28.06.26 将 と 馬 NO.1114
「将を射んとすればまず馬を射よ!」といいます。 無敵の勇将といえどもそれは万全な活
躍をする忠実な馬あってこそなのです。 ところで、俊敏に動き回る勇将を射るのはなかな
か困難ですが、標的の大きい馬を射ることはそう困難なことではありません。
で、いくら忠実な馬といえども弓矢が身体に突き刺されると、平静でいられるわけはなく、背
中の勇将を放り投げてしまうことでしょう。 そうすれば地に落ちた「将」を射ることはそんな
に困難なことではなく、目的を達することが出来るのです。
さて、政権です。 自公による反動政権を奪取し・国民の福祉と反戦・民主政権を奪取する
には、まず東京都知事を射ることが重要です。
国政は違憲状態の歪んだ選挙制度のために、なかなか奪取することが出来ませんが、地
方の選挙はそうではなく野党の勢力が結集すれば取れないことはありません。
かつては北海道(横路)東京(美濃部)神奈川(長洲)京都(蜷川)大阪(黒田)と主要都市の
知事は、いわゆる「革新知事」で占めた時代がありしたが、その後は野党が分裂し結果とし
て自公を利すことになっていったたのです。
原点に立ち帰り弱者が結束して「国政を射んとすればまず地方(知事)を射よ!」と声高に
叫びたい。