諸志
諸志シマ(あざ)は
明治36年に諸志と志慶真シマが
合併してできた諸志シマである
そのため二つの神アサギがある
国指定の、亜熱帯地域の石灰岩の上に形成された
植物群落の極相状態の森がある
そこは諸志シマの御嶽となっている
諸志には、中城殿内があり
中城ノロは、崎山、中尾次、与那嶺、兼次
諸志の五つのシマの祭祀を掌るノロである
シマ内に焚字炉(ふんじろ)があり佐田浜には
初代国王尚円王の弟と言われる
上間大親(うえまうふえ)の墓、赤墓がある
世帯数 187
人口 390人(外国人含む:2014年12月現在)
兼次
兼次シマ(あざ)は
山手の古島原と糸川原あたりから
現在地に移動してきたシマである
シマのあった場所に御嶽や
神アサギ跡やイビガーなどを残している
御嶽に行く途中に金満殿内と彫られた祠があるが
シマの人達は神アサギ跡だと言う
御嶽に向けて香炉が置かれている
神アサギもシマとともに移動し
シマの中央にある
現神アサギの香炉は古島原に向けて置いてある
ノロに関わる祭祀は中城ノロが執り行う
世帯数 144
人口 339人(外国人含む:2014年12月現在)