雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

本と映像の森(第3) 9 吾峠呼世晴『鬼滅の刃(1~6)』集英社、2016~2017年

2020年11月24日 18時00分15秒 | 本と映像の森
本と映像の森(第3) 9 吾峠呼世晴『鬼滅の刃(1~6)』集英社、2016~2017年


著者名は「ごとうげこよはる」、マンガの名は「きめつのやいば」。


 友達からまず1巻から6巻を借りて読みました。まだまだあります。


 家族を殺され、生き残った妹を鬼にされた主人公炭治郎が主人公となにかに書いてあったけど、まず妹と炭治郎の2人が主人公で、どっちかということではないと思う。


 もちろん炭治郎は全身で努力してるけど、それを1つ1つの戦闘で支えているのは妹だ。これ、どうなるか。


 第2に「主人公集団」というべき「鬼滅」集団と「鬼」集団が対比的に描かれる。わるくいえばバラバラで意見いろいろに見える「鬼滅」集団は首領に絶対的な忠誠組織である「鬼」集団と対比される。


 このことがどういう意味をもつかは、こんごの巻をつうじて描かれるのかも。


 5巻「地獄へ」で、炭治郎はいう。


「だけど
 鬼であることに苦しみ
 自らの行いを
 悔いている者を
 踏みつけにはしない」


「鬼は
 人間だったんだから
 俺と同じ
 人間だったんだから」


「足をどけてください
 醜い化け物なんかじゃない
 鬼は虚しい生き物だ
 悲しい生き物だ」