朝、新聞を見てオリンピックの放映種目を確認。
それから今日一日の予定を立てるのが日課。
面白いです。
東京オリンピックは種目と情報が多すぎて、日本選手の活躍する種目さえよくわからなかったけれど、冬季は面白そうな種目がピックアップできる!!
時差が無いって楽ですね。夜中の種目が無くて寝不足になる事もない。
(テレビから)
平野歩夢選手、金メダルおめでとう~~~❤♡
前人未到のトリプルコーク1440を飛び、かつミスの無かった2回目の採点が低すぎ、その怒りをバネに3回目を飛んだと言っていた。
3回目はトリプルコーク1440を3回も入れたそう。素人にはよくわからないけど、青空高くクルクルと舞い上がる姿は、かっこいいの一言!!
まさに鳥人!
スケートボードの過去2回金メダルのショーン・ホワイトと抱き合う姿は感動的だった。
限りない挑戦の姿と
ハラハラドキドキの素晴らしい瞬間を見せてくれてありがとう♪
そしてフィギアスケート男子。
銀メダル19歳の鍵山優真選手、銅メダル宇野昌磨、優雅で危なげのないスケーティングで楽しませてくれた。
宇野選手、オリンピックで勝つために自身のプログラムの難度を上げ、
4回転を5回入れたそうだ。
こちらも限りない挑戦に挑み、オリンピックに出場した。
鍵山選手は若く、未来は可能性であふれている。どこまで跳ぶのでしょうね。
今、鍵山選手と宇野選手の力は互角、これからが楽しみ♬
そして羽生結弦選手、フリーで失敗した時は思わず声が出てしまった。
残念過ぎて夜夢を見てしまったほど。
そしてフリー後のインタビュー
「できる限りの努力をしたけれど、努力って報われないんですね」と
悔しさいっぱいのコメント。聞く方も辛くなる。
そこへ記者から「今入った情報で4回転半、公式に認められました」と伝えられると暫し沈黙、一瞬泣きそうになり、
「良かった!これで北京オリンピックに爪跡を残せる」・・・・と。
彼のスケーティングなら、敢えて4回転半に挑戦しなくても勝てたと思うけれど、敢えて誰も挑戦しない事に挑む挑戦意欲、失敗したけれど、やはり羽生選手は偉大だ。
たぶん羽生選手がこのオリンピック最大の思い出になりそうだ。
それから高梨沙羅選手、1回目失格のショックを抱えながら臨んだ2回目のジャンプで見事大ジャンプを見せ、その後身も世もなく泣き崩れる姿、
可哀想で見ていられなかった。
日本スキー連盟がこれから正式に抗議するらしい。ドイツなどと比べ対処が遅いが、言うべきことは言わなければいけませんね。
🍎🍎🍎 本
中原淳一が出版した雑誌「それいゆ」の別冊太陽の特集号。(2016年刊)
それいゆは昭和21年(1946年)発刊、昭和45年(1960年)まで続いた季刊誌。
表紙
表紙特集
配色の研究と題して それぞれの季節の美しい女性のモードを紹介
俳優、文化人言葉も特集している。
佐田啓二(中井貴一のお父様)は小学生の私にも素敵に見えた。
大河ドラマ第1作「花の生涯」での長野主膳役、愁いを帯びた佇まいを
いまだに覚えている。
中原淳一と友達付き合いしていた高峰峰子の特集。
ちなみに、私は高峰秀子の随筆のファンで、彼女の簡潔明瞭な言葉使いが大好き。自分を無学と言うが、これほど教養と行動力に溢れた女優さんは他にいないと思う。
秋のモード画
お化粧の紹介ページの中で、ナント、つけまつげの作り方を紹介している!!
この時代、つけまつげなんて売ってませんね。自分で作るとはオドロキ!
こんなお洒落な内容の本が、焼け跡残る終戦1年後に発刊されたなんて信じられない。
発刊の辞
野菜の食べ方、肺病に聞くお灸と言ったようなものは、
この「ソレイユ」の編集方針ではない。
私たちの周囲はあまりい全にすべてが美しくない。
今できること、今着られる服だけをのせていたら、
この「ソレイユ」の存在価値はない。
こんな本は下らないと言われるかもしれない。
お腹の空いている犬に薔薇の花が何も食欲をそそらない様に。
しかし私達は人間である!!
窓辺に一輪の花を飾るような心で、
この「ソレイユ」を見て頂きたい。 (第1号 昭和21年8月)
中原淳一の絵は知っているし よく見かけた。
けれどこの雑誌は読んだことが無い。
30代になって 年上の方が懐かしそうに「それいゆ」「ジュニアそれいゆ」を語るのを聞くばかりであった。
今回この特集で初めて内容を知り、その斬新な誌面とお洒落なモードに驚き、
目指す理想の高さを知り凄い雑誌があったものだと驚いた。
当時世の中の女性たちにどれほどの夢と希望を与えたのだろうか。
そういえば私の小学生低学年時代の雑誌(なかよし、りぼんなど)は 中原淳一の弟子、内藤ルネの絵で溢れていた。
同じく大きな目の少女と素敵なモード絵が憧れを掻き立てていた。
中原淳一の絵は「お姉さん」の絵に見えていて、かかわりはなかったが、もし10代後半で見たらその魅力に嵌ったかもしれない。