人生黄昏時

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久米島 【7】

2016年12月05日 00時01分26秒 | 日記

 久米島のマキヨに古代から神人、根神(神女)が存在し

神事、祭祀が行われていたが

 

尚真王(1477~1526年)治世に神職改革が行われた

久米島も例外ではなかった

 

神職が組織化され

10人のノロ(神女)と根神・掟神その他の神人が各地に置かれた

その上に高級神女と言われる三十三君の一人君南風(チンペー)が任命された

 

ノロは集落の祭祀に関わり、君南風は久米島の大きな神事の時

10人のノロを招集し、主に君南風殿内や祭祀に関わる御嶽、祭場で執り行う

これは君南風を中心とする祭祀となる

 

久米島には御嶽、拝所には

火の神・海の神・森の神・井の神・雨の神など祀られ

御嶽・拝所には神が依り憑く「イベ」と言う石碑が置かれている

 

久米島は特に火の神が多いのが特徴

火の神は太陽を示し天上の、オボツ・カグラの太陽神を最高神とし

 

また、沖縄信仰において海を神聖視し

海の東方にある異界ニライカナイの

アガリカタウフヌシ(東方大主)も最高神と崇めている

 

久米島においても基本的には

沖縄の宗教神観念は同じである!!!

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