沖縄には、四百以上の士族門中があり
その個人が唐名と和名を持っていた
羽地按司朝秀と言う和名、向象賢と言う唐名である
向は名字で象賢は諱と言う唐名である
中国明・清朝との貿易、外交などの公文書に使用された
和名の姓名は、また例を上げると、羽地按司朝秀の場合は
羽地は家名・按司は称(位階)で朝秀は名乗りである
羽地間切(今で言う市町村である)を任職している
領地を、家名(ヤーヌーナー)とし
領地名から、名字として名乗るのが原則であった
もし領地替えが、あった場合は新しい領地名が家名
名字に代わっていた(家名、名字が6回も変わった人もいる)
そのため、親・兄弟であっても、その任職地によって
家名・名字も別々になる
和名は、日本との外交文書などの署名に用いられた
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