石路にロシアからの輸入品を扱うお店が何軒かできていました。
東北地方だと珍しくないですが、蘇州でロシアの食品を扱う店はあまり見かけません。
店の中には食品やお酒、雑貨が並んでいてロシア民謡が流れています。
お客さんの数はそんなに多くはありません。
試しに、ピクルス、ソーセージ、お菓子と蜂蜜を買ってみました。
中に牛のじん帯が入っていて美味しい。と店員さんにお勧めされたソーセージ。
スーパーで普通に売られている中国ソーセージと大差なし。個人的な感想は美味しくないです。
他にハルピンソーセージ風のもあったのでそっちがよかったかもです。
大きな瓶にはいったピクルスは15元なので、値段はそんなに高くないと思います。
こちらはまた買ってもいいかなと思えるぐらい、ごく普通に頂けました。
クッキーとロールケーキとハチミツ。クッキーとロールケーキは想像通り超甘いです。
ハチミツはまだ試していませんが白くなっているので本物かと思ってます。
このロシアスーパーの増殖については、中国人も気になっているようで、
気付いたことや調べたことをSNSに発信している人もいます。
彼が言うには、売っている商品はほぼニセモノだと。
確かに並んでいる商品は中国国内で生産されてロシアへ輸出しているのかと思われるものが多いです。
中国で生産された商品のパッケージには中国語とロシア語が印刷されており、
ロシアで生産されたものはロシア語のみで、中国語が書かれたシールが貼られています。
(日本で生産されて中国に正規輸入されたものも同じようにシールが貼られます)
気が付けば自分の住んでいる小区(マンション)の中庭にもロシア露店が。。
現在の中国とロシアの関係がこんなところにも表れているということなのかもしれません。
ロシアの食品や雑貨を扱う店について調べてみると、最近、あちこちに同じような店ができているようで、
SNSに発信していた場所は福建省の厦門(アモイ)と湖南省の長沙。
広東省にもあるという日本の方のブログ記事も見かけました。
もしかすると中国全土に広がっているのかもです。