国体アイスホッケーは成年・少年とも北海道が優勝しました。開催権である愛知県が「国体チャンネル」と言うライブを設定してくれたので、ネット観戦出来ました。少年の部の北海道は高校2年生・3年生時にU18・U20代表が数多く居るのに対し、埼玉栄は代表歴は井口藍仁ただ1人で、メンバーからみると北海道が断然有利なのですが、埼玉県は埼玉栄高校の単独チームで、フォーメーションやチームワークでは勝っていたかも知れません。少年の部の解説者は東洋大学監督の鈴木貴人氏でした。
試合は埼玉栄が先制し、すぐに北海道が逆転しましたが、2ピリに埼玉栄が一時逆転、その後北海道が再逆転すると言うスリリングな展開でした。
決勝戦のゲームシートです。
dKJEHXKF.pdf (camel3.com)
(文字化けのような現象が起きてますが、大丈夫です↑)
北海道はやはりモチベーションが、本州のチームに比べると今一つのような感じがします。
アイスホッケーの地域格差はどんどん解消していると思いますが、アイスホッケー雑誌の選手名鑑で出身中学校を見ると、本州の中学校から北海道の高校へ、(又はその逆)がかなりあり、チーム名を隠し、出身中学だけ見ると、どこの高校なのかが判別できない事が最近増えて来ました。古豪苫小牧東は部員14名しかおりませんが、苫小牧出身者は僅か4人です。中学は北海道だと思ったら、中学生のうちから本州→北海道に移住(本人が下宿する、又は母親が一緒に道内に住む)する選手もおおくなりました。特に北海道以外のアイスホッケーが盛んな八戸市や日光市から道内移住者が目立ちます。
今回の北海道の少年の部にも、本州の中学出身者が何人か居たようです。中々世界との差が縮まらない男子アイスホッケー界ですから、出身中学がどうこうは言っておられません。インターハイでも国体でもどこが優勝したとかは二の次で、日本アイスホッケー連盟はどうやったら世界に追いつけるかを真剣に考え直す時期に来ていると思います。
もう大学では4月になると「秩父宮杯・関東大学アイスホッケー選手権」が行われます。今国体に出場した3年生は殆どが春から大学生になるでしょう。誰がどこの大学に行くのでしょうね?情報持ってる方お知らせ下さいませ