「なんだかウサンクサイなぁ......」
「逃げられるじゃん......」
「格闘技の方がおもしろくね?」
......これが、小さな頃、
TVで初めてプロレスを見た時の僕の感想。
ちょっと斜めな子供だったので......こんな感じ。
プロレスというのは、試合中、
予定調和の様に相手の攻撃を避けずに受けるようなことが沢山あります。
避けないどころか、
自ら相手に誘われるがまま攻撃を受けに行くようなシーンもシバシバ。
ロープに飛ばされたら反動でシッカリと戻って来て、
待ち受けている相手の技もシッカリといただきます。
コーナーポスト(鉄柱)の一番高いところから高く飛び上がって、
リングに倒れている相手に向かって
自分の体重に重力を合わせた痛烈な力で膝などを落としていく時も、
その間......数秒......
リングに横たわっている人は逃げもせず、
そのままガッチリと相手の技を受けてしまいます。
もちろん避けるような時もありますが、
それはややストーリー仕立て!?のような感じで。
それでも、
そんなふうに見えていながらも、
大の格闘好き!だった僕が
子供の頃に熱く見ていたプロレスというのは、
アントニオ猪木さんやジャイアント馬場さんが
まだまだ大御所選手として健在な時で。
その猪木さんが率いる「新日本プロレス」と、
馬場さんが率いる「全日本プロレス」とが、
2大ライバル団体として放送局もひっくるめて
しのぎを削っている時でした。
猪木さんの新日本プロレスは当時から
「ストロング・スタイル」
という指針を掲げ。
格闘技に近いスタイルで「異種格闘技戦」なんていう
斬新な切り口の試合なども盛り込みながら
派手に展開していってました。
僕のリアルタイム選手としては蝶野、橋本、武藤の「闘魂三銃士」と、
佐山聡の初代タイガーマスク......といった辺りでしょうか。
新日本から派生していったUWF系の流れも忘れられません。
ココわマニア向け会話!ですが、かなり好きな流れでした。
一方で馬場さんの全日本プロレスは
「王道プロレス」という指針を掲げ。
昭和のスーパースターレスラー「力道山」から継承した、
互いにしっかりと技を掛け合い、
受け合いもするプロレスをひたむきに展開していました。
それは所属レスラーのキャラクターも影響してか、
猪木さんの新日本プロレスに比べると
やや地味な感じではありました。
そして、この力道山、ジャイアント馬場、ジャンボ鶴田......
と受け継がれてきた「王道プロレス」というものを次に受け継いたのは、
「二代目タイガーマスク」として人気を獲得していたキャラクターを、
試合中に自らポーーーン!と、
マスクごと捨て去った「三沢光晴」さんでした。
三沢さんはその後、
馬場さん亡き後の「全日本」から大勢のレスラーや
スタッフを引き連れて独立。
「ノア」という新団体を立ち上げます。
その団体でも三沢さんは馬場さんが標榜していた
「王道」のプロレスというものをストイックに追求し、
さらなる進化もさせていきました。
そして、そんなノアという団体で衝撃的だったのは、
三沢さんが川田利明や小橋健太などと繰り広げる試合の数々。
「全日本系は地味だ!」
などと勝手に勘違いしていた僕には本当に驚きのスタイルでした。
それは、相手の技を正面から受け止め合う凄まじい!プロレス。
新日本ともまったく違う殺気。
もし、興味の湧いた方はyoutubeなどで
「名勝負」などのキーワードで探して見てみて下さい。
ビックリこんです。きっと。
新日本であれば、
長州力の顔面を蹴っただけでも団体を追放される?
ようなことも起こるのに......
三沢さんときたら......
川田さんのとんでもなく重い蹴りを逃げずに顔面で!
......いや......むしろ、
自ら顔を差し出す様に向かって行って、
何度も何度も真正面から受けている......
「( ̄◇ ̄;)エッ!?なんだこれ!?
死んじゃうやん!?いいの!?」
そんな、三沢さんがある時、
TV番組か何か?のインタビューで、
自らも体現する、馬場さんから受け継いだ
「王道プロレス」の「王道」という言葉の意味について、
こんな風に語っていたことを目にした事があります。
大体、ではありますが、
それは僕にとって本当に忘れられない言葉でした。
.....うーーん。。
ちょっとマニア向けの記事かな( ̄ω ̄;)......
つづく!
実は、以前務めていた会社は
「UWFインターナショナル」の映像権を持っていました。
仕事にかこつけて会場にいれてもらい、
たまに試合を見させてもらってましたん (^^)b 喜喜喜
そんな思い出深い、大切にとってあるビデオ。
高田延彦さん!ワケーー!!w(*゜o゜*)wオオー!マニアック!
「逃げられるじゃん......」
「格闘技の方がおもしろくね?」
......これが、小さな頃、
TVで初めてプロレスを見た時の僕の感想。
ちょっと斜めな子供だったので......こんな感じ。
プロレスというのは、試合中、
予定調和の様に相手の攻撃を避けずに受けるようなことが沢山あります。
避けないどころか、
自ら相手に誘われるがまま攻撃を受けに行くようなシーンもシバシバ。
ロープに飛ばされたら反動でシッカリと戻って来て、
待ち受けている相手の技もシッカリといただきます。
コーナーポスト(鉄柱)の一番高いところから高く飛び上がって、
リングに倒れている相手に向かって
自分の体重に重力を合わせた痛烈な力で膝などを落としていく時も、
その間......数秒......
リングに横たわっている人は逃げもせず、
そのままガッチリと相手の技を受けてしまいます。
もちろん避けるような時もありますが、
それはややストーリー仕立て!?のような感じで。
それでも、
そんなふうに見えていながらも、
大の格闘好き!だった僕が
子供の頃に熱く見ていたプロレスというのは、
アントニオ猪木さんやジャイアント馬場さんが
まだまだ大御所選手として健在な時で。
その猪木さんが率いる「新日本プロレス」と、
馬場さんが率いる「全日本プロレス」とが、
2大ライバル団体として放送局もひっくるめて
しのぎを削っている時でした。
猪木さんの新日本プロレスは当時から
「ストロング・スタイル」
という指針を掲げ。
格闘技に近いスタイルで「異種格闘技戦」なんていう
斬新な切り口の試合なども盛り込みながら
派手に展開していってました。
僕のリアルタイム選手としては蝶野、橋本、武藤の「闘魂三銃士」と、
佐山聡の初代タイガーマスク......といった辺りでしょうか。
新日本から派生していったUWF系の流れも忘れられません。
ココわマニア向け会話!ですが、かなり好きな流れでした。
一方で馬場さんの全日本プロレスは
「王道プロレス」という指針を掲げ。
昭和のスーパースターレスラー「力道山」から継承した、
互いにしっかりと技を掛け合い、
受け合いもするプロレスをひたむきに展開していました。
それは所属レスラーのキャラクターも影響してか、
猪木さんの新日本プロレスに比べると
やや地味な感じではありました。
そして、この力道山、ジャイアント馬場、ジャンボ鶴田......
と受け継がれてきた「王道プロレス」というものを次に受け継いたのは、
「二代目タイガーマスク」として人気を獲得していたキャラクターを、
試合中に自らポーーーン!と、
マスクごと捨て去った「三沢光晴」さんでした。
三沢さんはその後、
馬場さん亡き後の「全日本」から大勢のレスラーや
スタッフを引き連れて独立。
「ノア」という新団体を立ち上げます。
その団体でも三沢さんは馬場さんが標榜していた
「王道」のプロレスというものをストイックに追求し、
さらなる進化もさせていきました。
そして、そんなノアという団体で衝撃的だったのは、
三沢さんが川田利明や小橋健太などと繰り広げる試合の数々。
「全日本系は地味だ!」
などと勝手に勘違いしていた僕には本当に驚きのスタイルでした。
それは、相手の技を正面から受け止め合う凄まじい!プロレス。
新日本ともまったく違う殺気。
もし、興味の湧いた方はyoutubeなどで
「名勝負」などのキーワードで探して見てみて下さい。
ビックリこんです。きっと。
新日本であれば、
長州力の顔面を蹴っただけでも団体を追放される?
ようなことも起こるのに......
三沢さんときたら......
川田さんのとんでもなく重い蹴りを逃げずに顔面で!
......いや......むしろ、
自ら顔を差し出す様に向かって行って、
何度も何度も真正面から受けている......
「( ̄◇ ̄;)エッ!?なんだこれ!?
死んじゃうやん!?いいの!?」
そんな、三沢さんがある時、
TV番組か何か?のインタビューで、
自らも体現する、馬場さんから受け継いだ
「王道プロレス」の「王道」という言葉の意味について、
こんな風に語っていたことを目にした事があります。
大体、ではありますが、
それは僕にとって本当に忘れられない言葉でした。
.....うーーん。。
ちょっとマニア向けの記事かな( ̄ω ̄;)......
つづく!
実は、以前務めていた会社は
「UWFインターナショナル」の映像権を持っていました。
仕事にかこつけて会場にいれてもらい、
たまに試合を見させてもらってましたん (^^)b 喜喜喜
そんな思い出深い、大切にとってあるビデオ。
高田延彦さん!ワケーー!!w(*゜o゜*)wオオー!マニアック!
僕は小学生の頃にプロレスの記事が載った新聞を読みたくて両親に希望したのですが、「エロい記事が載っているから」という理由で却下されました。プロレス関係の文章って結構グっとくる事も書いてあるのにな~と、残念な気持ちになったものです。
三沢さんはスゴいですよね(^^)僕も大好きです。
ZERO-ONEで小川とやった試合などは彼の哲学がリングに滲み出ていて今見ても泣けます。。強い!