26.10.27 シ ン カ ー no.586
「シンカー」とは」沈め屋のことです。 小説のお話ではなくて実際にある話です。 企業の2代目3代目のお坊ちゃま社長を自家薬篭中のものにして食い
潰して沈める(苦境に陥れる)役目をします。 接近する方法は「くの一」つまり「女」とイカサマバクチです。 その手の女ってスゴイ! 天才的なウソつき
と色仕掛けは他の追従を許さないほどのもの。 ヤバイと気がついた時にはもう遅い。 手遅れの癌みたいなもの。
同業者でこの手の餌食なった人が2人いました。 数十億の財産を乗っ取られ、苦境から何とか逃れたいと思って発行した手形をパクられた(だまし取られ
ること)上、その手形を裏から手をまわして回収してあげる(サルベージ)という話に乗せられて、まんまと手数料をだまし取られている。
溺れる者は「藁」でも掴むという心理を悪用されてさらに苦境に陥る。 なんのことない、シンカーもサルベージも同じ穴のムジナなのです。
地位や職能に見合わないお坊ちゃまはそうして淘汰されてゆくのです。 でも、そんな地位にある人ばかりではなく、判断力が低下した高齢者だって、
この手の魔手に掛かる危険がいっぱいあるのです。 ちょっと旨い話には冷静な対応が必要です。