人生黄昏時

 老いを心身ともに感じ

  日々の生活で思った事を記す
  

今帰仁 【11】

2015年12月05日 00時01分57秒 | 日記

 上運天

上運天は

今帰仁村の一つのシマ(字)で

ウイシマ(上の島)とも呼ばれ


運天のシチャヌシマ(下の島)に対しての呼び名

上運天と運天は一つのシマ(字)であったが

近世に分離した


1713年の「琉球国由来記」に

上運天が見られる


琉球国由来記に

上運転之嶽(神名:ナカモリノ御イベ)と

「ウキタ嶽」が記されている

二つの御嶽は現在も残っている

 

上運天の祭祀場

 神アサギ

 ウキタ御嶽

 掟(ウッチ)火の神の祠

 根上火の神の祠

 上運転の神殿

 アナガガー(穴泉)

 ウフェー(番地は運天)

 タキヌ御願は年2回4月と8月


その時ウタキのイベは運天のティラガマ

(源為朝が仮住まいしていた場所)で行われる


シマセンコノロ(勢理客ノロ)の

管轄で祭祀、祭事を行う


運天、上運天は信仰に熱く

年中行事は大切に守られ

通年を通して行なわれている


上運転の所帯数 146

人口 303人(外国人含む、2014年12月現在)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする