28.06.02 反 捕 鯨 NO.1180
皮の話で思い出しましたが、現在捕鯨が原則側禁止されているために、鯨の数が増えすぎ
て、人類が食べる3倍もの魚を鯨が食べるものですから、漁撈資源の枯渇が心配される段階
になっているようです。 それなのになんで反捕鯨なのかといえば、鯨を食べさせないことに
よってほかの動物性蛋白質の牛・豚が売れるからなのです。
シーシェパードなどという過激な反捕鯨活動団体があって、和歌山あたりまで来てイルカの網
を破ったり、イルカを残忍に殺す映画を作って日本人は鯨を喰う野蛮人だと喧伝しています
が、その資金はアメリカの畜産業界から出ているのでしょうから、道理もなにもあったものでは
ない。 中国でコメを喰うスズメがケシカランということで、国を挙げてスズメ退治をして数十億
匹のスズメを撲滅したところ、スズメの天敵だった米を喰うほかの害虫が爆発的に増えたため
に、コメの生産量が減ったので今度はスズメを増やす政策に転換したという。
なんだかどこの国でもアベノミクスみたいなトンチンカンなことをやってるんだな・・・との思い
がよぎります。