
「DUNE/デューン 砂の惑星」
コロナ禍で公開が伸びていて、
最近やっと公開された映画なのですが......もう、圧倒的。
感激。感嘆。
ヤバイ出来。最高。
この手のSF系作品のファンである僕さんとしては、
個人的には今年1番!の作品。
心奥に眠る星の記憶!?
をくすぐられちゃったり......
監督のドゥニ・ヴィルヌーヴ(Denis Villeneuve)さんに流れる
フランス系の血がそうさせるのか?
随所にヨーロピアンな絵画的、映画的映像美も溢れていて。
カットのディテールに感嘆してしまうことも沢山。
しかし、美的カットが多い故の間延びなども無く。
しっかりとしたハリウッド大作系エンタメに仕上がってもいます。
役者さん達の演技も見事。
素晴らしいっす。
この「DUNE」という作品に関しては過去にイワクも多く。
かなり前に、巨匠
「デイヴィッド・リンチ(David Lynch)」監督によって
一度映画化もされていましたが、
当時は色々な意味でさんざんな結果で......
僕はとても好きでしたけど。ええ。
原作のフランク・ハーバート(Frank Herbert)さんの小説は、
ジョージ・ルーカス(George Lucas)さんが、あの
「スター・ウォーズ(Star Wars)」を作る際に多大な影響を受けたと
話していることも広く知られていますし。
その「スターウォーズ」を見て
衝撃も影響も受けて育ったヴィルヌーヴ監督が、
またそんな「DUNE」を撮るということもとても面白い感じ。
フィルムの端々から醸される静けさや緊張感。
独特のダークさを持つ世界観。
妥協の無いアートワーク。照明。
コスチューム。メカニカルデザイン。音楽。
その裏にチラチラと垣間見える、
過去の沢山の名作さん達へのリスペクトと創造的消化感。自ら
「大人向けのスターウォーズ」
と語っていたヴィルヌーヴ監督の言葉の意味もとても良くわかりました。
続編はまだ正式決定していないようですが、絶対!
見たい!
頼みます!
っていう感じ。
今作もあと2杯ぐらい!?のおかわりも画策ちう。( ̄∀ ̄)

「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(No Time to Die)」
キャリー・ジョージ・フクナガ(Cary Joji Fukunaga)監督。
ダニエル・クレイグ(Daniel Craig)版ジェームス・ボンドの最終作品。
こちらもコロナ禍による延期で待たされたのですが、
とても良かったのです。(^^)
007ファンのタブーがいくつか侵されていた!?
ようなところも結構驚きで。
ま、そんな驚きも「DUNE」に吹き飛ばされちゃったのですけど。
ええ。

「CASH TRUCK(キャッシュ・トラック)」
ガイ・リッチー(Guy Ritchie)監督。
ジェイソン・ステイサム(Jason Statham)さん主演作。
コチラも単純明快なお話なのに、
グググ......とのめり込まされてしまう秀逸なフィルムワーク。
流石!マドンナの元旦那さん!監督。
とても楽しめました。
でも「DUNE」でポン!と印象を薄くされちゃったのでちゅ。
ええ。

ちなみに、
上に記した「DUNE」と「007」に共通していることとしては、
劇中音楽の作家さん!となるのです。
「ハンス・ジマー(Hans Zimmer)」さん。
この人のチカラは作品から外せないのかなぁ、と。
尊敬。
写真は僕さんの持っているベスト盤。
「レインマン」
「ライオンキング」
「パイレーツ・オブ・カリビアン」
「テルマ&ルイーズ」
「ブラックレイン」
「バックドラフト」
「バットマン・ビギンズ」
「ブロークン・アロー」
「ザ・リング」
「ダヴィンチ・コード」
「ハンニバル」
「ミッションインポッシブル」
「ラスト・サムライ」
「グラディエーター」......マジでキリがないのです。
名作の裏には必ずこの人の名前が。
映画音楽界の巨匠中の巨匠。
押しも押されぬ名工。職人。
スコアと絵とのハマりが凄すぎて、素晴らしすぎて、
CDなどで音楽だけ抜き出して聞いても、ちょっと......
という感じではあるのですが、
なにかと勉強になる偉大な方なのです。はい。(^^)

そんなハリウッド系映画音楽の世界がとても良くわかる作品
「ようこそ映画音響の世界へ
(Making Waves: The Art of Cinematic Sound)」
マニアックな単館モノで、結構前の作品ですけど。
僕的にはなかなか興味深く見れた、記憶に残る作品でした。
遥々、立川の映画館にまで見に行ったんス。ええ。
今はサブスクとかにもあるのかな?よくわかりませんが、
映画音楽や音響の奥深さに触れるエントリーとしては
良い作品だなぁ、と。ええ。(^^)

その不断の努力により、
観念を “実在” の域にまで昇華させた人々に————
場所がどこであれ、時代を問わず、
乾いた地で研究に励む生態学者たちに、
この予言の試みを、うやうやしく、
賞賛の念を持って捧げる。
————————人は本能だけでは、
食料と安全と自由の組み合わせを得ることはできない......
動物の意識は所与の限界を超えて外に広がることなどできないし、
捕食対象を食い尽くし、
滅ぼしてしまう可能性を考慮することもできない......
動物は消費するばかりで、なにものも生み出さない......
動物の快楽は感覚レベルに近い領域を出ず、
知的な快楽にはとどかない......
人は自己の宇宙を見つめる上で背景となる基準を必要とする......
その基準を形作るのは、
選択的に焦点を合わせた意識にほかならない......
健全な肉体は、細胞が必要とする、
最も深い意識に準じた神経と血流の流れによって成立する......
いかなる物体/細胞/存在も永続することはないが......
それでも、永続する流れを求め、人はたゆまぬ努力を......
—————小説「DUNE」の冒頭より。
☆映画関連過去記事☆
「雲完辞典 作品...映画、映像」
コロナ禍で公開が伸びていて、
最近やっと公開された映画なのですが......もう、圧倒的。
感激。感嘆。
ヤバイ出来。最高。
この手のSF系作品のファンである僕さんとしては、
個人的には今年1番!の作品。
心奥に眠る星の記憶!?
をくすぐられちゃったり......
監督のドゥニ・ヴィルヌーヴ(Denis Villeneuve)さんに流れる
フランス系の血がそうさせるのか?
随所にヨーロピアンな絵画的、映画的映像美も溢れていて。
カットのディテールに感嘆してしまうことも沢山。
しかし、美的カットが多い故の間延びなども無く。
しっかりとしたハリウッド大作系エンタメに仕上がってもいます。
役者さん達の演技も見事。
素晴らしいっす。
この「DUNE」という作品に関しては過去にイワクも多く。
かなり前に、巨匠
「デイヴィッド・リンチ(David Lynch)」監督によって
一度映画化もされていましたが、
当時は色々な意味でさんざんな結果で......
僕はとても好きでしたけど。ええ。
原作のフランク・ハーバート(Frank Herbert)さんの小説は、
ジョージ・ルーカス(George Lucas)さんが、あの
「スター・ウォーズ(Star Wars)」を作る際に多大な影響を受けたと
話していることも広く知られていますし。
その「スターウォーズ」を見て
衝撃も影響も受けて育ったヴィルヌーヴ監督が、
またそんな「DUNE」を撮るということもとても面白い感じ。
フィルムの端々から醸される静けさや緊張感。
独特のダークさを持つ世界観。
妥協の無いアートワーク。照明。
コスチューム。メカニカルデザイン。音楽。
その裏にチラチラと垣間見える、
過去の沢山の名作さん達へのリスペクトと創造的消化感。自ら
「大人向けのスターウォーズ」
と語っていたヴィルヌーヴ監督の言葉の意味もとても良くわかりました。
続編はまだ正式決定していないようですが、絶対!
見たい!
頼みます!
っていう感じ。
今作もあと2杯ぐらい!?のおかわりも画策ちう。( ̄∀ ̄)

「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(No Time to Die)」
キャリー・ジョージ・フクナガ(Cary Joji Fukunaga)監督。
ダニエル・クレイグ(Daniel Craig)版ジェームス・ボンドの最終作品。
こちらもコロナ禍による延期で待たされたのですが、
とても良かったのです。(^^)
007ファンのタブーがいくつか侵されていた!?
ようなところも結構驚きで。
ま、そんな驚きも「DUNE」に吹き飛ばされちゃったのですけど。
ええ。

「CASH TRUCK(キャッシュ・トラック)」
ガイ・リッチー(Guy Ritchie)監督。
ジェイソン・ステイサム(Jason Statham)さん主演作。
コチラも単純明快なお話なのに、
グググ......とのめり込まされてしまう秀逸なフィルムワーク。
流石!マドンナの元旦那さん!監督。
とても楽しめました。
でも「DUNE」でポン!と印象を薄くされちゃったのでちゅ。
ええ。

ちなみに、
上に記した「DUNE」と「007」に共通していることとしては、
劇中音楽の作家さん!となるのです。
「ハンス・ジマー(Hans Zimmer)」さん。
この人のチカラは作品から外せないのかなぁ、と。
尊敬。
写真は僕さんの持っているベスト盤。
「レインマン」
「ライオンキング」
「パイレーツ・オブ・カリビアン」
「テルマ&ルイーズ」
「ブラックレイン」
「バックドラフト」
「バットマン・ビギンズ」
「ブロークン・アロー」
「ザ・リング」
「ダヴィンチ・コード」
「ハンニバル」
「ミッションインポッシブル」
「ラスト・サムライ」
「グラディエーター」......マジでキリがないのです。
名作の裏には必ずこの人の名前が。
映画音楽界の巨匠中の巨匠。
押しも押されぬ名工。職人。
スコアと絵とのハマりが凄すぎて、素晴らしすぎて、
CDなどで音楽だけ抜き出して聞いても、ちょっと......
という感じではあるのですが、
なにかと勉強になる偉大な方なのです。はい。(^^)

そんなハリウッド系映画音楽の世界がとても良くわかる作品
「ようこそ映画音響の世界へ
(Making Waves: The Art of Cinematic Sound)」
マニアックな単館モノで、結構前の作品ですけど。
僕的にはなかなか興味深く見れた、記憶に残る作品でした。
遥々、立川の映画館にまで見に行ったんス。ええ。
今はサブスクとかにもあるのかな?よくわかりませんが、
映画音楽や音響の奥深さに触れるエントリーとしては
良い作品だなぁ、と。ええ。(^^)

その不断の努力により、
観念を “実在” の域にまで昇華させた人々に————
場所がどこであれ、時代を問わず、
乾いた地で研究に励む生態学者たちに、
この予言の試みを、うやうやしく、
賞賛の念を持って捧げる。
————————人は本能だけでは、
食料と安全と自由の組み合わせを得ることはできない......
動物の意識は所与の限界を超えて外に広がることなどできないし、
捕食対象を食い尽くし、
滅ぼしてしまう可能性を考慮することもできない......
動物は消費するばかりで、なにものも生み出さない......
動物の快楽は感覚レベルに近い領域を出ず、
知的な快楽にはとどかない......
人は自己の宇宙を見つめる上で背景となる基準を必要とする......
その基準を形作るのは、
選択的に焦点を合わせた意識にほかならない......
健全な肉体は、細胞が必要とする、
最も深い意識に準じた神経と血流の流れによって成立する......
いかなる物体/細胞/存在も永続することはないが......
それでも、永続する流れを求め、人はたゆまぬ努力を......
—————小説「DUNE」の冒頭より。
☆映画関連過去記事☆
「雲完辞典 作品...映画、映像」
普段選ばない系(SFや戦)で、未来で争ってるのなんだかなーーーから入ったのですが、その先に希望を見たくて続きが気になっております。
続編待つか、小説か、邪道でネタバレをみようか迷うほど興味深いです。
別記事ですが、新庄さんを見ると元気になりますね。あの襟ぐらい元気になって、温泉ぐらい心が洗われる不思議な方ですね。
僕の場合、職業柄、、、的な見方もしてしまうので、
その辺は趣味と合わないところがあったら申し訳ございません。
とにかく、個人的には、映画としての完成度が素晴らしいなぁ、と。はい。
物語自体は壮大なスケールなのですが、
最新のニュースでは2もほぼ制作決定したとのことです。(^ω^)