小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

人間本来無一物

2018-04-15 19:07:46 | 日記

  30.04.16   人間本来無一物  NO.1861

 どんなに偉い人だってオギャーと泣いて生まれ出て、痛い痛

い・苦しい・苦しいといいつつ死んでゆく。

この世で幾ら財産を築いても・反対に幾ら借金をこしらえても、

あの世とやらへ持っては行けません。

人間の欲には限りはないけれど、妻子を困らせることなく生活が

できればそれでいいとしなければなりません。

でも、そのほどほどというのが一番いいのかもしれませんし、そ

う言うことがなかなかできにくい世の中になってきました。

大きな夢や欲望を持つのもいいいかも知れませんが、それが達成

できなければ何もならない。

人生を終わるその最後の日に周囲のみなさんに「有難う皆さんのおかげで楽しい人生を過ごすことができました」「一足お先に失礼します」「さよななら」・・・と静かに眠るように入寂出来る人生ありたい。

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ハブとマングース

2018-04-14 19:25:42 | 日記

   30.04.15   ハブとマングース  NO.1860

 今は動物愛護ということでやっていないようですが、沖縄旅行では

「ハブとマングースの決闘」というのが観光コースに入っていました。

体長20cmほどのネズミくらいの大きさのマングースと1.5mもあ

る毒蛇(ハブ)との決闘ショーです。 勝負はおおむね30秒ほどで

決着し、ハブはマングースに頭を食いちぎら

れて敗北し、沖縄名物物ハブ料理の食材になります。

ただ、100回に1回ほどの割合でハブがマングースをかみ殺すこと

があるようですがこれはまぐれ。 マングースはもともと沖縄に生息

していたものではなく、ハブの被害に悩まされた沖縄政庁がハブの天

敵マングースを海外から輸入して、沖縄全土に解放したのです。

ところが、そのマングースが近年増えすぎて、養鶏場を襲い・絶滅を

危惧される天然記念物(動物)を根こそぎ食い荒らして、今やマング

ースはハブの天敵と言うよりも、人間の天敵になっています。

このように安易に便利なものに頼ると、後で非道い目にあうことがあ

るのです。

いくら便利に見えても、政治家やヤクザと付き合うことは危険です。

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マゴにも衣裳

2018-04-13 20:07:16 | 日記

      30.04.14    マ ゴ に も 衣 裳  NO.1859

 「襤褸(ぼろ)は着てても心は錦・・・」と水前寺清子は歌っていますが

襤褸は襤褸です。 昔ある喜劇俳優が乞食スタイルの襤褸を着てあるデパ

ートに入ろうとしたところつまみだされました。

その時、実は私は喜劇役者の○○というものです、たわむれにこういうこと

をやっているのです・・・と名乗ったのですが、誰も信用してくれません

でした。

そういえば、15年後ほど前に「有栖川の宮」という皇族の名を騙って、

戴冠衣装に身を包みそれらしき言葉を使って、芸能界の著名人を誘ってパー

テイを開いてご祝儀(金銭)を騙し取ろうとして、何回目かに化けの皮露見

して、詐欺容疑で逮捕された男がいました。

このように、マゴにも衣裳(マゴは「孫」ではなくて「馬子」・・・馬引き

人足)で、立派な衣裳をさせておればそれらしく見えるという意味。

そういう社会的な風潮があるから、だます人・だまされる人がでる。

本当の有徳人はブランド品を欲しがったり、キンキラキンに身を飾ったりは

しません。

人は外見で判断すべきではなく、その言葉と行動によって評価すべきではないでしょうか・・・。

なかなか難しいことですが、外見ばかり見ているとコロッと騙される。

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羊頭狗肉

2018-04-12 19:47:58 | 日記

  30.04.13      羊頭狗肉    NO.1858

 

 羊の頭をかざして狗(犬)の肉を売ることですね。 つまりインチキ。詐欺商法ですね。  

いま北海道で羊の肉が売れないで困っているらしい。

でも、私たちの青年のころ羊肉はジンギスカン焼きとして、こんなにうまいものはないと

思ってよく食べました。今でも、餃子のミンミンでは「バーウーロウ」(ジンギスカン焼

き)という名称で売っているのではないかと思います。

一方犬の肉の方は朝鮮料理(ポシンタン)という高級料理として、動物愛護の掛け声の中

でも、静かに守り続けられているのです。

空腹は最良のコックといいますが、まさにその通りで暖衣飽食はむしろ幸福感を少なくし

ているように思います。 腹が減っていればなんでもうまい。

余分ながら、動物の皮の色によって旨さが違うようなことが言われていますが、それが本

当のこなのかどうかは解りません。

曰く、1赤 (茶色)  2黒 (くろ毛)  3縞 (縞模様)

   4白 (白色)

ばかばかしい話ですが信じる人は信じてくださって結構です。

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地獄に仏

2018-04-11 19:31:37 | 日記

   30.04.12     地獄に仏      NO.1857

 「地獄に仏」なんてあり得ません。 多重債務に悩む人に対して「債務

を整理してあげましょう」とか、不治の病にかかって苦しんでいる人に、

ぴたりと治る驚異の薬をあなただけに特別に譲ります、とか、一人で悩

まないで○○教へいらっしゃい悩みは解決します等、藁にもすがりたい人

を仏の様な態度でおびき寄せ、結局はその悩める人からなけなしの金員

を吸い上げる悪い輩が後を絶たちません。

また、そういう連中餌食にされる「お気の毒な人」も後を絶たちません。

世の中すべてが「科学的に」解決できるというものではありませんが、

相談する相手を厳選する知恵を持ちたい。

「窮鳥懐に入れば猟師これを撃たず」という言葉がありますが、懐に入っ

てきた獲物ならば、まさにラッキーであって、わざわざ鉄砲で撃つ必要が

ないというだけで、まさか獲物を逃げしてあげるということはありません。

なにごとも盲信することは危険です。

気に食わない夫であっても・妻であっても意見が違うことが良いことであ

ると思いたい。  それも程度ものですが・・・。

 

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