中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

蘇州 太湖 初めて尽くしの太湖国家湿地公園

2024-11-14 00:11:14 | <蘇州>観光

久しぶりに太湖国家湿地公園に行ってきました。

いつも快線3のバスで行くのですが、今回は初めて車で。

 

 

快線3のバスを使う場合は西門から入りますが、

車の場合、東門を使うと大きな無料駐車場があってパンダ館にも近いです。

 

 

東門に近い広場にはサーカスの大きなテントが張られていました。

こちらの方にはあまり来ないのでサーカスがあるのは知らなかったです。

 

 

太湖国家湿地公園の開園は2010年ごろで、初めて行ったのが2013年、

それから、だいたい年に1回~2回ぐらいの頻度で行っています。

 

 

いつも残念なのがパンダ。。かれこれ10年以上、何度も来ているのですが、

今までまともに動いているパンダを見たことがありませんでした。

 

 

現在、太湖国家湿地公園にいるのは、新月と竹韻の2頭の雌です。

今回は、初めて動いているパンダを見ることができました。

 

 

最初は2頭とも台の上で寝ていたのですが、

そのうち竹韻が起き上がってうろうろし始めました。

 

 

結構近くまで寄ってきます。

新月は2002年、竹韻は2003年に四川省雅安のパンダ繁殖基地で生まれたのだそうです。

 

 

座って笹を食べ始めました。

新月の方はちょっとだけ動きましたが、ずっと寝たままのいつも見る姿。

 

 

次は笹をくわえて台の上に運んでいきます。

 

 

部屋に入りたいようなしぐさも何度か見せていました。

動いているのを見るとやっぱり可愛いです。

 

 

池の傍にある水飲み場に行って水を飲んだり。

写真に収めることはできませんでしたが、うんちとおしっこまで見ることができました。

 

 

今まではお尻と寝顔しか見せてくれなかった太湖国家湿地公園のパンダが、

一通りのルーティーンを一気見させてくれました。

 

 

動いているパンダを見て気を良くして、初めてパンダレストランにも入ってみました。

バーガー系、ご飯や麺の定食、小吃、飲み物などがあります。

 

 

当然、店内は子供向けの内装。

パンダレストランのある広場には屋台も並んでいます。

 

 

パンダ館の入り口側(湖側)に近い場所には、長らく閉まったままのお茶が飲める店があったのですが、

営業を再開したようです。内装も変えてきれいになっていました。

 

 

東門近くの釣り堀の傍では可愛い感じのドリンクスタンドを見つけました。

初めて見たので飲み物を買って一休みすることに。話を聞いてみると開店したばかりのようです。

 

 

果汁100%の梨ジュースは梨を3個使っていました。

とても真面目に作ってくれるので、できるまでものすごく待ちます。

 

 

美式珈琲(アメリカンコーヒー)を頼んだら、ミルクたっぷりのカフェオレになっていました。

私が頼んだのは美式珈琲ですよと言ったら、砂糖も入れたいの?と聞かれました。。

作り直すと言ってくれたのですが、これ以上待つのも面倒だし砂糖をお断りしてカフェオレを頂きました。

 

 

今回、いろいろと初めて尽くしの太湖国家湿地公園でした。

以前からそんなに訪れる人は多くない公園ですが、最近は更に減ってきているような感じです。

開園から間もないころは湖には船が連なっていて、乗るのも行列ができていたのが懐かしいです。

パンダも気にして?サービスしてくれたのかもです。

 

 

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蘇州 蘇州麺の食べ歩き(お寺の麺)

2024-11-07 00:11:07 | <蘇州>食事・喫茶

蘇州では麺が食べられるお寺もいくつかあります。

もちろん肉類を使わない精進料理の蘇州麺ですが、お寺ごとに味は変わります。

 

 

最も有名なのは西園寺でしょうか。

いかにも蘇州麺という感じの甘くて色の濃い醤油スープに甘い味付けの具材が乗っています。

 

 

境内に麺館があったり、隣接する場所に麺館があったりとお寺によって様々です。

西園寺は境内にあって、時間帯に関わらずいつも大混雑です。

 

 

唐代に創建されたといわれる太湖東山にある紫金庵。

お寺の羅漢像は国の重要文化財に指定されています。

 

 

そんなに大きい寺ではないのですが、小さな庭園の中に麺館があります。

客も多くなく、14時を過ぎると店のおばあちゃん達が帰ってしまうこともあるので要注意。

 

 

お寺の麺の基本的な具材は、しいたけ、蘑菇(マッシュルーム)、タケノコ、きくらげ、にんじん、お揚げ。

これに青梗菜や高菜が加わる感じになります。

紫金庵の麺は甘さ控えめ、さっぱり系の醤油スープです。

 

 

日本でも馴染みのある寒山寺にも麺があります。

境内にあるのですが、あまり有名ではなく私自身も食べたのは最近になってからです。

 

 

種類はいくつかあるようです。

具材は他のお寺とちょっと違っていて、セロリが入っていました。

セロリが入っていたのは寒山寺だけ、でもメニューの写真にはセロリの姿はなかった気も。

 

 

山の中のお寺にも麺館があります。

天池山 寂鑑寺は山の麓近くにあるので、ほんの少し登るだけで麺にありつけます。

 

 

ここの麺は少し甘めのスープ。

以前は精進料理以外のメニューが書かれていた時もありましたが、今はこの麵だけです。

また、麺の種類も1種類のみになって、具材が別のお皿に入って出てくるようになりました。

 

 

花山 翠岩寺は山の中腹あたりにあります。

天池山と花山はひとつの山で位置によって呼び名が変わります。

麺だけでなく、お茶も売っているので、季節の良い時は外でのんびりお茶することもできます。

 

 

麺のスープはほんのり甘い系ですが具材は甘く煮込んでいないので混ぜるとほどよい味になります。

(と、自分で勝手に思っています)

いかにも精進料理を連想させる菩薩麺という名なのですが、ゆで卵が入っています。

お寺の麺で卵があるのはきっとここだけだと思います。

 

 

山の上まで登ってから頂けるのは、霊岩山の霊岩寺。

距離はそんなにないのですが、それなりの斜度と最後の階段がちょっときつい。。

霊岩寺の麺は人気があって時間帯によっては席がなくなるほど混んでいます。

 

 

霊岩寺の麺はちょっと太めで日本のラーメンに近い感じです。

数あるお寺の麺の中で、麺もスープも個人的に一番好きなのが霊岩寺の麺。

この麺を食べるためなら少し頑張って山を登る気になります。

 

 

私の知る範囲で蘇州麺を頂くまでに最も体力を要するのが穹隆山。

麓から道なりで1km以上登ったところにお寺の麺館があります。

(お寺の麺にこだわらなければ、途中にもお店はあります)

 

 

ここの麺は質素な感じで味も濃くないです。(お寺の麺は素麺ともいいます)

食べたのがもうずいぶん前なのではっきり覚えていませんが値段も安かったと思います。

その時は携帯の電波が届かないからとのことで支払いは現金のみでした。

 

 

蘇州では至る所に麺の店があって、どこでも蘇州麺が食べられます。

基本的に麺自体はどこでもほぼ同じ、細い柔らかい麺です。

スープは紅湯と白湯が選べますが、お寺の麺は基本的に紅湯でスープを選ぶことはできません。

罰当たりな話ですが、麺を食べるのが目的でお寺に行ってます。

 

 

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蘇州 蘇州麺の食べ歩き(お店の麺)

2024-10-31 00:10:31 | <蘇州>食事・喫茶

蘇州には麺の店がたくさんあって、よく食べに行きます。

大衆食堂レベルや老舗、最近では観光客向けのお店も増えています。

 

 

老舗の一つ、十全街にある萬泰興。

典型的な蘇州麺と言ってよい感じです。紅湯(醤油スープ)は、ほんのり甘めです。

 

 

いろいろなトッピングがセットされている麺もありますし、

スープを選んでから何を乗せるかを決めても大丈夫。

蘇州人は川魚をカラッと揚げて甘辛醤油ダレをつけた爆魚も大好きです。

 

 

排骨は骨付きバラ肉の中華天ぷらです。白湯の排骨麺を頂きました。

萬泰興の排骨は甘辛醤油ダレタイプ。店によっては塩コショウ味のサクサクタイプがあります。

 

 

店は昔よりきれいになったと思います。注文はQRコードを読んでスマホからになっていました。

水路沿いの席もあるので空いた時間に行けばちょっとのんびりできます。

 

 

日本人には人気があって、私自身も好きな同徳興。

以前からあるのは観全街、怡園の近くと十全街、最近では店の数も増えているようです。

昔は大衆食堂のような麺屋さんだったのが、今ではきれいな店になっています。

 

 

同徳興で食べるのは、基本的に白湯と白焖肉(とろとろチャーシューみたいな)の組み合わせ。

焖肉にも白と紅があります。澄んだ白湯スープの味がお気に入りです。

 

 

朱鴻興は大衆麺屋さん。

東呉麵館と並んで昔からあるチェーン店です。店の数では東呉麵館が圧倒的に多いです。

東呉麵館は蘇州人好み?のかなり甘い系、個人的には甘くない朱鴻興の方が好きです。

 

 

朱鴻興はどちらかと言えばさっぱり系で醤油スープの紅湯も甘くないです。

楓鎮大肉麺は有名な蘇州麺のひとつです。

焖肉麺と同じ感じですが焖肉麺は紅湯が基本で白湯も選択可、楓鎮大肉麺といえば白湯です。

 

 

20年ほど前、日本から蘇州へ出張に行った時によくお世話になっていた、雅都大酒店の敷地内にある、

中華レストランの老東呉食府が、麺館としても営業していることを知って行ってみました。

 

 

10年以上ぶりに中に入ったら、ずいぶん雰囲気が変わっていました。

ホテルの宿泊客なのでしょうか、近所の人なのでしょうか、お客さんは予想以上に多かったです。

 

 

紅湯に焖肉と素菜(精進料理)のトッピングで。

素菜は店によって違いますが、きくらげ、しいたけ、タケノコ、お揚げなどが入っています。

 

 

湯包(灌湯包)のセットがあったので頼んでみました。

湯包はスープがたくさん入った小籠包と言えばよいのでしょうか。ストローが付いてきます。

今まで気づかなかっただけかもですが、最近、蘇州にも湯包の店が増えた気がします。

 

 

蘇州料理の老舗レストラン代表格のひとつ、清代に開業した松鶴楼にも麺館があります。

観前街の松鶴麺館は松鶴楼の通りを挟んだ斜め向かい側です。

 

 

老舗高級レストラン系列らしく、店内はきれいで内装も落ち着いた感じです。

店員さんは普通の蘇州のおばちゃんです。

 

 

値段はちょっとお高めですが、甘さ控えめで澄んだ紅湯は美味しいです。

白湯の方が好きなのですが、松鶴楼麺館なら紅湯でもOK。

紅湯麺に焖肉と素菜のセットだと、大衆点評などで少しお安くなります。

 

 

蘇州麺の値段はピンキリです。

最近は物価が上がっているので、さすがに10元以下で食べられる店は少なくなりました。

写真は焖肉麺ばかりになっていしまいましたが、トッピングの種類は数多くあります。

観光地や古典園林の周辺では観光客向けに、蟹みそや三蝦(蝦の身、卵、みそ)、鶏頭米などを使った、

100元以上するような拌麺(汁なし麺)も増えています。

(地元の人はそんな高級麺は食べないですけど)

 

 

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蘇州 西園寺(戒幢律寺)の猫たち

2024-10-24 00:10:24 | <蘇州>観光

蘇州の西園寺は元代に帰元寺として創建された歴史のある仏教寺院です。

年末年始や春節には地元の人達が初詣に出かけます。

 

 

以前は観光客の姿はそれほど多くなかったのですが、

最近は多くの観光客で賑わうようになりました。

 

 

西園寺にお参りに来る人達のお目当てのひとつは西園寺の麺。

蘇州人にも観光客にも人気で店の中はいつも人でいっぱいです。

 

 

観光客より速いペースで増えた?のが猫。

お寺で買っている訳ではないらしいので野良猫です。

 

 

昔から西園寺の中には人懐っこい猫がいました。

でも、こんなにたくさんはいなかったです。

 

 

いつからこんなに増えたのでしょう。

気が付けば、お寺のどこに行っても猫がいる状態に。

 

 

蘇州古典園林の中にも猫はいて、愛嬌を振りまいてくれたりするのですが、

こんなに人には近づいてきません。

 

 

西園の猫たちは触っても全く動じないし寝たまま起きないし。。

 

 

親猫が人慣れしているせいなのか子猫も逃げません。

 

 

カメラのズームも必要ありません。

鼻先にスマホを近づけても気にする様子もなし。

 

 

猫が人気になって、今まで一番人気だったカメさんもちょっと寂しそう。

 

 

小さな子供たちが猫のおやつを持っていたので、

家から持ってきたのかと思っていたら、お寺の外でおばあちゃんが売り歩いていました。

 

 

年に数回程度しかお参りに行かないので知りませんでしたが、

去年はこんなにはいなかった気が。。気付かなかっただけでしょうか。

 

 

でもこれ以上どんどん猫が増えるとどうなるのでしょう。

耳の先をカットされた猫は不妊手術を受けた猫なのだそうです。

お寺でも増えすぎないように何かしらの管理をしているのかもしれません。

愛嬌たっぷりの猫たちはお寺の人気者です。

 

 

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蘇州 地下鉄6号線に乗って虎丘へ

2024-10-17 00:10:17 | <蘇州>生活

少し前の話になりますが、新しく開通した蘇州の地下鉄6号線に乗ってみました。

ただ目的地をどこにするか迷って、とりあえず虎丘へ行ってみることに。

 

 

地下鉄6号線が開通したのは2024年の6月末。

蘇州新区火車駅と園区の桑田島を結ぶ36kmの路線です。

 

 

利用客は結構多いようです。

蘇州の地下鉄は路線ごとに色を付けていて、座席の色も変えています。

 

 

今まで公共交通で虎丘まで行くにはバスしかなかったので、

蘇州駅を基点にする観光客にとっては便利になったのだろうと思います。

 

 

虎丘駅はできたのですが周辺の再開発はまだ終わっていません。

以前は大勢の人で賑わっていた婚紗(ウエディングドレス)の工房と店が集まっていたエリアも、

まだ、取り壊しのために閉鎖されたままです。

 

 

地下鉄駅や駐車場に隣接する商業エリアは相変わらず寂れたままで変わっていません。

婚紗の工房もいくつかここにもありますが人は少ないです。

 

 

蘇州市内を訪れる団体旅行だと必ず虎丘には来るはずなので景区内はいつも賑わっています。

面積も広いので世界遺産の古典園林に比べると込み合っていません。

 

 

丘の下の遊歩道や竹林はそんなに観光客も多くなく、

漢服を着て本格的な写真を撮っている若い女性たちをよく見かけます。

 

 

最近は虎丘に来ると北西側の茶店でのんびりするパターンが多いです。

テラス席もあります。蚊がいるので夏場は虫よけが必須です。

 

 

騒がしくなくていい場所だと思うのですが、客は少ないのでいつまでこの店が続くのか分かりません。。

コーヒーの値段がスターバックスよりも高いのがちょっとネックです。

 

 

虎丘の南東側に新しいエリアが完成していました。

この時は元々の南西側の出口が閉鎖されていて、こちらを通って出るようになっていました。

 

 

塔影園景区という名前のようです。

コロナ前からずっと工事をしていたのは知っていましたが、虎丘風景区の一部になるとは思っていませんでした。

 

 

いくつかの建物と回廊ができています。お土産物屋さん、喫茶店もありました。

観光バスで来る団体旅行客は、北側の門から出入りするようなのでこちらに来る人は少ないです。

 

 

山塘街沿いには虎丘塔影園民俗文化展庁があります。

山塘街側の門は閉じられていて虎岡景区側からしか入れないようでした。(たまたまだったのかもです)

 

 

蘇州の地下鉄路線は増え続けています。

8号線が2024年9月に開業、7号線は2024年末に開業予定です。

ただ、どちらも今の自分の生活圏ではあまり利用することがなさそうです。

 

 

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