小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

民営化

2013-12-03 09:20:59 | 日記
         民   営   化   NO.249

 橋本市長は学校の校長先生を民間から登用したり、地下鉄を民営化したり・水道事業を民営化したいと盛んに民営化を進めようとしていますが、そんなに民営化というものが、魔法の杖みたいになにごとも能率よく改善されるのでしょうか?  または、官営というものがそんなに非能率で信頼できないものなでしょうか?
そんなのなら、市長も議会もみんな民営化すればよいということになるのではなでしょうか?
民営ということは企業化(資本主義化)にほかなりません。
資本主義が悪いというのではなりません。  資本主義というものは、基本的には金儲け主義ですから、金儲けにならないことはやらないということになります。
儲からない教育・儲からない消防活動・儲からない警察・儲からない文化文芸活動.儲からない裁判所などなど、民営化してどんどん削られてゆくと、一体どういうことになるのでしょうか?
 さて、アメリカ大統領の選挙には各陣営とも700億~とも言われる選挙資金が必要ですが、誰もそんな巨額のお金を持っていませんし、個人献金なんて高がしれていて、ほとんどのお金は民主党・共和党を問わず、巨大企業が出しているのです。 巨大企業の選挙資金は政権がどちらに転んでも自分たちの利益を擁護するための「保険料」です。
だから、どちらが政権をとってもスポンサーのご機嫌を取らないわけには済みません。
銃規制ができないのも、戦争を中止できないのも、遺伝子組み換えや成長ホルモンや畜産業で抗生物資の過剰投与の防止ができないのも、スポンサーの威光に背けないからで、アメリカという国自体が企業に支配されている「株式会社」の下請け組織になっているという現実があります。
 「株式会社 貧困大国アメリカ」 堤 未果 の著書を参考にしました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする