お城に泊まりました
14日 5日目 オビドスへ
ホテルから5分のコインブラA駅を8時45分出発。 一度リスボンに戻り、バスに乗り換え オビドスへ。
コインブラのお菓子屋さんで買ったお菓子を列車で食べてみた
白い中にカステラとクリームが入っている。甘いけど美味しい。 アーモンドクッキーもサクサクして美味しい。
もっと買えばよかったわ
オビドスの入り口の門。 壁面、天井のアズレージョが有名。
オビドスは丘の上にある城壁に囲まれた町。 人口800人の箱庭のような町で、「谷間の真珠」 と呼ばれている。
歴史は古く、ローマ時代に砦がきずかれ、13世紀にはオドビスを訪れた王妃がすっかり魅了され、
それから19世紀まで、オビドスは代々王妃の直轄地となっていた。
オビドスのお城、ポサーダ・ド・カステロに泊まるのが、今回の旅行のハイライト
一度、お城に泊まって、いにしえの豪華な気分を味わってみたかった
町の端でバスを降り、荷物をカラカラ引っ張り、一番奥のお城へ。
下の門は、ホテルフロント入り口。
真近で見る城壁は迫力があるわ
城壁の一部にホテルの入り口が。
段差ばかりなので、ホテルの陽気なボーイさんが荷物を運んでくれる。 とても自分で運ぶのは無理
アラ 素敵
ロビー ロビーの端にピンクのドアが。 ここが客室の廊下への入り口。
部屋は厚い壁に囲まれて重厚な感じ。 浴室には可愛い水色とのアズレージョ。
客室に行く途中には 城壁に張り出したテラスがある。
テラスから見える風景。 城外にも、貴族が住んでいたのかしら。
豪華なお屋敷が見える。
散策開始
お城の中庭。 途中、建物でさえぎられていた階段。
お城や、修道院を国営のホテルに改装した建物をポサーダという。
ポルトガルに40カ所以上のポサーダがあるが、このオビドスの15世紀の城を改装したポサーダが、第一号だそうだ。
お城を出て、裏側の方に行ってみた。
向かい側に見える城壁は街を取り囲む城壁。 細い所は幅1メートルもないけれど、歩くことができる。
私は途中怖くなって降りてしまった
写真をどうぞ
日本の団体は1組、中国の団体は多数出会ったが、珍しかったのはアフリカの団体さん。
全員民族衣装の女性達は迫力があった。
小さい町なので、泊り客より2時間程度の観光客が多い。
城に戻り、 my城壁に登ってみた。 ホテルの泊まり客しか登れない城壁です
四角い部分はスイートルーム。
このホテルは旧館が9室。新館が8室ある。
旅行社に頼んだので、絶対に新館しか泊まれないと思っていたけど、旧館に泊まれて最高に幸せ
写真の四角い塔は、このホテルただ一つのスイートルームがある。
入り口の階段の上にいるのは恋人同士? 新婚旅行?
寄り添って、ずっと景色を見ていた。
城の展望台の夕暮れ。
階段を上ったところがレストラン。 今夜のディナーはここです。
その下にある窓の右側が、私達の部屋。
娘はタラのソテー、私はチキンとジャガイモの煮込み。
その他スープ、ジャガイモの皮を揚げ、ヨーグルトを添えたもの。
ぐっすり。
この日はずっと曇り
15日 6日目
朝、バスで15分の、カルダス・ダ・ライーニャという街に行ってみた。
ボルダロという陶器の工場があり、アウトレットがあるそうだ。
話のネタに、行ってみましょう。 重いから陶器は買えないけど。
途中、道路工事をしていた。 思わずパチリ。
ポルトガルの道路や歩道は、ほとんど石を埋め込んだ石畳。
白と黒の石を使い、幾何学的な模様が、とても美しい。
敢えてコンクリート舗装にしない所に、ポルトガル人の美意識を感じる。
ボルダロのアウトレット。野菜をかたどった陶器が有名。
とても優しい店員さんがいて、綺麗に包装してくれた。
オビドスに帰り、ホテルをチェックアウト。
バスまでの時間、コーヒータイム。
エッグタルトと、コーヒー。
夢のような一泊が終わりました。
6日目後半は、その5に続きます。