雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 2010年1月16日(土) ウサギの豆子

2010年01月16日 20時52分37秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 2010年1月16日(土) ウサギの豆子

 昨年秋に来た雨宮家の2代目のウサギ「豆子」、毛の色は茶色です。

 次女が育てていた初代の白ウサギ「ミント」は次女が中学生の頃から7年間の家族としての同居生活を終えて、天国に行きました。
 火葬場で焼くのはいやだと言うので、自然のある場所に地主さんの好意で埋めさせてもらいました。ミントの魂や原子は、里山で生きていると思います。

 ミントは、ウサギに似合わず、おっとりとしていて、玄関内の自分の居場所で座っていて動かなかったのですが、豆子は敏捷なのか、臆病なのか、私が帰宅して玄関を開けると、すぐにパッとカゴの中に飛び込んでしまいます。
 つい最近、あまり慌てて飛び込もうとしたので、カゴを置いてある段ボールの段差にぶつかってしまい、つい「そんなに慌てるなよ」と、笑ってしまいました。
 なぜか、わが妻にはなついていて、匂いを覚えたのか、なんなのか逃げません。

 ミントの時にはそんなことはなかったので、玄関のすぐ横の部屋に高さ40センチくらいの障害物を置いて、ふすまを開けておいたら、豆子はジャンプして部屋の中に入り込んでいました。ウサギはコードをかじったりするので、慌てて、部屋から追い出しました。

 ウサギにも、個性があるんですね。
 私たち夫婦と、20代の娘2人と、86才の父と、豆子との共同生活です。これが永く続くといいなと思います。 


2010年1月15日 今日は小正月、むかしの成人の日

2010年01月16日 05時36分46秒 | 雨宮日誌
2010年1月15日 今日は小正月、むかしの成人の日

 1月15日は「小正月(こしょうがつ)」です。旧暦で1年の最初の満月の夜で、中国から暦が入ってくる前は、1月15日が「正月」でした。
 つまり、年の替わる日です。

 ですから、子どもが大人になる「成人の日」なわけです。つまり「元服の儀」は小正月におこなわれていました。
 それを「ハッピーマンデー制度」によって、15日からずらして「連休」にするのは歴史も民俗も軽視した傲慢な態度だと思います。
 「成人式は1月15日」に戻すべきだと僕は主張します。
 こんな恥ずかしいことをするから、成人式で騒ぐ若者たちを本気で叱れなくなるのでははいでしょうか。

 小正月には、たくさんの行事が全国でおこなわれました。
 小豆がゆで「年占い」、秋田などの「鳥追い」、「どんど焼き」、「かまくら」、男鹿半島の「なまはげ」、奈良の若草山の山焼き、などなど。

 浜松市中区には「小豆餅(あずきもち)」という地名があります。これも、単なる地名ではなくて、行事と関係のあるのではないでしょうか。

 お米に小豆を混ぜて炊いた「赤飯」は、「赤い」ということで「邪気」を払う力があるとされたようです。
 こういう知識・常識も、どんどん失われていくのは、さみしいです。

 参考文献:加藤文三著『民謡歳時記 上 ~くらしの文化誌~』青木書店、1980年


 

2010年1月15日 「雪の降らない浜松」は撤回

2010年01月16日 05時20分08秒 | 雨宮日誌
2010年1月15日 「雪の降らない浜松」は撤回

数日前、何人かで「浜松はめったに雪が降らないねえ」
「名古屋から吹いてくる風花(かざはな)だけだよ」
「浜松人は、雪が降ると自動車事故が多くてたいへんなんだ」という話をしていたら、
1人だけ「いや、おれんとこは毎年雪が降るよ」とぼそっと言いました。

彼は、合併して天竜区の住民で、私は深く反省しましたね。
旧浜松はめったに雪が降らないのですが、
遠州北部の新浜松市北部は、毎年雪が積もります。

寒くて氷の張った浜松ですが、昨日の夜、仕事から帰ってきた次女が
「お父さん、馬込川でなんか救助隊がライトで川を探しているよ」と言うので、
家から5分の馬込川の三浦橋に行ってみました。
なるほど、消防署の救助隊でしょうか、ライトを照らして川を捜索していました。
わが家の近くで消防車が赤いライトを回転させて、
何か指令を飛ばしていました。

帰って娘や妻と「誰か川に落ちたのを探してるのじゃないか」
「もしかしたら、身投げで川に飛び込んだんじゃない?}と会話しました。

娘は「私だったら、もっと楽に死にたいな」と。まあ、それはそうだけど。
自殺するのは、そんな選択ができないくらい追いつめられてるんだよ、と思ったけど、
そんな説教はせずに、馬込川の冷たさに思いをはせました。