小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

原発訴訟

2013-12-19 09:18:27 | 日記
      原 発 訴 訟   NO.265
「日本の原発を全部止めて国を破滅から救いたい」との悲願を達成するために東電の歴代経営陣に対して「地震や津波への対策を怠った」ための人災として現・元取締役27人を相手取って、5兆5045億円の訴訟を起こしている弁護士がいます。
ビジネス弁護士として時には激しく戦いすぎて、懲戒処分を受けるなど悪名弁護士として名をはせた人「河合 弘之」氏です。
でも、その主張は筋が通っています。
巨大地震や大津波の危険性はこれまで東電内部で何度も指摘されてきた。
そうしたデータをすべて役員が握り潰してきた。
耐震性の強化もせず・防潮壁を1センチも高くしなかった。 
要するに何もしなかったということだ。
これは重大な怠慢である。地震大国において原発政策を漫然と放置したために、10数万人という被害者が塗炭の苦しみの中にいる。
東電の歴代役員は定年退職すると何億という退職金を受けとっている。
その後、さらに2度3度と転職してそのたびに退職金を手にしている。
「加害者天国・被害者地獄」だ。
こんなことでいいのか! 個人の財産で弁済せよ! これが河井の主張です。
この非民主主義の国の裁判所でのこの種の戦いはどうなるのか?予断は許せないが、エールを送りたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする