最近はたまに公園に出かけるぐらいで、大して体を動かしていないので、
少し運動になるぐらいの山登りでもと、太湖東山の雨花胜境へ行ってきました。
田舎の小さな公園みたいな場所なのですが、
この辺りは古くから人々が暮らしていたようで、
唐代から清代にかけての史跡が残っているそうです。
雨花胜境へは蘇州市内からだと地下鉄4号線の紅庄駅下車、
62路のバスに乗り換えて東山首末で下車です。
バスを降りてから入り口まで1kmほど歩きます。
樹齢100年以上の古木も多く、夏でもちょっと涼しそうです。
ここのごみ箱、石の形です。
最初は何か分からずベンチかと思っていました。
こういうのは初めて見ました。
園内には茶店があります。
ここでお茶を飲みながらのんびりするのもよいかもしれませんが、
今回の目的は”体を動かすこと”なのでスルー。
売店は見当たりませんでした。
飲み物などが欲しいなら入り口で近所の人がリヤカーに乗せて飲み物や果物を売っているので、
そこで買っておいてもよいかもしれません。
水は1本1元と値段はスーパーで買うのと変わりません。
芝生の広場、観景草坪にはソフトクリームの屋台があります。
ここから登ることができる莫厘峰の海抜は293m。
山頂まで行くには、雨花胜境を出て車や自転車も通れる道を上っていきます。
この道に出る所には係員がいる訳でもないので、
こちらからなら雨花胜境へ無料で入れます。
山登りと言うほど標高があるわけではないので、
ちょっとだけ体力が必要な散歩レベルでしょうか。
それなりの勾配を登っていくと、山頂へ続く小径が現れます。
最近整備し直したようで歩きやすいです。
が。。最後はそれなりにきついです。日頃の運動不足を痛感しました。
一直線に上に登っていく道をみると心が折れそうになります。
山頂には観音古道場、慈雲庵があります。
トイレもありますが、緊急事態でない限りは近づくのも。。
という感じなので必ず麓で済ませておきましょう。
眺望は期待するほど大したことありません。
空気が綺麗な時にはもう少し眺めはよいかと思います。
頂上の印のある場所には携帯電話の基地局が建っているのもちょっと残念。
東山雨花胜境はあまり商売っ気のない所で、
麓の入り口も16時過ぎにはみんな帰ってしまうので駐車料金も入園料も不要になります。
車がないと行き難い場所ですが、
62路のバスは紅庄駅から東山首末までバス停の数が48あるので、
路線バス旅が好きな方なら道中も楽しめるかと思います。