3日目 7月23日
午前中は東海道と中山道と東海道の分かれ道、草津宿でノンビリ。
午後は近江八幡を観光。
午前中は天気が良かったが、午後は急に雨が降ったりで、天候が不安定。
雨が降らなかった一日目に、三条大橋到着という大事業を成し遂げ、本当に良かった
草津宿、東海道歩きのおまけ気分で立ち寄ったけれど、意外と見どころがあった。
追分道標
草津駅から中山道沿いにしばらく歩くと立派な追分道標がある。
文化13年建立(1816年)
「右東海道いせ道 左中仙道美のぢ」と刻まれている。
諸国定飛脚問屋が寄進したもの。
この道標を見て、やっとここまで着いた!と安堵する旅人の姿が見えるよう。
前が歩道のない道路で、ここで最後の記念写真を撮りたかったが、なかなか撮れない。
草津宿本陣跡・田中本陣跡(国指定史跡)
当時のままの姿で残っている本陣は珍しいそうだ。
シーボルト、浅野内匠頭、吉良上野介、皇女和宮、徳川慶喜、などの有名人が宿泊した。
規模も大きく、国指定史跡となっている。
長い畳廊下。
上段の間。大名などの主客の部屋。本陣の中で最も格式が高い。
このほかに湯殿、台所土間、従者の部屋、厠などすべて残っている。
本陣巡りのアンケートを記入しながら見学すると、最後にこんなファイルを貰った。
草津宿付近の宿が書いてあり、良い記念になるわ~
脇本陣がいくつかあり、ここはコーヒーショップにリフォーム。
和布を売る店もあり、綿絽の藍染の反物を2000円で売っていた。
心が揺れたが、もう浴衣は作らないと決めているので買わなかった。
でも、今になって買っておけばよかったと後悔している。洋服にしたら素敵だったろうなぁ~
マンホールの蓋
綺麗な蓋がいろいろ見つかる。
青花はこの地域の特産らしい。
これが実物の花。友禅などの下絵を描く時に使う。
私も布に絵を描く時に、青花がサインペンのように書きやすくなっている物を使っていた。
草津宿のシンボル、追分道標ですね。
お店を冷かしながら、草津宿街道交流館へ。
ここが面白くて、ずっと居ついてしまった。浮世絵すり体験コーナー、旅人の姿に変身できるコーナー、
情報コーナー、
何でも面白がる3人、浮世絵すり体験に挑戦。
インクが薄いけれどこんなのが出来ました。
真ん中はマンホールカード。そうそう、こんな蓋ありましたね
噂に聞いていたマンホールカードを貰った。実物を見るのは初めて。
ダムカードは有名だけどね~。
帰宅後しばらくして、若い仲間がlineで草津宿が2種類目のマンホールカードを出したのを知らせてきた。
草津宿はマンホールの蓋に力を入れているみたい(笑)
やっと撮れました 帰りに東海道最後の記念写真
ランチは草津ですっきりと冷えたそばセット。
体温が上昇していたので美味しい事!
午後は近江八幡へ。
隊長はバス利用、若手(?)二人組は自転車で周遊。
私は一度行ったことがあるので、簡単に。
八幡小学校。 魅力的な外観だけれど、現役なようで、中には入れない。
昔日の面影をそのまま残す街です。
郷土資料館、西川家住宅、ヴォーリスの洋風住宅街、旧八幡郵便局、日牟礼八幡宮などを巡った。
途中別行動していた隊長と郵便局で出会って、再会を喜んだり、また分かれて駅で集合したり。
帰りの新幹線まで時間があるので、草津で軽く軽食。
7時過ぎの新幹線で帰った。
草津交流館で買った三条大橋の広重の絵葉書。
これで日本橋出発と三条大橋到着の絵葉書が揃った。
今回のブログのタイトルを「中抜き東海道」にするつもりと、若い仲間に話したら、
「いいですね~」それなら「よりぬき〇〇街道歩きとか、ナンチャッテ〇〇街道歩き」もありですね~という返事。
そうです。より抜き中山道とか、一日のみのナンチャッテ日光街道歩きも出来ますね。
ますます自由な街道歩きが出来ると思うと楽しくなってきた。
この刺激的な街道歩き、アイディア豊富で行動的な仲間に恵まれていたからこそだと皆に感謝しています。
今この仲間で甲州街道を歩いています。
殆どブログに書いていないので、またいつかまとめて書きますね。
東海道だらだら歩き終了
夏の贈り物
福島の友人から美味しい桃を頂きました。
秋田の友人からは栗駒高原の乳製品。
今年の夏は家にいる事が多かったので、食べ物や飲み物がとっても嬉しい。
どちらも美味しくいただきました。