小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

火中の栗

2016-06-30 20:51:03 | 日記

          28.07.01    火 中 の 栗    NO.1119

 「他人の利益のために危ないことをする」という意味でしょうか? 同期入社のU君は才能もあ

りましたが、飲む・打つ・買うの三拍子そろった遊び人で「夜の帝王」などとあだ名されていまし

た。  ある時、水商売でバツイチの子連れの女性に熱愛された。  

俺がこの女性を幸せにしてあげないことには、この人はダメになってしまう・・・結婚すべきか? 

見捨てるべきか? 悩みに悩みました。  でも、そうすることはまさに「火中の栗」を拾うこと

そう上司から諌言されるとなお一層「おれがやらなきゃだれがやる!」との思が募る。

でも、そういうU君の胸中を察した彼女が、ある日突然U君の前から忽然と姿を消してしまった

のです。  U君は一時期ショックで意気消沈していましたが、その心の痛みを同じ職場にいた

S嬢が癒やしてくれたので、U君は「焼けぼっ杭に火がついたように」S嬢と結婚しました。

メデタシ メデタシ。

コメント
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