早いもので中国の運転免許を取得してからもう5年。。
有効期限がきたので更新に出かけました。
蘇州新区で免許更新手続きする場所は桃園路の北の端、
鹿山路との交差点近くにある 蘇州市公安局車両管理所(車菅所)です。
私の運転免許は長春で取得したので長春での更新が必要だと思っていたのですが、
更新したい場所で境外人員住宿登記表だけ入手できれば、
(登記住所管轄の公安へ行って境外人員住宿登記の手続きをします)
全国どこでも更新できると聞いたので、蘇州で更新してみることにしました。
運転免許取得の過去記事はこちら。
車管所の办証大厦で手続きします。
まずは免許証用の写真を撮りに行きます。写真は持ち込みでも構いません。
セルフの証明写真機は身分証の読み取りが必要なため、外国人はパスポート番号を手入力します。
写真を撮ったら視力検査を受けて検査済みのサインをもらいます。
検査結果の有効期限は3ヶ月あるので、もし混んでいて時間がないような場合、
検査と更新手続きを分けて行うことも可能です。
更新に必要な写真と書類が揃ったらインフォメーションで手続き用の受付番号をもらって、
自分の番号と手続き窓口番号がモニターに表示されるのを待ちます。
中国語でのアナウンスもあります。
更新に必要な書類は、
・パスポート
・免許証用顔写真
・境外人員住宿登記表(臨時宿泊登記表)
・視力などの検査結果 です。
無事に受付を済ませたら、免許証受取場所の近くの作業台へ移動して、
自分で写真を規定サイズに合わせて切り取ります。
自分の番号が呼ばれたら写真を渡してパウチしてもらって終了。
ところで。。。
もし、交通違反をしていたなら、更新前に必ず反則金の納付処理を済ませたほうがよいです。
中国も日本と同様に点数制度があって、12点になると免許取り消し処分になります。
取り消し処分になると筆記試験を受け直す必要があります。
日本の点数制度と違うのは、罰金さえ支払えば1年ごとに点数がクリアされること。
仮に11点取られても罰金さえ支払えば翌年は満点に戻ります。
罰金を払わなければ、点数は翌年に持ち越しになるので、
上記の場合、次の1年の持ち点は1点しか残っていません。
また、監視カメラによる取り締まりやオービスでの速度違反の場合、
罰金の対象が違反者ではなく違反をした車両になります。
そのため、点数を取られる(罰金を払う)のは違反した本人でなくてもOK!
なので、免許更新場所や罰金を支払う場所には、
点数を売る人や点数を買いたい人の路上マーケットができています。
最近の相場は1点200元~300元ぐらいのようです。
昨年から携帯アプリやPCから罰金の支払いができるようになりましたが、
点数が足りない人は他人から買う必要がある??ので、オンライン支払ができません。
そんな人たちで罰金を払う場所は人でいっぱい。
外国人でもこのアプリが使えるらしいのですが、試してみると、
”あなたの身分証に合致する免許番号はない” というメッセージが出て使えませんでした。
公安の人に聞いてみたら、外国人でも使えるはずだけど、
ちゃんと処理できるか検証できてないから今はまだ使わない方がいいと。。
アプリが使えない場合、罰金の支払いは、市内に何カ所かある交通警察で行います。
長蛇の列になってます。。受付に到達するまで2時間ぐらい、
受付を済ませてから納付までさらに1時間ぐらいは待つことになるので、
くれぐれも違反はしないようにしましょう。
新規取得の場合、免許の有効期間は5年ですが、更新後の有効期間は10年になります。
新旧の免許証番号比較してみると旧免許の場合、
FPJPN+パスポート番号でしたが、新しい免許はパスポート番号のみになっていました。
運転免許の更新自体は空いていれば1時間もかかりません。
空いている日の狙い目は連休前後にある土日の振り替え出勤日ですよ。