沖縄の宗教とは
沖縄を中心に信仰されている沖縄固有の宗教である
琉球王国時代には事実上国教として祭政一致政であった
現在も民間信仰として定着している
沖縄独自の多神教宗教である
ニライカナイ信仰、御嶽信仰とも称される
宮里朝光「琉球人の思想と宗教」によれば
沖縄の固有宗教信仰は祖霊神
祖先崇拝、火神、ニライカナイ、おなり神、セジ
万物有霊などがあるが
拝む対象の日、月、星、辰を通して
現世に益をもたらす祖霊に
報本反始するものであるとのべている
個人的な幸福を祈願するのではなく
村落、地域社会及びそれを支える生活や
生産について祈願し祝福するものもので
社会が平和になれば個人も幸福になれると考える
現世を重視する信仰である