気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

国立の食事会 & 2,3月の舞台 & 着物

2017-03-31 00:18:49 | 芝居

 今日31日は、お台場の病院へ。

下瞼の手術をしてくださる先生と初顔合わせ。

ベテランの先生と聞き、勝手に4、50代位と想像していたが、30代か40代初めの若々しい先生で驚いた。

一瞬大丈夫か?と思ったが、

手術の方法も図解して詳しく説明して下さり、すっかり安心。

大丈夫。お任せしますのでよろしくお願いします。

帰りに夫と新宿御苑でお花見の予定だったが、寒すぎて中止。

目黒の美味しい居酒屋さんのランチ、カキフライとイカフライとアジフライを食べた。

サックサクで中身はフッカフカ、美味しかった。

 

 

 国立の桜は

 

まだこんな感じ。 いつもの年なら満開か八部咲きの時期なのに、今年は春が遅いですね。

少し暖かい30日に国立でお食事会。

 

 私は40代から着物を着ていますが、本を見ながらの独学。

それでも恥ずかしげもなく外出してましたが、どうもピシッとせず、

7年ほど前に市の短期講座を受け、その時の講師の先生とメンバーで着付けの会を作り練習。

おかげで早く、綺麗に着ることが出来るようになったが、会は延々と7年も続き・・・・少し飽きました。

ここ数年は3か月に1度の講習ですが、この辺が潮時。会を解散することにした。

 

 30日は、先生へのお礼を兼ねて、皆さんとのお別れ会。

場所は国立の民家レストラン。一日一組です。

皆さん着物を着て勢ぞろい。

店主さんが野草好きで、沢山の植物が庭にも室内にも飾られ、

お料理も自然の味を大事にしたものばかり。

特に珍しい物はないのですが、手間暇かかっていて感動!!

室内とお料理紹介しますね。

鉢植えのしだれ桜は満開

 

黄フジ

 

この黄色い花の名前は何度聞いても覚えられなかった。

 

 お料理

 

花豆(この前に桜の器に入った甘酒)、フキノトウと葉、ニラのお浸し、冬に干した大根と菜の花、桜色大根

          

自家製の里いも、こだわりのこんにゃく、ゴボウの煮物

 

小松菜の酢味噌(自家製)

 

 

蒸かしたサトイモを片栗粉を付けて揚げ、フキみそをかけた。 大根とウドと、おからの酢の物

 

油揚げ、とうだち菜(大きい小松菜)、漬物(乾し大根、フキ、桜型の大根を梅酢で色付け、大根かぶウド)

     

桜おこわ(おこわはササゲで色付けし、ササゲは取る。桜の塩漬けを飾る)、 白みその味噌汁

 

            

ヨモギ団子(作り立てで温かい)、  さくらの塩漬けの入ったゼリー

 

オーナーさん、どれもこれも手のかかったお料理を、たった6人のために作ってくださった。

感謝です。

玄関脇には ヒカゲツツジが満開。

 

  1月からの着物

  

3枚の紬の着物、着るのは10年ぶり以上。どれも痩せている時は似合わなかった。

やっと体重が増えてきたので、着物に負けることが無くなった。

 

  2月3月の舞台

● 2月5日 「走る」 倉本聰、富良野塾の特別公演 サンシャイン劇場にて。

  

  サンシャイン劇場で4日間の公演。出演者は30人ぐらい。

  最初から最後まで全員がひたすら走る。タッタッタッという音が耳にこびりつく。

  マラソンのスタートからゴールまでなのだが、人はなぜ前に進むのか?走るのか?

  と一人一人の様々な思いを掘り下げていく。

  出演者はアスリート並みの訓練をしたそうだ。

  また前に進んでいるようだけど実は進んでいないという独特の走り方、走りながらセリフを言う難しさ等、

  普通の芝居にはない工夫と訓練が必要だった。

  最初から最後まで、息を付かせぬ緊張感漂う舞台だった。

  千秋楽だったので、倉本聰さんの挨拶があった。杖を突いて、お体が不自由そう。

  富良野グループの公演はこれが最後と言ったが、またやるかもしれないとも言われていた。

  またを期待しましょう。

  2月のMYbest!!

 

●2月20日 文学座 「食いしん坊万歳」紀伊国屋サザンシアター

 

● 3月6日 国立劇場「伊賀越え道中双六」

   

  一昨年読売演劇大賞を歌舞伎で初めて受賞した作品。

  前回と同じ出演者で再演。

  前回も見ているが、吉右衛門の名演にハラハラドキドキする。

  雪の中で助けを求める妻子を見捨てる切なさ、わが子を手にかけた身を切るような辛さ、

  今の常識では不合理な世界だが、出演者全員が上手で物語の世界に引き込まれる。

  3月の MYbest!!

 

● 3月9日 国立劇場にて 『歌舞伎研修生発表会」

      歌舞伎以外にも鳴り物、義太夫、三味線、お囃子などの研修生の発表がある。

      去年行き、面白かったので、今年も。 毎年行くつもり。

 

● 3月11日 新宿末広亭の寄席 ここは初めて。毎月1回の学習会で、今回は寄席体験。

 

● 3月19日 市の平和コンサート  花房晴海&横坂源 デュオコンサート

        平和の大切さを感じるコンサートで毎年開催。 一昨年から行き始めた。

        一流の方の音楽を身近に聴くことが出来るのは嬉しい。

 

● 3月28日 芸術劇場シアターウェスト MONO「ハテナノウタ」 友人のお誘いで。

 

4月は、何か月も前にチケットを買った芝居がある。 今からワクワクです。

 

    

   1日午後から、4日まで旅行に行ってきます。

 コメント欄は空けてありますが、返事が遅くなります。

 ご了解ください。

 

 

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花粉症はつらいね。 ひな祭りの会など

2017-03-22 00:34:59 | その他

 3月21日火曜日、雨。

実に暮らし易い、よい日でした。

何か特別の出来事があったわけではありません。

ただ花粉が少ないのです。

おかげで家から1歩も出ずに、面倒なグループ旅行の予約、友人とのメール、

会計を引き受けているグループの会計報告、ミシン、などなど雑用がはかどる事!!

 

 酷い花粉症のため、2週間ほどボーッと暮らしてました。

昼間はお出かけするのですが、夜になると疲れてしまって何をする気も起らず

パソコンを触る気も起らず、ただただボーッとテレビを見て生産性ゼロの日々。

今年は少し花粉の量が多いそうですが、私には何倍も飛散しているように感じます。

毎年飲んでいる薬が効かない!!

2倍量飲むと胃が荒れ、痛くなってしまいます。

年齢を重ねてきたので昔より楽になり、そろそろ花粉症とはオサラバかと思っていたけれど、

そうは問屋が卸さない。

花粉症の皆さん、何か良い対策法があれば教えてくださいね。

 

3月はまぁ、普段の月と変わらずですが、少し報告です。

近所の桜が満開 (10日前なんですが

 

 ひな祭りの会 

この写真に見覚えのある方・・・・そう3月8日は恒例立川G店主催のひな祭りの会でした。

普段着る機会のない着物を着て華やかに楽しもうという会です。

ご自分の成人式や卒業式に着た着物、派手になってしまった着物、お母様やおばあさまの思い出の着物、

お気に入りだけれど着る機会のない着物、などなど皆さん思い入れのある着物を着て集合。

 

 私はアレルギーが始まる時期に当たりそうで、参加するつもりが無かったのですが、

今年でひな祭りの会が最後と聞き、「行かねば」と頑張りました。

                    

       私はブログのお友達に頂いた未着用の着物を着ました。(真ん中)

       せっかくの綺麗な着物、こんな時にでも日の目を見せてあげたいなと

       私が着てしまいました。とても上品でしたよ。

       いつか娘にも着せたいです。・・・Tさんありがとうございます。

             

 

 ピール作り 

 

ラッシーママさんから頂いた文旦で、私もピール作りに挑戦。

このテーブルの上に載せ、洗濯用のネットをかけます。真ん中はトマトジュースの缶2個組のパック。

テーブルのまま出したり入れたりできるので便利です。

出来上がるのが楽しみ 一皿は、チョコレートをかけてみようかな

 

 

孫が来た・・・・訳ではありません。

友人とそのお孫さんたちが遊びに来てくれました。

食事の後、多摩川べりの公園へ。

そこには遊具が沢山あるのですが、二人のエネルギーには到底かなわない。

ベンチに座り、友人と二人、子供たちが遊ぶのを眺めていました。

はたから見れば、孫の面倒を見るおばあさんが二人、ベンチに座っているように見えた事でしょう。

私達も年取ったなぁと実感 良い日でした

 

 

       

 

 

 

 

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定期検診 & 草間彌生展

2017-03-15 16:50:02 | 病気・後遺症

 今日3月15日は定期検診でした。

 2007年2月に手術したので丸10年以上経過。
もう転移はほぼあり得ない、これからは健康診断を定期的に受け、体の他の部分に注意を向けるのが大事と頭頸科の医師に言われた。
やっと完了♫

でも来年、もう一度だけ検診を受けるつもりです。


11ヶ月ぶりの病院は明るく広々と改装されていた。

 頭頸科の前に診察した形成外科では・・・・
左目がアカンべー状態ですって。
「涙が出てくるでしょ?」と言われ、確かにいつも涙を拭っているのに気が付いた。目の渇きが辛かった。
下瞼が下がり、涙を目にキープできなくなっているそうだ。
下瞼を吊り上げる手術する事になった。

 私の顔は常に診てもらい、不都合があれば手術してもらわないと、普通が保てない。
担当医師が最初の形成以来ずっと同じで、注意深く私の顔の変化を見て下さる。とても有り難く幸運。
気になったのは11カ月ぶりにお会いした先生がお痩せになり、疲れたご様子だった事。
何だか心配。お元気でいて下さいね。
先生のお身体が一番ですが、我儘を言えば、いつまでも担当していただきたいわ~。

午後は国立新美術館へ
衰えることのない、パワーを浴びてきました!

御年、87歳! もう彼女自身がアート!

最初の部屋は写真撮り放題。






水玉模様の木

外にはカボチャが鎮座

今まで箱根(場所は思いだせず)、埼玉県立近代美術館松本市美術館で展覧会を、そして瀬戸内海「直島」で海と共存する「カボチャ」を見てきた。いつも心地よい興奮が身を包み、幸せな気分になる。

幼いころから幻覚と幻聴と闘い、成人してからは私達が見たことのない世界に挑み、表現し続けてきた草間彌生。展覧会に行くだけで気力充実!


夫がグッズを買いこんだ。 (レジはナント40分待ち!!、大人気!)
子供たちと私にプレゼントしてくれるそうだ(^^♪   (飴は関係ありません)

スマホから一部投稿してみました。

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東海道だらだら歩き その3 川崎宿

2017-03-03 23:54:59 | 散策

  2月26日晴天。

東海道だらだら歩きも3回目、今日は川崎宿を歩きます。

 

ところで参考にしている本がこれ! 

前回はコピーを頂いたのですが、今回からは全員が買って持参です。

    

寄った場所にはマーカーを付けて、書き込みもする。

毎回マーカーの色を変えると良いと聞き、私も早速まねっこ。

そして毎回1箇所だけ全員で写真を撮り、記念とすることにした。

目的地は小田原・・・・何枚写真がたまるのか楽しみ

 

 朝10時に京浜蒲田に集合。いつもの4人で出発~~

前回は まず温かなできたての串団子を買い皆で「美味しいわね~」と言って歩き始めたが、

今回はズーッと第一京浜沿いに歩くので、魅力的なお菓子屋さんもなく、ひたすら歩いた。

勿論おしゃべりしながら

 

六郷神社

六郷神社の境内。

六郷一帯の総鎮守。源の頼家、義家がこの地で軍勢を募ったのを起源としている。

源頼朝がここで戦勝祈願し、奉納した手水石がある。

第一京浜沿いにあるとは思えない、静かで広く美しい神社。

境内にある邸宅?事務所? 白梅の似合う家です。

私達は道路沿いから入ったが、こちらが正式な入り口。

この前に昔の参道らしきまっすぐな道が続いていた。

 

宝珠院

玉川八十八か所霊場、第八十五番札所

 

昔の六郷橋の門(入口)と 橋の親柱

ずいぶん立派な橋だったのですね。

横断歩道もないので、手前の白い柵を乗り越え、道なのか、隙間なのか、よくわからない所を歩くと・・・・

 

北野天神に着く・・・止め天神とも言われている

八代将軍吉宗の乗る馬が暴れだし、あわや落馬という時に北野天神のご加護で落馬を止めた。

それ以来、「止める」というご加護があるという。

病気の進行を止める、受験の落ちるのを止める、不良息子を止める、家出を止める・・・・なんでもあり

お肌の老化を止める・・・もありかな?

とにかく止めたい時にはここへどうぞ

今でも毎月25日に社が開き、中にある木馬に乗って祈願すると効果てき面らしい。

  

昔の力石が飾られていた。            塚に絵馬とは珍しい!!

後ろにいるおじさんがいろいろ説明してくれた。

とても都内とは思えないひなびた感じが親しみやすい。

今回一番気に入った場所です。

その横はすぐに多摩川。

ここを渡ると川崎市。

いよいよ川崎市に入る。

 

この場所は天皇が京都から来られた時に渡御された場所。

橋が無いので舟を並べ、板を渡してその上を通られたそうだ。

        

 

橋を渡ると第一京浜から外れ、川崎の繁華街に入る。

そろそろ昼食。

暗黙の了解として、ランチはなるべく古いお店で食べる事にしているのだが、ない!ない!

今はビルだが、美味しそうな和菓子屋さん発見! 創業103年だそうだ。

今は使われなくなった干菓子の型を壁に飾っていた。

海老、鯛、梅、菊、など色々。

こんな落雁や、砂糖菓子がありましたね。 今は全く需要が無いそうだ。

 

      

       

      ここで和菓子を買い、昔川崎宿の宿で出していた、奈良茶飯風というおこわを食べた。

       栗と大豆と小豆がふっくらおいしい。

 

       

 川崎宿交流館というのがあったが、興味をそそるものは無し。

この街道沿いには〇〇跡という看板が沢山あるが、古いものは何も残っておらず、残念。

川崎の繁華街なので、これは仕方がないですね。

 

 

宗三寺               教安寺

 

 

左写真 人骨慰霊碑 江戸時代天災などで亡くなった方達の骨が見つかり、慰霊碑が建てられた。

右写真 専念寺。たくさんのネコが日向ぼっこをしていた。逃げるでもなく私達を邪魔そうに見ていた。

 

        

                       馬頭観音 

 

        

この辺になると繁華街を抜け、こんな通りを歩く。

東海道の面影が無いですね~。

 

 

写真右 金剛寺                  

写真左 生麦事件の後この辺には20か所の見張り番所が設けられた。ここはその跡の一つ。

 

 今日はここで終了。 JR鶴見駅にて解散。

東海道歩きは大きな名所は勿論、ひなびた神社などにも面白い由緒があり、

それを探しながら歩くのが楽しい。

サッサと歩くのではなく、だらだら歩きが似合う道です。

 

       

                   今日の一枚。 六郷神社にて。

      

 

        

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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