雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

竹富島徒然 2

2022-02-09 01:17:53 | 面白い...パワスポ寺社
「ニーラン」とは「神の国」という意味なのだそうで、
竹富島に五穀豊穣をもたらすために、
船に乗ってやって来た神々が、
船の縄を結び付けて停泊した石、場所と伝わっているそうです。
沖縄県地方における「ニライカナイ=神の国」という言葉との
共通性も感じられますが......

次回は、
このニーラン石での忘れえぬ出来事を少しだけ。
続きます。(^^)




場所的には前回記した西桟橋とコンドイ浜の間ぐらい。
石そのものはこの島で産出されるものではないそうです。
毎年8月8日!
には伝承に基づいた神祭が行われるとのことで。
この地やお話に関しても、実は、
8を巡る旅
であったりもします。



石垣島の泡盛「於茂登(おもと)」と、
日本酒とお水を。
誰もいなかったので「アマテラス祝詞」と共に......



島に上陸する方角と、
海に向かう方角と、
両方から二回、
伊勢紙の扇と共に捧げさせてもらいました。



島に入り、巡り、出て。
常に流転し、ケガレず、
全てが美しくあれますように......



この竹富島の「ニーラン神石」に来るまでは、
僕は八重山諸島の神々に導かれるがまま、
島々に点在するスポットを
アチコチ巡っていたりもしていました。
基本、ワケアリで伺う以外は
御嶽(ウタキ、オン)などには行かず。入らず。
近くを通ったりする際には遠拝し、
手を合わせるという感じで。
何かに迷った時にはプリリンねーさんの力も借りて
正確な言葉を下ろしてもらったり。
そんな、ここで記せるような場所としては、
石垣島では、
島の北端にある平久保埼灯台の崖の頂上やマーペーの山頂。
島の西端の御神崎ではかなり手荒い相撲!?を取らされて、
川平湾の川平観音堂への参詣は複数回となり。
玉取崎や米原の八重山椰子(ヤエヤマヤシ)の森や、
とあるレジャースポーツ用の敷地となっている美しい高台。
小さなペンションホテルのプライベートビーチ。
満天の星が降り注ぐバンナ公園展望台や、
巨大な電波望遠鏡のある於茂登岳(おもとだけ)の一帯。
そして、なんと言っても、
「ナルンガーラ」と呼ばれる
於茂登御主神様の社(おもとみなぬしのかみさまのやしろ)。
沖縄県で1番高い山である於茂登岳(おもとだけ)に居られる
オモトの神様の社であり、
シーサーさんやキジムナーさんの拠点。聖地。
大切な島の水を護る場所。
更には、シーサーさんに連れて行かれた!?
おみやげ屋さん。

黒島では伊古桟橋(いこさんばし)や西の浜。
仲本海岸。
黒島展望台。
乾震坤大神の碑(旧乾震堂、けんしんこんおおかみのひ)。

小浜島の大岳展望台(うふだきてんぼうだい)や
コーラルビーチ。トゥマールビーチ。
細崎海岸(くばざきビーチ)。

波照間島にある偉人「オヤケアカハチ」さんの生家。
コート盛、ペムチ浜、日本最南端の碑のある高那崎。
島の陰陽の境となる岩の割れ目......

......

......

ニーラン神石には、
そんな巡礼旅の報告と御礼と、
仕上げ的な形で訪れることとなったのでした。
そして、忘れえぬ出来事というのは、
石の向こう側、
沖合の方をふと眺め見た時のことでした。
そこに、こんな、
とても古風な船が留まっていたのです......





島の誰かが出した?船だと思うのですが......
あたりに人の気配は全くなく。
浜には30分以上は居ましたが、その間、
人を見かけるようなことはなく。
持ち主は不明。
船は古過ぎ。
とにかく、ニーラン石の真っ直ぐ後ろで、
美しいサンゴ礁の海の上をゆらゆらと、
ゆったり漂っていました。
蒼き海と木材とのコントラストや、
古い船の持つ自然と調和する柔らかな佇まいが
僕の目と心を引き付けて止みませんでした。



「神様の船だ......」



その時。
僕はそう思いました。
実はこの時、
島を案内してくれていたダイバーでもある
元ウチの会社の女性スタッフさんも一緒にいてくれて。
彼女もまた、僕と同じ感覚を持っていたようなのです。

石垣島に長期滞在していた彼女は、
この浜にも幾度も来たことがあるけど、
こんな形の船は一度も見たことがない、と。
ましてや、船の周りで誰かが漁をしているわけでもなく、
ただ置いてあるなんて。
あの船は、見る限り、
今やこの島でもとても貴重な古いもののはずだ、と。
じゃぁ、もしかしたら、ニーラン石用に、
たまに伝承の通りに置いたりしているのかなぁ、と。
何かのお祭りの準備とか、そんな感じなのかな、と。
その時僕らはそんな話をしていたのです。

そして、そんな疑問があったからなのか、
僕が東京に帰った後も、
彼女は竹富島に住む方々に船の話を直接聞いて回っていたそうで。
その時に聞いた話というのを僕にラインで送ってくれました。
一部分ですが、
それをそのまま転載すると、こんなお話でした。



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UZMETさん。
今回は石垣に来てくれてありがとう。

奇跡がいっぱいあったね。

お役目が思った以上にあって
予定が詰め詰めになってしまって、
疲れたでしょ。
お疲れ様。

普通じゃ見れない景色を見せてくれて。
本当にありがとう。
心から感謝してる。
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UZMETさーーーん!!

UZMETさーーーん!

異変に気づく??



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浜辺でボーッとしてて、
あれ??
何か違う!と思って
浜辺を歩いてきたら
無いの。船。
周辺探したけど、、、
無い。。。

やべー

暑いのに、
鳥肌立った(汗)

まぼろし、、なのか?
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星砂を買ったお店でお話してたの。
あれは、サバニっていう船みたいでね。
それを地元の人が使ってる事があるみたい。
でもね、その店の人の反応が。。

え?あったの?ニーラン石のとこに?って感じで。

聞いたら、ほとんど使う事が無くて、
上げるの忘れたのかなー。
今はほとんど海に出す事が無いんだよー。
って。
滅多に見ないらしい。。。
おまけに人乗ってなかったよねー
誰も。

置き忘れ?
よりによってあの場所に?

やはり
幻の、神の船だったとしか、、、
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この時間まで居たから
少し満ち初めてた。

でも、船無かった。どこにも。
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こっちからだ!って祝詞の向きを決めたよね。

全部回って、今回最後に行き着いた場所がココ。

今日改めて色々見て聞いて。
UZMETさんが感じてる事、そう思うな。
UZMETさん、頑張ったねー。
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竹富島での忘れえぬお話というのは、
だいたいは、こんな感じで。(^^)
とにかくも、
この島は、
神の島なのだろうな、と。
心から思うのです。



竹富島のカフェ。
ちろりん村さん。
サイコー♪



居心地満点。
生シークァーサー・スカッシュも満点。(●´ω`●)



美しきコンドイ浜で遊んだ後などにはサイコーなのです。
またいつか、
サバニ船をニーラン石のところで見たいなぁ、と。
そう思っていたりするのです。





旅をサポートしてくれた方々が写ってますがヾ( ^ω^)ノコンチクワ!
八重山諸島の美しさは、
この地に暮らす人々と共に、
この国の宝だと思うのです。


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コメント (6)
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