フ ー バ ー NO.255
アメリカのFBIに49年間勤めて77歳で死ぬまで長官を勤めたフーバーは、盗聴で得た「秘密情報」を武器にして、現職大統領をも脅して自分の地位を守った「脅しの達人」だった。
大統領や上下議員・あるいは、いわゆる著名人だって犯罪行為がなくても四六時中盗聴されれば、私生活上のスキャンダルの一つや二つは出てくるものだから、そんなことを針小棒大に暴露されるとたちまち失脚する。
だから、誰も彼を辞めさせることはできなかった。
そういう「武器」を特定の人や組織に独占させることは、民主主義と相いれないことは当然ですし「盗聴」は大統領や司法長官の許可がなければ行ってはいかないことになっているけれど、スキャンダルの盗聴など許可されるハズはない。
だから、現実には限りなく自由に行われている。
さて、今回強硬採決された「特定秘密保護法」って今の政府の要人だって、自分の首を自分で締めるようなものですが、それはそれでいいとして、そんなこととは何の関係もない国民の首まで絞められたんではたまったもんじゃない。
アメリカのFBIに49年間勤めて77歳で死ぬまで長官を勤めたフーバーは、盗聴で得た「秘密情報」を武器にして、現職大統領をも脅して自分の地位を守った「脅しの達人」だった。
大統領や上下議員・あるいは、いわゆる著名人だって犯罪行為がなくても四六時中盗聴されれば、私生活上のスキャンダルの一つや二つは出てくるものだから、そんなことを針小棒大に暴露されるとたちまち失脚する。
だから、誰も彼を辞めさせることはできなかった。
そういう「武器」を特定の人や組織に独占させることは、民主主義と相いれないことは当然ですし「盗聴」は大統領や司法長官の許可がなければ行ってはいかないことになっているけれど、スキャンダルの盗聴など許可されるハズはない。
だから、現実には限りなく自由に行われている。
さて、今回強硬採決された「特定秘密保護法」って今の政府の要人だって、自分の首を自分で締めるようなものですが、それはそれでいいとして、そんなこととは何の関係もない国民の首まで絞められたんではたまったもんじゃない。