千島湖の記事はまだ続くのですが、毎度のことながら更新が遅いので、
真冬になる前に蘇州の秋の様子を先に。。
11月上旬に太湖の紫金庵へ行った時は、
銀杏の葉が色付いて落ちるのはまだまだこれからという感じでした。
お寺の売店では大粒の美味しそうな銀杏が売られていました。
銀杏は秋になると太湖の周辺で買うか、マンションの中庭で拾って食べています。
蔦の葉は赤く色づいていました。
ちょうどこの日から暖かい麵が恋しくなるぐらい急激に気温が下がりました。
紫金庵で蘇州麺を食べたのは初めてです。
ここのスープは濃い醤油味ではなく、私の好きなちょっとさっぱり味。
営業時間は午後2時ぐらいまで、客が少ないと早く終わってしまいます。(なので初めて食べた)
店のおばちゃん達が暇でもう帰り支度を始めそう、10分遅かったらもう閉まっていたかもしれません。
境内にみかんがたくさん実っていて、見た目には美味しそうに見えます。
採って食べても叱られませんが、震えが来るぐらいすっぱいです。
こちらは11月下旬の虎丘、銀杏は色付いたのですがまだ地面を黄色にするほどでもなく。
今年の蘇州は急に寒くなったかと思えば、また暖かくなったりと少し変な気候でした。
でも、モミジはすっかり赤くなっていました。
庭園のモミジが綺麗なのは拙政園です。
たくさんの観光客で賑わっていました。
秋から初冬の拙政園は銀杏の黄色とモミジの赤、常緑樹の緑と彩が楽しめます。
今年はちょうどよいタイミングで拙政園のモミジを見ることができました。
観光客が増えすぎたせいなのか、たまたま修理のタイミングだったのか、
残念なことに通れなくなった回廊や入れなくなった亭があちこちにあります。
先週末の虎丘湿地公園。
ここは、紅杉と呼ばれる杉の木が赤く染まります。
遠くから観光客が来るような場所ではありませんが、この時期は地元の人達で賑わいます。
いつもの12月ならもっと全体的に赤くなっていたかと思うのですが、今年はまだ半分ぐらい。
たぶん来週にはもっと見頃になっているのかと思います。
そんなに人も多くなく、赤色が楽しめる場所のひとつが楓橋路です。
こちらは今ちょうど見頃か、もう遅いぐらいかという感じです。
桐涇北路(西園の近く)から上塘街まで約500mほど、川沿いに植えられた楓が鮮やかになります。
桐涇北路の銀杏とタイミングが合えば、黄色を見た後に赤という楽しみ方ができるのですが。
そういえば、今年はまだ道前街の銀杏を見に行っていません。
きっともう落ち葉で道も黄色になっているのでしょう。
蘇州でも最も有名な紅葉スポットは天平山ですが、
最近は人が多すぎて渋滞も以前より酷くなり、休日に行く気になれません。
以前は割と自由に時間が作れたので平日に行っていましたが、天平山はしばらくおあずけになりそうです。