中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

蘇州 お散歩 金鶏湖と蘇州中心の皇品田苑など

2023-06-22 00:06:22 | <蘇州>生活

6月も中旬を過ぎて、晴れた日は真夏を感じる日差しが照り付けるようになりました。

暑いのは苦手なので、なかなか出かける気になれません。

 

 

そうは言っても、休みの日にずっと家に籠っているとストレス発散もできませんし、

木陰のある場所を狙ってお散歩に。

 

 

蘇州園区にある金鶏湖は、湖の周りに遊歩道や公園などが整備されていて、

ハーフマラソンの大会なども催されます。

 

 

少し前はアジサイの花が見頃になっていました。

(ちょっと行くのが遅かったので、もう終わりかけでしたが)

 

 

今はとても便利になって、金鶏湖の周りには地下鉄1号線、3号線、5号線が通っています。

地下鉄5号線は無人運行されている路線で、車両に運転席はありません。

 

 

休日や昼間の地下鉄5号線の先頭車両は、家族連れや孫を連れたお年寄り達に人気です。

左側の少年は、窓の映り込みがないようする写真の撮り方をレクチャーしてくれました。

 

 

地下鉄は景色もなく、スマホを見るか寝る以外にすることがないので、

たまに童心に帰って?先頭車両に乗って写真や動画を撮ったりしています。

 

 

金鶏湖へ散歩に行くと、だいたいいつも蘇州中心に寄ってから帰ります。

日本食が食べたい時に行くのが蘇州中心南区の3回にある日本料理屋さんの皇品田苑。

 

 

この店はお魚が割と美味しく頂けます。

これは、大黄魚(イシモチ)の開き。

開きも珍しいですし、蘇州でこんな大きいイシモチを焼いて食べられる店はあまりないかと思います。

 

 

うな重。めったに食べませんが、お味は大丈夫。

うな重だけは美団などのクーポンが使えて少しだけ安くなります。

 

 

ここのちらし寿司が好きで、以前はこれを目当てに来ていました。

見た目も綺麗ですし、値段の割にはちょっとした贅沢感も味わえました。

 

 

それが。。まず、この綺麗なちらし寿司などがメニューから消えて、

(店員さん曰く、料理人が変ったと)

切り落としの魚にカシューナッツとアボガドがトッピングされたちらし寿司に変わって。。

 

 

今回はとうとう、イクラもなくなってと、とても分かりやすいコストダウンです。

見た目は日本のスーパーの総菜コーナーで売っているちらし寿司と同等になりました。

でも酢飯だけは変わらずちゃんとしています。

 

 

自分の好きな料理がずっと変わらず食べられる、というのは中国ではとても難しいかもです。

見た目や味が安定している料理屋さんは、中華でも日本料理でも類を問わず少ないと思います。

 

 

とりとめのない話になってしまいました。。

コロナが終わって、日本からの駐在の方々も戻ってきたとはいえ、以前よりはずっと少なくなっています。

蘇州新区の商業街も昔は駐在員の方々が食べたり飲んだりする場所でしたが、

今はすっかり中国人観光客がメインターゲットになっていて、

昼の食事でもメニューは1人200元ぐらいの食べ飲み放題だけだったりと、

定食が食べられるような店はすっかり減ってしまいました。

中国の物価もどんどん上がっていますし、円安ですし、

日本円で給料を貰っている方は何かと大変なのだろうと思います。

 

 

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蘇州 蘇州美術館の風景画

2023-06-01 00:06:01 | <蘇州>生活

少し前のことですが、蘇州美術館に蘇州の風景画がたくさん展示されているという話を聞いて、

どんな絵があるのか見に行ってきました。

 

 

そういえば、顔文梁記念館にも風景画があったような気がしたので、

蘇州美術館に行く前に少し立ち寄ってみました。

 

 

顔文梁記念館の絵はそうそう入れ替わることもなく、ここに来る人のほとんどが、

SNS用の写真を撮るか、結婚写真を撮りに来るかの人達です。

外にあったカフェもこの日は閉まっていました。

 

 

ここにある風景画のうち、すぐにどこか分かった絵は、拙政園に虎丘。(字もありますしね)

 

 

それと、双塔。

街の風景の絵もありますが、見たことがあるようなないような景色。

でもどこなのか分かりませんでした。

 

 

顔文梁記念館を出て、北寺塔の近くにある蘇州美術館へ。

美術館は、劇場、図書館などと共に、蘇州公共中心の敷地内にあります。

 

 

ここの前は何度も通っていますし、近くのシルク博物館にも行ったことがありますが、

美術館の中に入るのは初めてです。

 

 

入館は無料です。

もちろん、顔文梁記念館も蘇州美術館も写真撮影は問題ありません。

 

 

ここにある風景画の中には、すぐどこか分かる絵もありました。

今、蘇州に住んでいる人なら必ず分かる東方之門。

 

 

さっき行ったばかりの顔文梁記念館(旧蘇州美術館)。

 

 

この庭園は顔文梁記念館の隣にある世界遺産、滄浪亭だと思います。

 

 

どこだろう。。絶対に見覚えのある景色なのですが。。

耦園の後ろだと思うのですが合っていますかね。

 

 

これは間違いなく山塘街のハズ。

 

 

無錫旅情の歌詞が思わず浮かんでくるような太湖の絵。

(歌詞が浮かぶ人は50歳より上ですよね、きっと)

 

 

大きな建物ですが、展示があるのは1階の一部分だけでした。

見学者もおらず、監視の職員さんが私の後ろをずっとついてくる感じになって、

見張られている感が半端ないです。

 

 

落ち着いて蘇州の風景画をじっくり見たのは今回が初めてです。

見慣れた景色や園林の絵もあれば、どこなのか全く分からない絵もありました。

展示されている風景画の多くが最近描かれたもので、とても身近に感じる絵も多かったです。

もしかすると、Wechatや百度アプリで絵をスキャンすると場所が出てきたりするのでしょうか。

今度試してみようと思います。

Googleでも出てきたらもっとすごいですね。

 

 

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蘇州 蘇州博物館西館

2023-04-06 00:04:06 | <蘇州>生活

蘇州博物館西館はコロナ過の2021年9月末に開館しましたが、

開館してから今まで一度も行ったことはありませんでした。

 

 

建物はドイツのGMP設計事務所が設計したそうです。

私はこの業界のことは全く分かりませんが、中国国内で様々な建築に携わっている会社のようです。

 

 

入館は無料ですが、登録(予約)と身分証が必要です。

入り口にあるQRコードを読み取って登録できます。(パスポートにも対応しています)

 

 

予想に反して、来館者はとても多かったです。

学生さんが最も多いのかと思いますが、お年寄りや子供連れで来られる方も結構います。

 

 

蘇州博物館西館は、夏になると夜も開館しています。

館内は、通史陳列、蘇作工芸館、国際交流館、探索体験館の4つのエリアに分かれています。

 

 

1階は通史陳列エリア。おそらくここは常設展示なのかと。

1200点以上の文化財が展示されており、その中の150点ほどは重要文化財だそうです。

 

 

太湖周辺で発掘された旧石器時代の物から清代まで、

長い歴史に沿って、土器や陶器、玉器などが展示されています。

 

 

2階にあるのが、蘇作工芸館と国際交流館。

蘇作工芸館の展示面積は 2280平米あります。

 

 

大昔から現代までの玉彫り、竹彫り、家具、刺繍、着物など、

様々な蘇州の伝統工芸品が並んでいます。

 

 

国際交流館は、主に海外の美術品やレプリカなどが展示されているようです。

昔、教科書で見たことがあるような像などがありました。

 

 

展示物は自由に写真を撮って構いません。

資料を片手にじっくりと展示物を見て、写真を撮っている方も見かけました。

 

 

蘇州博物館西館で、最も人が多い場所は地下1階です。

今は、吹き抜けの場所に恐竜の骨格模型が置かれています。

 

 

探索体験館は、季節や天候を問わず子供たちが遊べる場所なので、

親子連れや、孫を連れたおじいちゃん、おばあちゃんで大賑わい。

 

 

親子で何か描いたり作ったり、勉強したりもできますし、

ミニ屋内遊園地のような遊び場があったり、子供たちが楽しめるようになっています。

 

 

また、地下1階には定食や麺類のある食堂と、軽食と飲み物のあるカフェテリア風の店があります。

食事時間帯を外すと食堂の方は注文できないかもしれません。

 

 

たぶん2軒とも値段はそんなに安くはないかと思います。

ちょっと覗いてみると、麺類が35元~、弁当風の定食が45元~ぐらいのようです。

 

 

入館に実名認証登録が必要なのがちょっと面倒ですが、

蘇州博物館本館のように入場が行列になるようなことはなさそうな感じです。

館内には展示物の説明をしてくれるガイド(学芸員さん?)もいます。

料金は、中国語の場合、2時間で200元から、英語は300元からのようです。

ガイドさんの説明を受けながら見学されている方も結構多かったです。

 

 

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蘇州 蘇州マラソンと上方山の花見

2023-03-30 00:03:30 | <蘇州>生活

先週は冬の寒さに戻った感じの蘇州でしたが、今週は春の暖かさが戻ってきました。

3月26日には、園区から高新区の間を往復する蘇州マラソンが行われました。

 

 

この日は蘇州市内のあちこちで交通規制が敷かれていました。

私の住んでいる小区の近くの道も午前中は車両通行止めになりました。

 

 

早起きして見に行こうかと思っていたのですが睡魔に勝てず。。

コースの中盤から後半部分にあたる寒山寺近くに着いた時には、

ほとんどのランナーは既に通り過ぎていました。

 

 

この日は久しぶりに良い天気、マラソン日和でした。

沿道は応援に来た人も多く、ランナーが通り過ぎる時には、加油!加油!と声をかけています。

 

 

グループでお揃いの服を着たり、仮装して走る人達も見かけました。

みなさん思い思いのスタイルでマラソンを楽しんでいます。

 

 

マラソンを見た後は、石湖公園と上方山へお花見に行ってきました。

桜はどちらも満開になっています。

 

 

桜の季節の上方山は渋滞するし駐車場にもなかなか入れなくて、車で出かける気はしません。

また、地下鉄3号線ができるまではバスを使うしかなく、

この時期の休日に行くことは滅多にありませんでした。

 

 

今は地下鉄駅から歩いて行けるので気兼ねなく行くことができます。

でも、上方山の入り口は入園の長い列ができていました。

 

 

3月から4月の上方山は、桜、カイドウ、チューリップ、菜の花などが楽しめます。

休日は、蘇州だけでなく、近郊や上海から来る大勢の人達で賑わいます。

 

 

菜の花畑とたくさんの桜が一緒に楽しめるのは、蘇州では上方山だけかと思います。

江蘇省で桜の花見といえば無錫の鼋頭渚が有名ですが、上方山の桜の木も年々大きくなっています。

 

 

園内の喫茶店や小吃の露店など、食べ物や飲み物を扱うお店も以前より多くなった気がします。

(今まで気づいていなかっただけかもしれません)

 

 

桜の下では、セーラー服を着たモデルさん?を使った写真撮影会も行われていました。

 

 

見上げると、桜の花の上には日本の妙香園社が資金を出して建立された中日和平園と金光大佛。

 

 

上方山の桜が満開になる時期は毎年ほぼ同じ。

去年の今頃は蘇州の大陽山商旅酒店で1ヶ月間の入国後強制隔離中でした。

 

 

思い出すだけでもうんざりする強制隔離。。

昨年は、どこかに出かけても運が悪いと隔離に巻き込まれる可能性があって、

時間があっても遠出する気にもなれませんでしたが、やっと気兼ねなく出かけられるようになりました。

 

 

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蘇州 2023年の春

2023-03-23 00:03:23 | <蘇州>生活

今年は久々に何の規制もない春を迎えました。

団体旅行も解禁されているので、休日の観光地はどこに行っても大勢の人で賑わっています。

 

 

蘇州で春を告げる花は、きっと日本とそう変わらないと思います。

3月から4月にかけて散歩していてよく見かける花といえば、梅、海棠、木蓮、桃、桜など。

郊外に出かけると大きな菜の花畑や、桃や梨などの果樹園もあります。

 

 

梅の花で有名なのは、光福鎮の香雪海や太湖西山の林屋梅海ですが、

今年は平日に自由な時間が取れないので、人混みの中での花見には出かける気になれず、

近くの山に登ったり、市内の園林を巡っていました。

 

 

今年は梅の花が咲くのは少し遅かった気がします。

2月中旬ごろの可園はまだまだ咲き始め。

 

 

怡園の梅は、ほぼ例年通りでした。

2月中旬から下旬にかけて満開の梅の花を楽しむことができました。

 

 

人気物の猫たちもいつも通り自由気ままに遊んでいます。

皆さん猫を追いかけて写真を撮っています。

 

 

木蓮の花が咲くのは早かったです。

気付いた時にはもう咲き終わり。。という感じでした。

 

 

虎丘の竹林の周りには、二月蘭(オオアラセイトウ)がたくさん。

 

 

団体旅行客は虎丘塔を目指して丘を登りますが、

地元の人や若い人達は麓で古代衣装を着て写真を撮っています。

 

 

暖かくなったので、久しぶりに虎丘の北西側のカフェでまったり。

中国茶のお店とコーヒーやケーキなどを売っているお店が2軒並んでいるのですが、

中国茶の方は改装中でお休みしていました。

 

 

蘇州に桜の木が増えたのは近年になってからです。

今までは八重桜が多く、花が咲くのは4月に入ってからというのが多かったのですが、

最近はソメイヨシノ系も増えてきて、3月から楽しめるようになっています。

 

 

新しくできた蘇州博物館西館の前にも桜が植えられています。

撮ったのは2週間ほど前、今はもっと咲いているのかと思います。

 

 

同じ日の地下鉄1号線 濱河路駅前。

出口のすぐそばにある会社さんの敷地内にある桜がもう満開近くなっていました。

 

 

ここの桜はいつも開花が早いのですが、

それでも3月上旬のほぼ満開は私の知っている範囲では一番早いかもです。

 

 

私が初めて蘇州に来た時にはすでに大きな木で、毎年きれいな花を咲かせています。

でも、今までわざわざ写真を撮りに来る人は見かけませんでした。

この写真を撮った日もいつも通りでしたが、その後SNSや蘇州のご当地アプリで紹介されて、

今年は大勢の人が写真を撮りに来る人気スポットに様変わりしました。

 

 

日本の桜はもう10年以上見ていません。

いい年して恥ずかしながらこの季節はちょっとホームシックになります。

 

この春、江蘇省では甲型と呼ばれる流感が大流行しています。

特に子供がかかりやすいようで、周りでも感染したという話をよく聞きます。

新型コロナが治まったと思ったら、次は流感。

小さなお子さんがいるご家庭はまだまだ気が抜けない状態だと思います。

 

 

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