現在、蘇州の楓橋風景区は入園無料になっています。
21時まで開放されているので、夜のお散歩に行ってみました。
以前から何山大橋を通る時にライトアップされていることに気付いていましたが、
実際に中に入れるのかは知りませんでした。
入園時には蘇城码の提示が必要です。
人は多くないのでゆっくり写真を撮ったり散歩を楽しむことができます。
春節の頃からしばらくの間、閉園していたのは、
このライトアップ工事のせいだったのかもしれません。
江村橋はまだ修理中で、景区の奥の方には新しい橋が架けられているのも見えます。
まだ渡れませんが、拡張工事も行っているのかと思います。
昼間は何度も来ているのですが、ライトアップされるとずいぶん雰囲気も変わります。
過去記事はこちら
元々、中国政府の方針で2020年は各地で、
夜の消費を増やすための方策が考えられていました。
上海でも蘇州でもコロナの影響がなければ、
もっと早くから、ライトアップや深夜までの飲食店営業などが行われていたはずです。
蘇州では、”姑蘇八点半”と名付けられた夜の経済活性化活動が行われています。
夜遊び、夜食、夜購買、夜娯楽などなど6つのテーマがあるようです。
地下鉄など公共交通の終電時間を遅くするようなことも政策に入っていたと思います。
実際蘇州では観光路線バスの蘇州好行が週末は少し遅い時間まで運行しています。
食事のできる蘇州好行もあるらしいです。
あまり蘇州にいないので知らないだけかもしれませんが、
そんなに特別盛り上がっているような気配は感じていません。
とういうか楓橋風景区では全く盛り上がっていませんが。。
蘇州博物館、蘇州戯曲博物館、蘇州シルク博物館など6つの博物館は、
週末には21時~22時ごろまで開館しているというネット記事も見ました。
(実際の展示内容や閉館時刻は出かける前にお調べ下さい)
このライトアップされた景区を独占状態で楽しめるのなら、
ほとほどの盛り上がりで長く続いてほしいなんて不謹慎なことを思ったりします。
蘇州はもうほぼ通常通りの生活に戻っていますが、
それでも以前とは少し感じが違います。
コロナが早く収束して、夜の街も賑わいを取り戻してほしいものです。