小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

稼ぐ

2014-10-06 11:43:31 | 日記

     

 26.10.06          稼    ぐ         NO.565

A君は「稼ぎに追いつく貧乏はなし」とは貧乏人は「稼ぎ」という目的地には到達できないものだと主張する。 働けど働けどわが暮らし楽にならずじっと手を

見る(石川啄木)と言ってるじゃないか!?  T君はそうじゃない、一生懸命に働けば「貧乏神」はその人についてこない、という意味だと譲らない。 A君もT

君もともに貧乏な家庭だった。  新聞社の編集部に電話を入れたが応えてくれなかった。

それから25年、T君はそれこそお金の亡者みたいになってガメツく「働き」かなりの財を成しましたが「ワーカーホリック」(仕事中毒)なって、40歳に満たない

年齢で死んでしまった。

それから37年一方のA君は財はなしえなかったが、77歳まで生き延びてパソコンを習い「稼ぐに追いつく貧乏はなし」という言葉をパソコンで検索した。

 するとインターネットの解釈ではT君の言い分が正しいことになっていることを発見。   でも、そうでしょうか? いまどき一心不乱に働いて貧乏から脱出

できるのでしょうか?

たとえば介護の仕事、これだけでは生活が成り立たない。 夜の時間を裂いてバイトに励んだって年収は200万を出ない。

これでは結婚もできないし、まして、子供を産み・育てる事などとてもできない。 インターネットの解説を変更する必要がある。

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