雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

恐山徒然 3

2017-11-14 00:20:02 | 凄い...パワスポ寺社
のんのん婆!?!?!???
......じゃないみたいです。ええ。
奪衣婆。

「3」につづく〜(^^)






到着!ヾ( ̄∇ ̄=ノ



門をくぐり中へ。
ここで、僕さん。
一目散に境内の隅にある温泉に向かうことにします。



「KIKOちゃん。
申し訳ないんだけど、このお寺の建物の裏にある温泉に行っていい?
タオルも持って来たし。
本来ここに入るには温泉で禊いでから入る習わしなんだよね。
だから参道沿いにも温泉なんかがあるんだけど......
今日は神様の頼まれゴトだし、
その礼節は守らないと怒られちゃいそうだから、ザブン!と、
一回、浸かるだけ。
ホンノ15分ばかり。ヨイ?
どこかプラプラしながら待っていてくれたら嬉しんだけど......」

「全然いいよ。行ってらっしゃい。
ゆっくりで大丈夫だから」

「マジ!?ありがとー!
じゃ行ってくる!
15分後に、この辺りデェェー(^^)/」



と、1人向かった温泉がココ。
真ん中の味のある掘っ立て小屋がそうなのです。



「花染の湯」



恐山(おそれざん)の境内には参道の脇に古小屋的な温泉が二つ、
男湯と女湯に別れてあるのですが。
此方は、境内から離れた場所にひっそりと、
宿坊の建物の陰に隠れるようにしてある温泉で。
多くの人はココまではマズ来ません。
しかし、ココこそが恐山の原初の温泉と言われている場所でもあり。
おそらく、恐山のお坊さん達も禊に使っているであろう場所。
なので「離れ」のようにポツンと置いているのだと思います。
そしてここは、ちょっとドキドキすることに......



混浴!(●´ω`●)

正式に!?

イザ!

高鳴るコカ、、んじゃなく!タオルを押さえながら!

失礼ちまぁぁーーーーーーーーちゅぅぅ......

ガラガラ!

キャァァァァァーーーーーーッ!♡♡♡



......まね。

ええ。

こんなもんです。人生なんて。ええ。

甘く無いっす。

気にせずにね。ドップンコ、と。

秘湯感かもし出しまくりの湯船に入るのでやんす。

おっちゃん!写真とってもいい?
あ?いい?そう?
この写真インターネットとかで載せちゃってちゃってもいい?
いい!?そう!ありがとー。
じゃ、背中向くって!?
照れ屋さんなのね。ええ。ええ。
じゃ、いきますよー。撮りますよー。
え?なに?よくこんな風呂まで来たね?って?
いえいえ。神様に怒られちゃうので。
ええ。ええ。
おっちゃんこそ観光ですの?
え!?にゃんと!運転手さん!そう!タクシーね。ホーホー。。
客待ち?
そりわそりわ......お疲れ様さまでございまする......

......ってね。

温泉の方は素晴らしい泉質。湯加減も最高。
少しでも気を許すと、
ユッタリと一時間ぐらい入っていたくなる感じ。
しかし!今日は!
とにかく岩に参らねばならぬのだ!と。

「ユックリ入っていけばイイのに......」

とおっしゃってくれるオッチャンさんにもお別れの挨拶をして。
僕さんはソソクサと温泉を出て、
髪も濡れ濡れのまま再び参道の方へと向かいました。
車にタオルを戻し置いて、そこで再びKIKOさんと合流。
いよいよ参拝へ!

先ずは、門を潜る前から気になりまくっていた、
境内を見下ろす丘の上に立つ龍神さんの社(やしろ)へ。
最初にココに行かないと、
なんだか中に入れない様な感じがするのです。
龍神さんの好きなお酒も持って。ポンチキで。
ええ。ええ。



こちら。境内を広く見渡す龍神社。
お隣には稲荷さんの社(やしろ)も。



ドチラもチカラ有りまくりの社さんで。
早速、ご挨拶をせねばと......

「今日、一日、
参拝のお導きとお力添えを何卒宜しくお願いします......」

と、すると、
目前の霊場の真上に大きな龍神さんが......手が特徴的で。
玉を持ってる感じで。
恐山を護っている龍神さんですな(^^)



そして、よーやく、ここで霊場へ本格入場。
本殿前の参道には大き横断看板があって......



看板の裏に回ると、
こんな大きな龍神さんの絵があって......ああああっ!
この顔!形!さっきの龍神さんじゃん!?
そっくり!(;゜0゜)スゲ!
わかってる人いるんだなぁ......



「KIKOちゃん、コレ、まんま、
さっきの龍神社で見た龍さんだね!(^^)ホラ!」

「本当だ。すごいわね。
玉を持ってる手の場所とか、そのままね」

「チャントわかる形で出て来てくれたんだなぁ......
なんか、無事受け入れてもらえたみたいだ.....
よかったよ。温泉入って。
感激する。なんだか」

「そうね」



僕ら二人の感覚では、
この時から恐山の空がカナリ普通じゃない雰囲気に
なってきているように感じていました。
例によって!?ですが、
恐山の上に沢山の龍神さん達や神々の気配が集まり出していて......
そしてこの後、僕らは、
そんな霊場の空気が決して気のせいではなかったのだ、ということを、
イヤというホド!?
体感させられる出来事に遭遇することとなるのです......が、
境内に満ち出したそんな異様なチカラを全身で感じながら、
僕らは参道を歩き出しました。
すると、その参道の左側にフト目が止まった社(やしろ)が一つ。

「塔婆堂」

その社の立て札にはそう書かれていました。

それを見た瞬間、僕ら二人は「ピン!」と来ました......

......塔婆......ばあ......婆......



のんのん婆は、ここにいるんだな。きっと......」



僕らはそんな気持ちで、本殿に向かう前に、
この社(やしろ)に丁寧に参ることにしました。

「4」へと続くのです(^^)


☆シリーズ過去記事☆
恐山徒然
恐山徒然 2


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