2 8.06.18 祭 り NO.1196
祭りは嫌い、いや大嫌いでした。 暗いお話はあまりしない方が良いのかもしれませんが、
クリスマスもお正月も盆踊りなどなども、いわば人が集まって楽しくはしゃぐ「ハレ」の日は、
お遣いを貰えない貧乏少年にとっては、みじめさをより強く感じる「日」だったからです。
そういう潜在意識をずっと引きずって生きてきたのです。
きちんとした就職が決まった19歳までの貧乏人根性は、後期高齢者と言われる年代に達す
るまで、連綿と続いていたのです。
でもこの歳になって初めて、人様が楽しく歌い・踊りに興じているのを見ると、ひとり腐ってい
るよりも自分も同じようにやってみた方が利口じゃないのか?「得?」なんじゃないかと思う
ようになりました。 そうすれば気分はいいし・健康にもいいし、貧乏人根性をいつまでも引
きずっているよりも、建設的・生産的じゃないのかな?・・・と思えるようになりました。
ちょっと気が付くのが遅かったのかもしれませんが、暗く生きるよりも明るく生きて行こうとい
う気になっています。 阿波踊りだって「踊るあほうに 見るアホウ 同じアホならにゃ踊ら
にゃ損そん」というではありませんか。