雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

南知多徒然

2016-11-15 23:54:41 | 不思議...パワスポ寺社
愛知県、名古屋市の南方に知多半島(ちたはんとう)という半島があります。
その半島の南端辺りというのはちょうど、
伊勢神宮の海を挟んだ対面(といめん)あたりに位置します。
半島をど真ん中にしてキャプチャーしたGoogleマップ......

 

そんな半島に、例によって、例のごとく。
富士山登頂以来しばらく落ち着いていた神様からのお呼び出し!?が......



「ちょいと用事があるから来てくんろー( ̄∇ ̄)/ヨロピクー」



そして例によって、例のごとく。
プッチンプリリンのおねーさんに正確な言葉へと変換してもらうと......



「次は、知多半島の荒熊神社の猿田彦の、子供を出してほしい」

「個が大事だよ。個が大事だ。
一人一人の平和な思いが大事だということだ。
“ふるべの鈴” が知多半島にあるからな。
行ったらいいよ」



なーんてことに......マジか!?偶然なのか!?必然なのか?
そんな言葉を降ろされた次の週に、
僕は名古屋だミャーに行くんだミャー的な用事があるんだぎゃぁ......
つーことは!?



「仕組まれてる!?( ̄▽ ̄;)」



そんなこんなで今回は、むかーし、むかし。
トアル勢力に封じられたトアル神様の封印を解くべく、
南知多徒然(みなみちたつれづれ)旅の巻!となるのでございます。
ええ。ええ。
例によって「大人のおとぎ話」 ということで。
今回も広い心でお許しを。何卒。



「あ。もしもしりんこ!?アチキです。あちき。
ええ。ええ。
ねーさん?どもども。
名古屋だミャーに来てくれれば駅に迎えに行くでミャーよ。
あんかけスパでも食べながら。ええ。ええ。
えっ!?あっ、そ!来る。駅に。 そーですか。そーですか。
じゃあ、名古屋駅の新幹線口に朝っぱらから待ち合わせで。
ええ。ええ。よろしこー。だみゃーーー♪」 



で、プリリンねーさんを名古屋駅でピックアップ。
そのままレンタカーでブイイーーン!と、朝一の熱田神宮へ
そこでねーさんの地元のトモダチーズ3人が合流。
知多半島に伺う前にみんなで神宮一周の旅をして、
地元の大ボス神様にご挨拶完了。
その帰り際。まだ午前中。
開店早々の神宮名物 「宮きしめん」をみんなで食べて
マンプクプーの満足プーに。
オススメの一品。
とてもおいしかりけり(●´∀`) 





その後、トモダチーズとは一旦のお別れで。
イヨイヨ!神様の待つ!?
知多半島へとねーさんと2人、車を走らせたのでございます。

そもそもの話。
まず驚くのは、知多半島に「荒熊神社」という神社が本当にあったということ。
こんなふうに何気にカキコしていますが、
二人とも関東の外れに住む人間。
知多半島の南端の神社なんて知るハズもなく。
勿論、当然、名前などもってのほか。
でも、神様の言葉をもらってネットをグググッ!と調べてみると......



「あ、あるねぇ。。荒熊神社( ̄ー ̄;
オネイサンはい、いつも正確でんな......」

「そうぉ?」



そして、さらに神様に伺うと、
半島に入って先ず寄るように言われたのがココ。
半島の付け根辺りにあるお寺「妙福寺」さん。
荒熊の神様を世界に戻すには先ずここの印を解かねばなんねーぞ!
とのことで。
これがまた、言われるままに行っちゃうと本当にあったりするから.....
驚き桃の木メルシーボクー(@_@;)





「ここですか。。」

「ここですね」



着いた瞬間わかったこの寺の御本尊。
毘沙門天(びしゃもんてん)様。



「なーるほろ。。」

「なにが?なるほど?」

「毘沙門天さんつーのはですな、ねーさんや。
大抵は鬼を足元に踏んづけた姿で表されているのですな。
ええ。ええ。ツーことはですよ。
鬼を下に封じてるわけでやんすよ。このお寺さんは。しかも!」

「しかも?」

「この寺の位置はですな、荒熊神社の北東。ほぼ北。 
荒熊神社がねーさんのいう様に何らかの神様を封じた場所とした場合、
その封印の力をより強固にするには、
神社の鬼門から北にかけてのこの位置を押さえると、
その封印はより強固となるわけですな。
半島の付け根だから半島を本土から孤立させる
関所的な役割とすることもできる。
そんな場所に毘沙門天さんなんざ、、、
封じた時期は神様の時代からすると縄文の昔なんだろーけど、
となると、ここは元は神社か古墳的な塚だったハズで。
その後、仏教ブームの時あたりに寺となって。
それでも、この地の元々の本意である北門鎮護!
だけは代々伝わっていて。
その象徴の毘沙門天さんに崇敬対象が変わって行ったのだと思われまするのな。
要は、ここにも沢山の神様が封じられてるというわけでやんす。
きっと。
たぶん荒熊さんの眷属の皆さんじゃないかな」

「ホーホー」

「じゃ、御参りなどすっぺかね」



そうして僕らは、僕ら以外は誰もいないマニアックな堂内に入り、
二人で本堂に向かうと、入り口の戸は開いていて。
本殿の中には誰でも自由に入れる様になっていました。
僕らは本殿で基本の参拝を済まし、その後、
やたらと強い気を発している方へと目をやると、本殿の廊下が、
そのまま毘沙門天さんの祀られているであろう奥の院の方へと
繋がっていました。



「イケますな」

「イケますね」



行ってみると、そこには大きな毘沙門天さんの像と、
これまた巨大な提灯(ちょうちん)さん達が
院内に所狭しと並んでいました。



勿論、ここに連なる沢山の提灯の数は、
この地にどれだけ多くの神々が封印されているのか?
を表す様なイメージで。



「ソートー多いでっせ。ここ」

「そうぉ?」



その場でおねーさんは御本尊の毘沙門天さんと
不思議〜なポンチキバナシをして、
さらに細かい情報を聞かせてもらい。
僕らはその毘沙門天さんのガイドに従ってイザ!
お祈りを捧げようとしました。
その時!フト!僕が気づかされたのは、朝、
熱田神宮を一緒に回ったねーさんのトモダチーズからもらったお酒のこと。
この地に出かけて来る直前に神宮で頂いたお土産のお酒のこと。
それが院の中に持ち込んだ僕さんのリュックに入っちゃってる!
ということを思い出したのです......



「ねーさんや。お友達のお酒。
ここで使うというワケですな。
それで朝からみんなで熱田神宮に......なるほろー......
それでねーさんのお友達さん達も
ワザワザ来てくれたというわけですな(^^)
使えますなぁ。このお酒。ありがたいでやんす」



僕はその頂いたお酒をリュックから取り出し。
毘沙門天さんに丁重に捧げて。
トアル「マル秘」のお祈りをすると、
院内の大きな提灯がユレユレに揺れだしたのです。
勿論、風などありません。
目前の祭壇前に灯っているろうそくの火も揺れていないのに、
馬鹿でかい提灯だけがユラーリと揺れちゃうわけなのです。



「ねーさんや。キテますな」

「成功ですね」

「そーですな」

「サスガ、毘沙門天さんね」

「ですな」



そんなこんなで僕らは、
神々が下の方から出てくる感触をリアルに感じつつ妙福寺を後にしました。
鬼とは、時として神を指すのです。
敵対する消したい勢力を、時に鬼と呼んだりもするのです。
桃太郎が退治した鬼も鬼ではないのです。
auのCMの鬼ちゃん!と同じなのです。友達です。
ただ、権力保持に都合の悪い人々を
「鬼」として皆や後世に伝える様なケースが今も昔も沢山あるわけなのです。
本当の鬼もいるけどね!?
さてさて。
僕らはその後本日のメインイベント会場となる!?
荒熊神社へと向かいました。
その途中。車の運転中。
僕はとてつもない眠気に襲われました。
その眠気を正確に表すと、
運転している意識......顕在意識......ではマッタク眠くはないのですが、
本能的な奥の意識=潜在意識の方に絶え間なく、
繰り返し押し寄せてくる大波の様な眠さなのです。
なので、思考して運転している意識とは別のところにおいて
眠気の様なものが止まらず。
アクビが際限なく出て来て止まらなくなる感じ。
あまりに続くその大あくびのせいで、
僕の目は涙でグチュグチュになり。
鼻水はチョチョギレて......



「ダイジョーブ?」



そのあまりに異様な僕の姿に、
さすがのプリリンねーさんも心配の言葉をかけてくれました。



「いやね、これさ、
妙福寺に封じられていた神様達が起きてるんだよね。。今。
いまさ、
荒熊さんに使えていた人たちが列になって寝ている姿が見えててさ。
それがどんどん......と、
一人一人、ムック、ムックと体を起こしてね、
起きて来てるんだよね。
列を作って起きて来てる感じ。
あ〜〜〜、、また起きた!
フワワワワァァァ〜〜(´Q`)。oO〜」



そんな異常な状態が妙福寺を出た後30分ぐらい僕の体に続きました。
そしてそんな中、僕にはもう一箇所、
荒熊神社に行く前にどうしても寄らなければいけない......
と感じている場所があることをねーさんに伝えました。
そこは、荒熊神社のある一帯の地図を見た瞬間、
僕にはとても重要な場所に感じられたところでした。



「フワワワワァァァ〜〜(´Q`)。oO〜。。
ねーさんや。実わ、ですのぉぉ。。
神様には言われてなかったけど、もう一箇所、
どうしても寄りたい場所が個人的にあるのでやんすよ。
そこ、寄ってもいい?」

「そうぉ?いいんじゃない」

「じゃ、行くよ。神社のすぐそばなんだけど。
そこ、重要な場所なんだよ。たぶん」



僕らは荒熊神社に行く直前、その重要と思える場所......
「つぶて浦」という海岸に寄ることにしました。
近くのコンビニで新しいお酒を買って、その海岸に行ってみると、
そこの砂浜には赤い朱色が所々剥げ落ちた、
古くて大きな木製の鳥居が海に向かってドン!と立っていました。
その鳥居の下の砂浜には大きな丸々とした岩がゴロン......と、
強烈な存在感を持って横たわっていました。
その岩は地元では「つぶて岩」と呼ばれているようでした。



この鳥居が向いている方向、海を挟んだ向かい側には、
伊勢神宮の海の玄関口、二見浦がぴったりと位置していました。
本来、

「伊勢神宮へはここから入るのだ!」 

ということになっていた夫婦岩でも有名な海岸。
その二見浦の真反対に位置する場所というのが、この「つぶて浦」。
どうも......ここは......神様の通り道。
海から来た龍神さんや神々は、この鳥居から上がって、
そのまま真っ直ぐ参道を通って......
それで、その先に......荒熊神社があるように思えました。
思えました、とは、その時の僕に見えていた参道であって、
どこか茫洋とした幻想的な風景。
現実には海沿いに立ち並ぶ家々やアスファルトの道路に分断されていて
存在していない様な道。
しかしそれは、古代、確かにそこに存在しいたであろう、
海から社(やしろ)に向かう美しい参道なのです。
そしてソレは、伊勢の神々も往来していたであろう、
神々の道の様に僕には感じられるのです。



「なるほど。。猿田彦さん。か。」

「伊勢神宮にも猿田彦神社があるものね」

「そーですな。確かに。
やっぱり荒熊さんというのは猿田彦さん関連の神社なんだろーね。
ココが荒熊さんの正面玄関ですな。
ねーさんの言葉は......流石でございますな」

「そうぉ?」

「この岩にお酒を注ぐのですよ。ええ。ええ。先ずは」



僕らは買って来たお酒をその大岩に注ぎ、手を合わせ。
そして、あまりに綺麗な鳥居と、
雲ひとつないキラキラとした海の風景にしばしの間、
その場にボーーーッと佇んでいました。
すると、僕は海からくる神の気配を感じて、ツイツイ、パシャリ!と、
携帯写真を撮ってしまいました。
その日、その時、海岸に着いた時には、
確かに雲ひとつない晴れ晴れ過ぎる天気だったハズなのですが、
僕らが海岸にいる間に湧いて来たのか?どーなのか。
写真の鳥居のすぐ側には、不思議な、
顔の様にも見えるとても大きな雲が写っていました。
正確には、その瞬間だけ現れて、1分ぐらいで消えていった雲......
なのです。



「これ、だれかなぁ。。鳥居もピカピカに光ってるなぁ。
後でねーさんに正確な言葉で聞いてもらおうかね、、、
女神、、さんだな。。」



僕はそんなことを思いながら、ねーさんと「つぶて浦」を後にして。
そのすぐそばにある目的地、荒熊神社さんに到着しました。
珍道中「南知多徒然」のポンチキ話は、もう少しだけ、続きます(^^)



南知多には神社など全く興味のなかった頃に幾度か訪れているのですが。
今回は改めて、美しい場所だなぁ......なんて、思いました。
昔はこんな気持ちで知多の風景を見れなかったと思います。
次回の記事更新まで、

「ハヨ続きを書きなはれよー!」

とか、

「夜な夜なおヒマなお時間があるのですなぁ、、」

なんていう風変わりな方!?には、
以下の「徒然シリーズ」や、
「猿田彦」さんのお話でも見てもらいながお待ちいただけたらと(^^)
今日も一日お疲れ様でした。
おやすみなさい。


三鷹徒然
鳩ノ巣徒
三ケ日徒然
芝公園徒然
能登徒然 2
鎌倉徒然
猿田彦ミステリー


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