中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

蘇州 太湖東山の紫金庵

2018-11-01 01:01:01 | <蘇州>観光

紫金庵は太湖の東山鎮にある仏教寺院です。

1400年以上の歴史を持つお寺です。

 

 

最初に建立されたのは唐代で、清代など幾度か修復され現在に至っているようです。

 

 

本堂の正面には優しいお顔をした仏像が並んでいます。

 

 

側面にある十六羅漢像は、南宋時代の名匠、雷潮夫妻の作品だそうです。

2006年に国の重要文化財に指定されています。

 

 

蘇州市内から公共交通で東山に行くのは未だに結構不便で、バスの乗り継ぎが必要です。

蘇州駅からなら、502路大駅車(普通の502路は途中たくさん停まります)で、

東山人民医院西まで行って627路に乗り換えて紫金庵下車です。

 

 

お寺には羅漢殿、聴松堂、浄因堂などの建物と中庭があります。

 

 

小さな山寺という感じですが、寺の周囲にも庭を造ってあります。

おそらく観光のために最近整備されたものなんでしょう。

 

 

こちらの鐘も新しく建立されたものかと思います。

自由に突いても大丈夫。山麓に鐘の音が響きます。

 

 

東山はみかんの産地です。

お寺の周りは全部みかん山で和歌山か愛媛に来たみたい。

庭はきっとみかん畑の中に造ったに違いないです。

 

 

どこを見てもみかんの木。鈴なりです。

ちょっと頂いてみました(いいのか。。)

売り物用ではないのですっぱい。

 

 

庭の奥に麺などが食べられそうな食堂もありました。

椎茸や揚げを乗せたお寺の麺を食べるのは結構好き。

でも残念ながら行った時間が遅かったのでもう閉まってました。

 

 

寺の境内には大きな銀杏の木が何本かあります。

紅葉の見頃に来るともっと綺麗だと思います。

 

 

観光客で賑わうような感じの場所ではありません。

良い所なんですが田舎なのでタクシーはまず捕まりません。

たぶんアプリを使って呼んでもなかなか来ないと思いますので、

公共交通を使うなら627路のバスがあるうちに帰る方がよいでしょう。

 

 

コメント (6)
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