取り上げ、

瞬く間にブログ上で広まったあの佃煮です。

     

コクのある黒砂糖を使ったので、美味しく出来上がりました。

さて大根を使うと残るのは葉っぱ。

正月用にカブの甘酢漬も作ったので、大根とカブの葉をゴマ油で炒めた箸休めも追加。

この黒ゴマは福島の従姉妹が送ってくれたもの。炒るのが面倒で、そのままにしていた物。

更に、今日の夕飯はブリ大根。佃煮の汁に醤油を加え、煮るだけなので簡単。

               

 

最後は

     

簡単林檎ケーキ。

ホットケーキの素が半分冷蔵庫にあったので、リンゴをバターと砂糖で煮て、ケーキ型に入れ、

上からホットケーキミックスを入れて焼いたもの。

写真はよく映っていないけど、素朴でそれなりに美味しく、夫とお茶しました。

 

 そうそう、夫は今スズメに夢中。毎朝、小さく刻んだパンの耳を庭に撒いています。

30分後には20羽程のスズメが来て、あっと言う間に食べていきます。

今日は、これも引き出しから見つけたパンミックスで手作り?パンを焼いたので、そのパンを蒔きました。

でも一羽だけやってきてチョチョッとついばむと 他のスズメを呼ぶことなくすぐに去ってしまいました。

手作りパンはスズメのお口には合わないようでした。

 

 こんな事が出来るのも例年より閑なんでしょうね。今日は買い物と始末料理で終わりました。

 

12月の歌舞伎

  

12月5日 国立劇場にて吉右衛門の石川五右衛門の通し狂言。

     やはり、吉右衛門いいわ~。悪い奴を演じても品がある。

  

             

12月18日 歌舞伎座にて夜の部、玉三郎の阿古屋を夫と見に行く。

      阿古屋は平家の武将景清の愛人。景清の行方を突き止めようと敵方の武将が阿古屋を尋問し、

      琴、三味線、胡弓を弾かせることで阿古屋の心の内を推し測ろうとする。

      演奏しながら、阿古屋の微細な心情を表現する難しさで、戦後この役ができるのは、亡くなった歌右衛門と

      玉三郎だけと言われている。

      数年前に一度見ており、今回は2回目。

      筋は知っているので、ただただ玉三郎の華やかな衣装と演奏しながらの演技を楽しんだ。

      久々に1等席で。花道に玉三郎が出てくると豪華な衣装なのに、そこだけが静まり返って見える。

      出てくるだけで劇場の空気を一瞬にして変えてしまう力は凄いの一言。

      尚、この阿古屋はAプロとBプロの分かれており、Aプロは玉三郎、Bプロは梅枝と児太郎が阿古屋を務める。

      後進に難しい芸を伝えて行こうという玉三郎の気迫が感じられる。  

 

 今年もあと残り2日です。

ブログを読んで下さって有難うございました。

来年もどうぞよろしくお願い致します。

 

 

 

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ムンク展、瞼の検診、豊洲市場、宮内庁美術展

2018-12-26 21:50:05 | 病気・後遺症

 しばらくお休みしていました。

12月前半は目の静養のため自宅。

月半ばから忙しくなり、クリスマスはノンビリと思っていたら、息子達が来ることになり、急遽クリスマス鍋パーティ。

鍋に息子達持参のシャンパン、まぁ、料理をする暇もなかったけれど、こんなクリスマスもアリですね。



13日 午前中はムンク展へ。

十数年前の展覧会で「叫び」を見ているが、今回は前回とは違うものが来た。

「叫び」は全部で4点あるのだそうだ。

午後は神田に出て、JR・大人の休日クラブ主催の隈研吾の講演会に行った。

新国立競技場と、新駅、高輪ゲートウェイ駅の設計で、今最も注目されている建築家。

前日モロッコから帰ったばかりだそうで、世界からもオファーが多いそう。

話を聞き、人気の秘密が分かった気がする。

偉ぶらない(司会の残間恵理子氏によると、ヨレヨレの服着た、普通のおじさん)

地域の環境、特性を重視して設計。

人の話をよく聞く。

地域に残る材料、技術を大事に、建築に取り入れる。

沢山のスライドを見ながらの話だったが、人の心にスッと入ってくるような抵抗感の無い建築家だった。

新国立競技場も、高輪ゲートウェイも完成が楽しみだ。

 

14日 鎌倉でカイロプラクティックの後ハイキング(前回のブログ)

 

15日 ラッシーママさんからのお誘いで宮内庁の美術展へ。

関係者だけしか入れない美術展だそうで、お誘いが無ければ一生体験できない事だった。

ラッシーパパさんと行くはずが、なぜか私にお声をかけて下さって得難い時を過ごした。

寒くもなく散策日和。

皇居坂下門から入る。右に屋根が見える建物が宮内庁庁舎。

春秋に行われる 乾通りの桜と紅葉の通り抜けの時に、左側に見える建物3階で行われる。

通り抜けの時に、この建物の中に入りたいとずっと思っていたが、そんなチャンスが来るなんて、考えもしなかった。

 美術展は、宮内庁に働く職員と、各宮様方、天皇ご一家の作品が展示され、関係者が静かに見ていた。。

写真、絵画、手工芸、書道、生け花、変わった所では、12単衣の着付けの復元。

天皇皇后は歌会始の和歌を展示され、その前で記念写真を撮る方達が多く、人だかりしていた。

 

その後、建物内を見学。

写真を公開できないのが残念。

宮内庁の古い建物なので、日本文を感じさせる趣ある部分が多いのかと思ったら、

意に反し、質実剛健、無駄が無く質素。

古い建物を手入れ良く大事に使っており、古いにもかかわらず清潔で、静謐な感じがした。

部屋の名称は黒い板に白字で書かれていた。

その一つは「文書複写室」。  今は「コピー室」と言いますよね。

古めかしい名称が、建物とよく似あっていた。

 

地下に売店があり皇居のオリジナルグッズ&お菓子を売っていた。

食堂で一休み。ラッシーママさんから、今年の出来たばかりの干し柿を頂いた。

いつもより小ぶりでしたが、コクがあって美味しい~。

帰りは坂下門から大手門へまわり、日本庭園へ。

まだまだ紅葉が残り、都心の静かな公園を二人でのんびりと散策した。

天気も良く、素敵な一日でした。

ラッシーママさん貴重なお誘いありがとうございました。

ラッシーママさんのブログが楽しいので、こちらもどうぞ。

 

17日 形成外科T先生に、瞼の出来を確認して頂いた。

「違和感なくなりましたね~」と嬉しいお言葉。

可愛くなりましたね~とは言われなかったけれど、違和感なしは、私にとって最高の誉め言葉。

手術から11年10か月にして「普通の目」を手に入れた。\(^_^)/

 

 この病院にいると落ち着くので、コーヒーを飲んで休憩。

お昼をどこで?と考え、豊洲市場が浮かんだ。 近いのです。

セリの見学通路からセリ場を覗く。

昼時なので勿論セリは終了していた。

そばにいる警備員に聞くと、朝5時からセリ見学ができるそうだ。

家を3時に出なければ見られないし、電車もない、無理ですね~。

豊洲市場の屋上緑化。  散策が出来る。

本日のお買い物。

上の方の新ノリがパリパリで美味しかった。

卵焼きは650円と800円があり、同じ大きさ。

店のおじさんに聞くと、材料も焼き方も同じ。

ただし値段の高い方は焼き一筋50年の職人さんが一人で焼いている卵焼き。フワフワ感が違うらしい。

そう聞いたら800円の方を買いますよね。中まででフワッとしていて美味しかった。

 

そうそうランチは、お寿司類はかなり並んでいて入れず、大正10年創業のカレー店で、シーフードカレー。

エビ、イカ、ホタテ、アサリがゴロゴロ入っていた。カレーは外であまり食べたことがないが、これは大正解!

 

 最近都心や遠くに用事のある時は、近くに楽しい所があれば 寄り道する事にしてます。

一粒で二度おいしい・・・・太極拳の仲間から知恵を授かりました。

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たった2時間の大冒険

2018-12-16 00:56:25 | 日帰り旅行・ハイキング

 人っ子一人出会わぬ道を歩き、山に登り、遥か遠くを眺め、動物に出会い、

ポツンとベンチ一つの展望台でお茶を飲み、見た事のない景色に次々出会い

山道をなんと3度も迷い、すわ遭難か?と不安もよぎり・・・・

これがたった2時間のうちに経験した私の大冒険。

地図片手に、次は何があるのか予想の付かない道を歩いてきた。

 

 今2か月に一回、鎌倉のカイロプラクティックに通っている。

いつもは、これ幸いと鎌倉で友人と待ち合わせして三十三観音巡りやランチを楽しんでいたが、

最近は一人で行く事も多くなった。

一人で海を見たり、八幡宮に行ったり散策や買い物を楽しんでいたが、

14日は天気も良く、一人ハイキングを思いついた。

選んだのは2時間以内で歩ける所。

いくつかコースがあったが、景色の良いという衣張山(120.2m)を選び、

カイロプラクティックに行く前に観光案内所でハイキングコースの手書きの地図を貰った。

(この地図が問題だった。目印が書いてなくてわかりにくい~)

 

(本日のコース概略)

 

鎌倉駅からバスに乗り杉本観音で降りる。

         

観音様のいらっしゃる杉本寺は創建が奈良時代。鎌倉幕府成立の500年前からある古い寺。

鎌倉で一番古い。

 

12時15分出発。

住宅地を行くと、平成巡礼道の看板があり、急に山道に入る。

 

鎌倉の山を馬鹿にしてはいけない 。 結構急な山道が続き、体温が上がり、ダウンを脱いだ。

人っ子一人いない山道。この先はいったいどうなっているのかしら? 

急に視界が開け、鎌倉随一という海の景色を臨むことが出来た。

ここで初めて、お弁当を食べている人たちと出会う。

中学生たちと、中年の女性二人。 

穏やかで、のどかな光景ですね。

 

下り道でも、誰にも会わない。

尾根道を歩く。

       

台湾リスに出会う。可愛いけれど、外来種であり、旺盛な繁殖力で、在来の生物を脅かす。

 

ハイランドという住宅地に出た。

ここは富士山が良く見えるらしいが、この日は全く見えない。

残念、楽しみにしてたのに~

ここから、名越の切り通しに行きたいのだが、道がわからない。

丁度景色を眺めていた人に聞くと、「まっすぐですよ~。山道ですけどね~」

 

手入れされた道が途切れ山道に入る。

左右の分かれ道を階段側に登っていく。

確かこの辺に展望台があるはず。

      

ありました~。ベンチ一つの小さな展望台。

正面は鎌倉の海。

お茶を飲んで暫し休憩。

 

山道を行く。

看板が出てきた。「名越切通」そうそう、こちらに行きたいのよ。

でも「まんだら堂やぐら群」て何?

少々ワクワクしながら歩く。

「お猿畠の大切岸」800mにわたる崖。

近年の調査で、鎌倉幕府がここの石を切り出し、建築の基礎などに使っていたのがわかった。

さて、延々とこの崖の下を歩き、山道に戻るべく上に上がり、また歩くと

    

またこの標識が・・・

キツネにつままれたみたい。

横道を見逃したのかと思い2回目、同じ道をたどると、またここに出てきてしまった。

3度も同じ場所に来てしまうなんて、ここで遭難? 鎌倉で遭難なんて聞いた事がないけど私が第1号?

妄想は広がったが、携帯が通じるし、最悪引き返せばいいしと、今度は矢印と違う道を行ってみた。

3度目の正直成功するか?

 

やはり崖に通じる同じ広場に出てしまった。 何という事!!

そこへ、今回のハイキングで初めて山道を歩いている人に出会った。優しい夫妻に道を聞いた。

私が見逃していた道があった。この夫妻に出会わなかったら、きっと引き返していただろう。

分かりにくい所には標識をしっかり立ててもらいたいものですね~と、自分の不注意を棚に上げて少し怒る。

   

やっと標識に出会った。

まんだら堂やぐら群への矢印がある。

これがまんだら堂やぐら群。

鎌倉時代の霊園だそうで、岩をくりぬいた中に、供養塔や石仏が収められている。

今修復中で、近くまでは行くことが出来ず、金網越しに写真を撮った。

不思議な光景で、今までこのようなものを見たことがない。神聖な場所なんですね。

12月17日までの土、日、月は特別公開され、近くまで行かれるらしい。

両側が崖に道が続き、上の写真が一番幅が狭い所。

鎌倉には7つの切通しがあり、ほとんど歩いた気がするが、ここだけは来たことがなかった。

途中であきらめずに切通しまで来ることができ、満足。

 

 この後住宅団地を抜け、バス停に着いたのが2時15分。

丁度2時間ぴったりのハイキングだった。

2時間の割には驚きと刺激のあるハイキングだった。

 

 鎌倉独り歩きハイキング、嵌りそうです。

 

 

 

 

 

 

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高幡不動の紅葉 & ゴールドプレート入替手術の抜糸

2018-12-05 01:06:27 | 病気・後遺症

 

 動かないと体力無くしそう・・・・ふらりと日野市の高幡不動尊に行ってみた。

思いがけず紅葉真っ盛り。2日の日曜だったので、そこそこの人出。

12月だというのに、七五三の可愛い女の子たちもチラホラみかけ、紅葉と相まって、境内は華やか。


裏山も綺麗。

 この山には山内八十八か所という、四国の札所に対応した仏さまがいらっしゃる。

山を1時間ほど歩くと四国八十八か所を廻ったのと同じご利益という、まことに簡便なお遍路が出来る。

今病弱(笑)なので、健康を願ってお遍路してみた。

1番から10番ぐらいまで仏さまに手を合わせると、全部手を合わせてみたくなり、88番まで廻ってしまった。

ずっと歩いてなかったので、仏様効果もあり、実にスッキリした。

大日堂の前に88番の仏様がいらっしゃる。

思いつきで一人で行ってみたが、疲れもせず、気分爽やか。

この日は12000歩ほど歩いた。

 

 昨日3日はいよいよ抜糸

治療室に入ると手術して下さったT先生と違う先生がいらした。

手術の時助手をしてくださった先生だ。

「瞼はデリケートな部分だし、細い糸で縫ってあるので抜糸少し時間かかりますよ~」とおっしゃる。

眼の縁がパチッ、チクッとするくり返しが始まる。

「大変な手術しましたね~」ともおっしゃる。

自分ではそんなに大した事とは思っていなかったが、確かに細かそうだ。

眼の縁を切り、筋肉にしっかり縫い付けてあるゴールドプレートの糸を切って外し、プレートを目の形に曲げ、

さらに上の方にプレートを縫い付け、表面を閉じる。

「目の形が良くなりましたね。可愛い目になりました」

先生、若いのにお口が上手

気になっている目の事をこんなにも大事に扱って下さって、とても嬉しい。

最後に

「再来週、担当のT先生に仕上がりを見てもらいましょう」ですって。

仕上がりという言葉がなんとも可笑しくて、笑ってしまった。

ここの病院の形成外科の先生、皆優しい。

部長のS先生(私の元担当)の薫陶のたまものでしょうか。

 

 こんな手術ができるのも東京にいる有難さだと思っている。

様々な事情で、形成外科の手術が出来ない方も沢山いらっしゃると思う。

でも顔面マヒの情報が少ない中、こんな方法でこんな手術をしたという情報を流していくのも何か役立つかもしれない。

そうそう、形成外科手術も健康保険が効くのですよ。

 

 瞼がチクチクし、熱を持っているようだが、今日は歯医者。

形成外科と歯医者通いで忙しいが、完治まであと少しです

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瞼のゴールドプレート入れ替え手術

2018-12-02 01:07:16 | 病気・後遺症

 

  久々の後遺症カテゴリーの記事です。

お顔の手入れ・・・・と言ってもクリームやマッサージではないのよ。

私の場合手術です。顔にメスを入れます。

 

 瞼に入れている3gのゴールドプレートが、皮膚を破って飛び出しそう・・・・と、気が付いたのが1か月前。

(自力では瞼が閉じないので、瞼に錘を入れている。本物の金

何かの拍子に手が瞼に触れると、プチッと音がして今にも破れそうな痛みを感じる。こわ~!!

これは危険と、早速ガン治療と形成外科治療をした病院に電話をし、診察。

瞼の皮膚が、経年変化で薄くなっているとの事で、錘をより上の方に入れ直す事になった。

26日に手術決定。

 

 今回の手術には2つの不安があった。

 

 一つ目は、最近下瞼を縮める小さな手術はしたが、久々の グサグサ感のある手術が少し怖かったこと。

大きな手術も耐え難い痛みも経験しているので、それと比べれば小さな手術なのだけど、

久しぶりなので珍しく怖気づいた。小さな手術でも痛いのは嫌

今年の春の検診で、破けそうなので今年か来年手術しましょうと言われていたが、ギリギリまで延期しようと粘っていた。

そのギリギリが思ったより早く来てしまった!

 

 二つ目は、今まで11年間私の顔を見てくださった先生が外来診療をやめてしまった事。ショック

去年の検診時から、ご病気を抱えていらっしゃる様子に見え、心配していた。

何かあったのかしら?気になる~。

滅茶苦茶な顔の時も「喋らなければ普通に見えるように治す」と自信をもって言って下さり、

私に希望を与えてくださった。

 その後数年かかったが、その通りに治療して下さり、、今、気負いなく、普通の生活を取り戻している。

どんなに感謝しているか、計り知れない。

診療の時、看護婦さんに先生の病状をしつこく聞いてしまった

特に病状が酷くなっていたわけではなく、負担の多い外来をやめただけと聞き、安心した。

 それで、若い先生に担当が替わったが、まだ信頼関係が出来ていないので不安。

顔、それも目なのでまた容貌が変わってしまわないかと不安。

 

 落ち着かない日を過ごしていたが、ナント手術前日の日曜日、猛烈な歯痛に襲われた。

頬が腫れて痛い。次の日は瞼の手術。

歯の治療を先にするか?瞼にするか?究極の選択だ。

瞼の手術をすれば痛み止めを貰えるのを唯一の希望にして、次の日病院に向かった。

 

 月曜日、手術の時間が遅れ、2時半の予定が、4時開始。

先生2人、看護婦さん2人、部分麻酔で正味1時間半の手術。終了6時。

緊張と昼から飲まず食わずだったので終わった時はフラフラ。

先生が最後に、

「手術前よりキュートな目を目指したんですけどね~。以前の傷跡が思ったより固くて思うようには行かなかったナ~」と。

そう、瞼の同じ所を切るのは3回目なのです。

容貌が悪くならないように配慮して下さったようで、

この先生も患者の気持ちを汲み取って下さる優しい先生だと確信。

これからはこの先生を頼りにしようと思った。

 現金なもので、手術が終わったとたん、すべての不安が消し飛んで、さ~、次は歯医者に行くぞ~という気分になった。

 

 火曜日は歯医者。

日、月、火、水曜日と、目と歯にかなりの痛みを抱える日を過ごした。

そして、昨日から痛みも腫れもひき、目も普通に開くようになった。

 

 ずっと家に引きこもっていたため、体力を落としたので、まずは散歩から始めた。

そして今日は久々に電車に乗って外出した。

 

病院通いは続くけど、回復しました

 

 

 

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