東洋大学からは3年生の服部弾馬とOBの田口雅也(Honda)が出場、女子もエースの佐藤早也伽(3年)が出場しました。
青山学院大学からも複数出場しました。神野や田村はさすがに強かったですね。
優勝は実業団1年目の市田孝 (大東文化大学→旭化成) でした。終始冷静なレース運びでした。
服部弾馬はレース終盤に離されて5位でゴール。
試合結果は次の通りです。http://www.mit.vc/Result2016.html (一般男子は12km)
本日の主題はこれからです。
男子ジュニアの部(8km)で今春東洋大学に入学予定の渡邊奏太(静岡・吉原工業)が優勝すると言う快挙を成し遂げました。
今春東洋大学に入学予定で、この大会に出場するのは渡邊選手だけでしたのが、まさか優勝するとはね・・・。
一緒に走った中では、全国高校選手権や都道府県対抗男子駅伝に高校駅伝界を席巻した、今春東海大学進学予定の強いメンバーが含まれています。
渡邊選手の母校の吉原工業は、昨年の全国高校駅伝の静岡県予選で16位と言う、全くの無名校です。
渡邊選手は1区 (10km) で3位とまずまずの成績で、都道府県対抗男子駅伝にも選ばれています。
こう言う選手をきちんとスカウティングするのが、東洋大学の凄いところですね。
普通男子の名前で 「そうた」 と言えば、創太・颯太・宗太などを思い浮かべますが、
渡邊は楽器を演奏するなどの 「奏太」 ですから、すぐ名前を憶えて貰えると思います。
先に、今春の東洋大学の新入生が発表された時に、中村駆 (山口・西京)、今西駿介 (宮崎・小林)と渡邊は即戦力に近いと思っていましたが、
その中では3番手扱いでした。
今回の優勝で、一躍即戦力一番手にのし上がったと思います。今回はクロカンの優勝なので、「箱根の5区候補!」と言うのは飛躍し過ぎでしょうね。
ただクロカンは足に負担が掛かるので、後遺症や故障が心配ですね。
東洋大学2年生の堀選手も、このクロカン大会で故障して大学1年生の時は故障に苦しみました。
さて明日は東京マラソンです。東洋大学のエース服部勇馬が日本のトップランナーに挑戦します。
勇馬にはもちろん期待しますが、OBで最近絶好調の山本浩之 (コニカミノルタ) にも大いに期待しています。