雨宮日記 3月8日(土) 資本論第2部の学習会
資本論第2部の学習会の第12回でした。則子さんは午後6時半のぎりぎりに疲れて仕事から返って来るので、今日はぼくだけ参加。あと9回で終わる予定、つまり今年いっぱいでななとか第2部を終えて、第3部へ移行する予定です。
わかるって楽しいですね。生産期間と流通期間の長さの関係で、資本の「過多」が生じるという第15章の話、やっと筋道がわかりました。次回に、参加者に今夜の内容のわかりやすい表をつくってくる約束をしました。たぶん、マルクスが正しいのです。
夜は3月から始まった週1回の真夜中の「配達ボランティア」なので、少し眠るか、眠らずに、真夜中家を出て早朝までに帰って来ます。今日は、眠らない。早朝、帰って来てから、少し飲んで寝ます。
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ロシアのクリミア戦争は、ひどい。ロシア軍なのに、民間兵士みたいな顔で、ウクライナに武装して入り込んで、実効支配してしまう。
まずクリミアで国民投票にかけるのが筋道で、していることはすでに「戦争」そのものなのに「武器」は使っていないみたいに言うのは、強盗猛々しいです。
その理由にロシア人の生命の安全とかいうのは、まったく無理です。ウクライナが自重して戦闘を開いていないから、まだ戦闘になっていませんが、このロシアの侵略がウクライナにおける血で血を洗う長い内乱のきっかけにならないと誰にいえるでしょうか。
憎悪をたきつけるような行為はただちに中止して、ロシア軍はクリミアからただちに撤退すべきです。
春のつくしが馬込川でも出始めました。1968年の夏、ぼくが17才の時でした、ソ連軍に制圧されたプラハの春を思い出します。