本筋の前に
我家の庭です。
一年の内、1ヶ月だけ綺麗です。
一年中綺麗にしていたいけど、
どうも意欲が続かないのです。
我家の庭園です。 ・・・なんてね。
近所です。多摩川からの農業用水路です。
ここも一年の内で今が一番綺麗。
さて昨日の夕方、知らない番号から電話が鳴った
相手がわからない場合は名乗らないで「ハイ」と言って電話に出る。
「モシモシ、シンイチ(仮名)だけど・・・・」
エッこれうちの息子???なんか変。声もしゃべり方も。
私「どしたの?」
シンイチ「携帯替えたんだけど」
私返事せず、すぐさま夫に電話を渡す。
夫は疑惑・シンイチと軽快にしゃべっている。
夫「なに?何処でなくした・届けは出したのか?新しい携帯番号は?
アドレスは?まだなのか?お前声変だぞ。風邪か?
風邪ならお前のうちのそばに
日赤があるだろ?そこに行け。すぐに行け!今何処にいる?
自宅か?そうかわかった!」 で、切れた。
私は即息子の自宅に電話してみる。・・・いない。留守。なんで??
夫は即、息子のなくした携帯に一応電話している。
そして娘を携帯で呼び出し「お前何処にいる?シンイチの具合がかなり
悪そうなので、寄ってみてくれ」と頼んでいる。
そこへ携帯着信を見た息子から電話があった。
夫「今どこ?」
息子「山形・・・」
夫「・・・・」
やっぱりあれはオレオレ詐欺の電話だったのね。
息子の名前を知っているなんて、
そして同居してないことを知っているなんて気持ち悪い!!
でもなんで要求を何もしないで切ってしまったんだろう?
それも夫の質問にちゃんと応えてから切るなんて、変。
一応、怪我したとか、警察ややくざに捕まったとか
言ってみればよかったのに
。
偽シンイチはどういう展開にしたかったのかなぁ~~。
とても気になります。
それにしても用心深い夫がすぐに引っかかるなんてビックリ!!
皆様、オレオレ詐欺は身近ですよ。
お気をつけ下さい
さて、3月の芝居報告を忘れてました。
四月は2つ予約していたのですが、
よんどころない事情で行けませんでした
悔しいけど、かなり前に予約するので
こんなこともあります。
3月21日「狂言劇場・その4」野村万作・野村萬斉 世田谷パブリックシアター
子盗人、能楽囃子、唐人相撲の3本立て。
「唐人相撲」は狂言の中では最も多くの演者を必要とするので、
めったに上演しないそうだ。
40人ほどが舞台の上で華やかに、賑やかに演じる。
大勢出演しているのにのんびり、おっとり、上品。
代々受け継がれてきた芸に触れると
こちらも伸びやかな開放された気持ちになるのが不思議だ。
3月29日「身毒丸」演出・蜷川幸雄 出演・藤原達也、白石加代子
3回目の身毒丸。3回共、感動深く見に行った。
一度目は10年前、藤原達也デビューのとき。
2回目は6年前。この時が最終公演で再演なしと言われていた。
そして今回ワシントンDCより前回と同じメンバーで
上演して欲しいとの要請があり、日本でも凱旋公演を
開くことになった。
母を売る店で買われてきた母なでしこ。
実母への思いが深い身毒丸は反発し、憎む。
そして、なでしこは抑圧された生活の中で、なつかない身毒丸を憎み、
鬼となって、ついには彼の目をつぶす。
二人の相容れない憎しみは求め合う魂の裏返し。
母と子の禁断の恋。
妖しく激しい舞台。初演時の藤原達也は確か15歳。
か細い痛々しさが内容にマッチし、美しかった。
初々しく鮮烈なデビュー。
2回目のときは藤原達也が青年になってしまっていて、
初演時ほどの妖しさがなかった。
これ以降の再演はないというのもよくわかった。
そして今回、彼の演技力は一段と進化し、
一回目とは違った感動があった。
演技力で、白石加代子と拮抗するようになると
なでしこの憎しみと愛も深く際立つようになり、
それぞれの思いが丁寧に表現されることとなり、
内容がわかりやすくなっていた。
但し、ラストシーンは、コクーンで上演した前2回の方がよかった。
(舞台奥の扉が開き、現実の町が姿を現すというもの)
喧騒の社会に出て行く期待と不安が見ている側にも響く。
すみません長くなってしまいました。
若い頃から見ている白石加代子のことも書きたいけど、
また今度です
旅行記は次回必ず・・・・