本と映像の森95 浜松文芸館編集『浜松市民文芸 55号』浜松市発行、平成22年(2010年)3月15日発行、A5版、328ページ、定価500円
浜松市民以外の方には、何の話だい、と思われるような、年1回発行される文芸雑誌です。
浜松市民にも、一般的には、知られていないかもしれませんね。
今年で55号目ですが、浜松市民から「小説」「児童文学」「評論」「随筆」「詩」「短歌」「定型俳句」「自由律俳句」「川柳」の部門で、「市民文芸賞」と「入選」を選んで掲載する雑誌です。
なぜこれを読んだかというと、ぼくの父親の節三(せつぞう)さんが、前から何回も、この「浜松市民文芸」に掲載されていて、今年も、評論「左千夫・茂吉と城西(浜松詩歌事始ー中編)」が「入選」となったからです。
(これを紹介しちゃうと、雨宮智彦の「ほんとうの姓」が明らかになっちゃうのですが)
「市民文芸 55号」のp177からp184までに掲載されています。
ぼくが下手な紹介をするより、選者の中西美沙子さんの「評論評釈(p191)」を紹介します。
「拝読して、筆者が「短歌」を手中の玉のように敬愛していることが分かります。日本人独特の言葉の感覚の一端が、「短歌」にあることを再度認識しました。前回の論の続きであるこの作品には、浜松と歌人の関係やエピソードが描かれています。地名や旅館など親しく馴染んだものたちを仲立ちに思いを巡らすのもいいものだと感じました。このような丁寧な発掘に敬意を表します。更なる展開を楽しみにしています、」
興味のある方は、浜松文芸館までお問い合わせください。
電話は、053-471-5211です。
住所は、〒432-8014 静岡県浜松市中区鹿谷町11-2、です。
N子さんと相談をしているのですが、近いうちに、節三さんの執筆した自分史「落葉松(からまつ)」や、評論を合わせて、1冊の本にしたいなと計画しています。
節三さんの力作である、万葉集の「曳馬野」の位置論(三河か遠州か)も、もちろん入れます。
浜松市民以外の方には、何の話だい、と思われるような、年1回発行される文芸雑誌です。
浜松市民にも、一般的には、知られていないかもしれませんね。
今年で55号目ですが、浜松市民から「小説」「児童文学」「評論」「随筆」「詩」「短歌」「定型俳句」「自由律俳句」「川柳」の部門で、「市民文芸賞」と「入選」を選んで掲載する雑誌です。
なぜこれを読んだかというと、ぼくの父親の節三(せつぞう)さんが、前から何回も、この「浜松市民文芸」に掲載されていて、今年も、評論「左千夫・茂吉と城西(浜松詩歌事始ー中編)」が「入選」となったからです。
(これを紹介しちゃうと、雨宮智彦の「ほんとうの姓」が明らかになっちゃうのですが)
「市民文芸 55号」のp177からp184までに掲載されています。
ぼくが下手な紹介をするより、選者の中西美沙子さんの「評論評釈(p191)」を紹介します。
「拝読して、筆者が「短歌」を手中の玉のように敬愛していることが分かります。日本人独特の言葉の感覚の一端が、「短歌」にあることを再度認識しました。前回の論の続きであるこの作品には、浜松と歌人の関係やエピソードが描かれています。地名や旅館など親しく馴染んだものたちを仲立ちに思いを巡らすのもいいものだと感じました。このような丁寧な発掘に敬意を表します。更なる展開を楽しみにしています、」
興味のある方は、浜松文芸館までお問い合わせください。
電話は、053-471-5211です。
住所は、〒432-8014 静岡県浜松市中区鹿谷町11-2、です。
N子さんと相談をしているのですが、近いうちに、節三さんの執筆した自分史「落葉松(からまつ)」や、評論を合わせて、1冊の本にしたいなと計画しています。
節三さんの力作である、万葉集の「曳馬野」の位置論(三河か遠州か)も、もちろん入れます。