雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 2月27日(金)の2 自主独立の思考ということ

2015年02月27日 20時51分21秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 2月27日(金)の2 自主独立の思考ということ

 自主独立の思考という路線は楽しいです.だって、自分で自由に考える権利あるいは義務があるということですからね。間違う権利も保障されていますし。

 則子さん曰く「智彦くん、また間違ったね?」

 「はい、間違えました。だって科学は、間違えることで、失敗することによって進歩・発展するだから」

 「だから、間違っても、ごめんなさいと、自分の誤りを謝る必要は無いのね?」

 「うん、科学は間違った論文・間違った死骸の上に伸びていくんだから。」

 「でも、間違っているか、正しいかどうかは、他人ではなく自分で決めるのが科学でしょ?」

 「うん、そうだよ。だからこそ、多数決、多数が正しく、少数が間違っているのではないということ。1人ひとりに全責任がかかるのが科学で、そこが組織や宗教と違うということかな。」

 「1人ひとりに決定権があるって、資本主義を超える社会である社会主義・共産主義社会と同じね?」

 「そうだね。1人ひとりに決定権があるって、すごく重い。地球を支えられないくらい重いね。ぼくや則子さんやみんなが間違った決定をしたら、幸せな未来には行き着かないんだから。行き止まりの道、崩壊する社会、核戦争や破局的な未来に行き着くんだから。」

 「でも、幸せな未来に行きたいよね」

 「うん、行けるかどうかは、わからないけど、みんなで努力したい。これが、ただ1つの道だなんて決めつけをしないで、いろんな選択・いろんな道があるんだと分かって欲しいな。」

 「則子さんは、智彦くんと40年近くいっしょに生きてきて、それはよくわかるけど、みんなにどうわかってもらえるかな?」

 「科学・芸術・文化‥‥いろんな作品を具体化して、発信をしようね。則子さんの「自由律俳句」も、その1つだよ‥このブログもその1つ」

 自覚的になったみんなが、いろんな発信をすれば、この末法世界も、少しは変わるかもしれません。変わらないかもしれません。親鸞の時代のように。

 ぼくや則子さんは、ただ、自分や自分たちのできることをするだけです。結果は、わかりません。

 もっとよくなれば、いいなと思いますが。よくなるかどうかは、結果です。

 


雨宮日記 2月27日(金) 2月ももうあと1日、今日は夜はうどんです

2015年02月27日 20時01分54秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 2月27日(金) 2月ももうあと1日、今日は夜はうどんです

 午前中は、共産党の支部会議に参加(しかし、「共産党の支部会議に参加」などと、堂々と「公開日記」に書く方も書く方ですね。40年前なら、規約違反でしょうか・・・)。

 もちろん、会場・参加者・内容についてはいっさい書きません。今だに、共産党を「権力の敵」として「敵視」する警察や自衛隊の「情報収集」の対象になっていますので。なお、「われわれを敵視している」明白な証拠も見つけました。

 午後は、テレビドラで録画してくれていた森博嗣原作の「すべてがFになる」を見ました。昨年末に放映されたテレビドラマを初めて今見たのですが、「すべてはFになる」だと思って見始めたら「極地研」の話で、原作は『冷たい密室と博士たち』じゃないですか。

 あれ、と思って何作か見たら、いくつかの森小説の連作を1つながりのドラマにしているのですね。

 残念なのは『冷たい密室と博士たち』は名古屋が舞台で、わが母校(卒業してませんが)N大が舞台なのに、テレビでは神奈川の話になっていることです。

 犀川先生の思考の描写が湯川准教授と似ているイメージにしているのは、まあ愛嬌ということで許します。

 夕食は、定食メニューのうどんをつくりました。則子さんは、午後4時半に帰って来て、ぼくが昨日グツグツ煮込んで作ったカレーを食べました。

 カレーなどの料理と哲学・思考・犯罪捜査は似ていますね。じっくりたっぷり煮込んで、思考の濃度を濃くします。

 エッセンスが、たとえばマルクスが膨大な原稿から濃縮した『資本論』全3巻になるわけですね!大事なのは結論ではなく、プロセスです。 

 もちろん、そこには飛躍・跳躍・直感もあります。

 マルクスが「ここがロードス島だ、ここで跳べ!」「ここにバラがある。ここで踊れ!」と言っている通りです。

 論理と直感、悟性と感性の二重思考が正否を分けるのだと思います。

 直感と感性が「これはだめだ」と告げている時、きっぱりとそこを断ち切って、他の道に進む勇気がなければ未来は切り開けません。

 自分を捨てる勇気、自己を否定する決断‥‥。

 いったんできあがった理論・仮説を捨てて別の道に移ることができるか?

 「自分たちが世の中で最高だ」と思い上がり・増上慢があれば、私たちの未来は閉鎖されています、実際に。

   ☆

 夜、浜松市平和委員会の会員数・平和新聞読者数・月刊平和運動読者数を、静岡県平和委員会にファックスしました。やっと、実数に近付いてきました。

 こういうファックスや電話も、警察や自衛隊に盗聴されている可能性があります。とくに重要な活動家や事務所は。みなさん、重要な情報や内部論争を、電話で話したり、ファックスで送るのは危険ですので、やめましょう。