26.10.05 お 里 NO.565
家の顔というべき門扉に足拭きマットが干されていたり、玄関の履物が乱雑に散らばっていたり、食器が洗われないでシンクに山積になっていたら「お里」
が知れるなどと言っていました。 この場合の「お里」とは旧被差別地域を指す差別用語でしたが、生活を律するための比喩として慣用的に、学校の先生で
さえも平然と使用していたように思います。 国際的にはオダンダを侮蔑する言葉として「ダッジ」があります。
「ダッジワイフ」は」オランダの女房、つまり、誰とでも寝る女房という意味にしていましたし、ダッジロールはオランダの揺れで、船酔い・車酔いを来す悪い揺
れと、つまり、良くないことはすべてオランダを冠して、オランダを侮蔑するとともに表現をわかりやすくしようとしたものです。
でも、そのうちに日本だって百害あって一利もないアベノミクスの自画自賛を揶揄して「ジャパニーズ・エコノミックス」などといわれる日が来るかも知れませ
ん。