名称の由来
宮古島の「宮古(みやこ)」と言う名は
宮古諸島の方言で「みやく、または、みやーく」と呼ばれていた
池間島、狩俣村にある、600年以上の歴史を持つ
アヤグ(宮古方言で謡われた詩歌)によると みやくとは
「み(身)」「や(家)」「ク(場)」の意味に成っている
16世紀頃宮古上布は苧麻から作られていたことから
その評判から、琉球国時代「摩古」と呼ばれていた
みやくの方言の発音に当てられたとする説もある
1605年の「温州府諸には、1371年に
「婆羅公管下密牙古人(みやこじん)」が
温州府永嘉に漂着したと記述されている
「密牙古」は宮古のことであるとされている
16世紀頃から宮古住民は
みやくまたはピサラ(平良の意味)と呼んでいた
ピサラ(平良)が荷川、西仲宗根、東仲宗根、西里、下里の村を指す
名称として定着したため再び宮古全体を
みやく と言う名前で呼ばれるようになる
琉球本島においては、麻古山(まこさん)
太平三(たいへいさん)とも呼んでいた
宮古の漢字表記は みやくの当て字とされている!!!