雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

遠州の遺跡・寺社30 中区上島5丁目の高貴神社

2010年09月27日 04時32分50秒 | 遠州古代史
遠州の遺跡・寺社30 中区上島5丁目の高貴神社

 読み方は高貴(たかぎ)神社です。
 神社は南向きです。
 祭神は「浜松市神社名鑑」では「高皇産霊神(たかみむすびのかみ)」で、つまり、日本書紀・古事記で、アマテラスと共に国譲り・天孫降臨を命令した「高木神」です。
 
 最近の研究では、大和朝廷の本来の主神は、この高木神で、アマテラスは日本列島土着の女神であり、あとで高木神と並列の主神として取り入れられたということのようです。
 (岩波新書の「アマテラスの誕生」参照してください。)

 名前が「高木の神」ですから、たぶん木のトーテム神だろうと思いますが。

 旧浜松市内では「高貴神社」はここの1カ所だけです。
 ここに「白山神社」が付設しているというのも、考える価値はありそうです。

 山伏系の信仰なのか、毎年大晦日の夜に、ここで、火渡りの行事があります。まだ行ったことはないのですが、今年の年末はN子さんといっしょに行って、ルポをここに書こうと思っています。


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