28.06.05 寄 ら ば 大 樹 NO.1183
ロシアのウラジオスロストックと言えばソ連中のマフィアが集結して世界で最も治安が悪く、商
社員が転勤でウラジオストックへ行くということは、ほとんど死地に赴くことを意味し水杯を交わ
して送るという。 そんなところに小金持ちで無防備な日本人が行くということは、狼の群れ
にウサギを放つようなもの。 必ずやマフィアの餌食になることは間違いない!
でも、そのウラジオストックへ転勤した商社員から、拍子抜けするほどの陽気な声で電話が
かかってきた。 最も勢力のあるマフィア(日本でいえば山口組?)大親分が経営するマン
ションに入居したので、警察に守って貰うよりも確実なセキュリテイーに守られているという。
そう言えば、日本の国も世界で最もケンカが強いアメリカの庇護のもとにあり、大樹の陰に
隠れて「沖縄の米軍関係者による女性殺害事件は許しがたいものであり、具体的に有効性
のある措置を取るよう強く求めて行く」なんて、負け犬の遠吠えみたいなことを大樹の陰から
遠慮しながら言っている。
親の年金をあてにする今時のパラサイト青年に似てはいませんか?
*「他諺の空似」 米原 万里著 を参考にしました。