首里城 2019年10月31日火災により
正殿、南殿、北殿、奉神門、八棟焼損
六棟が全焼した、実に残念である
首里城五度目の焼失である
2019年10月31日以前の首里城を視る
スイグシク(首里城)は沖縄県那覇市首里金城町にある城跡
首里城は標高120m.以上の石灰丘陵に立地し
規模は東西約400百m.南北約270m面積47000㎡
城郭構造は山城で、城は内郭と外郭からなる二重構造で輪郭式
城壁は沖縄独自の石灰岩で、主に布積み、相方積みで
総延長1000m.以上にも及ぶ
外郭には四つのアーチ門(石造拱門)があり
内郭には九つの門がある
その内側には正殿を中心に前面に御庭(うなー)と
呼ばれるに広場があり国の様々な儀式が執り行われた
御庭(うなー)を取り囲むように
行政施設である南殿その向かいに北殿
南殿近くに書院、世ぬ主の執務室
世ぬ主の家族の居住する黄金御殿
鎖之間、系図座、供屋、番所、日時計
そして城内に宗教的行事が行われる御嶽(祭祀場)が
十ヶ所ほどあったと言われている
首里グシクの発祥の地言われる、スイムイ御嶽(首里森)があり
その近くに ケオノウチ(京の内)があり
首里城を琉球国の聖地とした場所である
琉球国の最高位の「ノロ」(神女)聞得大君を始めとする
ノロたちが国の繁栄と五穀豊穣、航海安全を祈願する
首里グシクは政治の中心であり、信仰の中心であった