銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

さもしさを、嫌う日本人・・・・(選挙結果分析の4)

2010-07-14 13:39:42 | Weblog
小さなお断り、・・・・・最初、タイトルを、『新党群の惨敗の原因と、みんなの党躍進の原因は』、としていましたが、中身途中も推敲をして、言葉群も足し算引き算をし、誤変換を直した後に、上のタイトルへと、変更をいたしました。どうか、よろしく。・・・・・

 今日は水曜日です。昨日の火曜日は西から来た、大雨が降りましたが、幸いなことに近辺では何も被害はなかった模様で、風は残っているものの、日も差してきました。日常生活が回復していて、『選挙など、いつ、どこであったのだっけ』と、いう雰囲気です。

 これはひとつには、例の現在日本の事実上の主権者である国際的軍産共同体が望まない方向に結果が流れたことが原因でしょう。で、その国際的軍産共同体をこれからは、上の主体者と私は、呼びます。下の主体者は、この国を作っている、普通の国民です。あなたであり、私であります。集合すると一億となります。その一人から年間、5000円を集めてもすぐ、5000億円になります。大きな力であり、大きな収入源でもあります。だから、収奪の対象になっているわけです。それを、少しでも、少なくしたいのが、私であり、それを、少しでも多くしたいのが、上の主体者です。

 今まで、長らく政治的に利害が対立する双方は、右や左といわれてきました。一見すると両者の力関係が等しいようでカッコウのよい言葉ですが、この定義が、最近では、ごっちゃごちゃに変化していて、今では、共産党がアメリカへ行く時代であり、しかも彼らは、集団訴訟という形で靖国参拝をする総理大臣の、足を引っ張ることのできる時代です。

 右と左という言葉はもう使えません。この際に、右に国際的軍産共同体を置き、左に私の考える、普通の市民を置くと、定義や、観念が間違ってしまうところも出てきます。

これからは、ツィッター方式で書かせてくださいませ。だいたい17時ごろに完成となるでしょう。
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 新党群、が、ぼろ負けをしました。この原因ですが、『さもしい』ということを嫌う日本人の国民性が出たのだと思います。『沈没しつつある泥舟は、捨てよう』というのは個人が、収入源が確保できない可能性ができたときに、そういう行動をとっても、誰も、違和感を持ちません。会社がつぶれそうだから、本格的につぶれてしまう前に、転職をしようというのは、よくあるケースです。

 しかし、政治家は違うのです。国民の票という付託を受けて表舞台に出てきた人たちですから、その任期中に離党をしてはいけません。どうしても、党の方針と、自分の筋が合わないのなら、国会議員を離職すべきです。収入を確保し、発言する場を確保していて、かつ、自分が元いた党を自分が上のものとして捨て去てさるなど、見苦しいこと限りがないです。
 
 代表として名前を挙げれば、桝添さんと、与謝野さんです。桝添さんについては、『もともと、ビートたけしの番組ほかの、タレント活動で表に出てきたわけだから、軽いのも仕方がありませんね。学者といっても。まあこの地域選出で、千葉景子さんの応援をしている長島一由よりは重いけれど』という軽蔑の対象になるだけですが、与謝野さんについては、『名門の出身なで、ノブレス・オブリッジの観点はある人でしょうに、どうトチ狂っちゃったのでしょう』と感じます。

 二人とも、自民党という基盤で、大臣にまでなれたわけですから、これは、一人間としても、下劣さを表面に出し切ってしまったわけです。国民は浅はかではありません。きちんと見つめていたのです。私が事前に何も言わなかったのは、それについて、言及をすると、すぐマスコミが新しいニュースを作って二人を擁護すると、言う流れになることを推察していましたので、何も言及をしませんでした。

 さて、どうして、このような浅慮を二人が示したかですが、『新党結成の動きが影にある』という報道やら、を信じたのでしょう。また、国民の目には見えないところで、実際に『新党結成はある』かもしれません。桝添えさんも与謝野さんもそちらにリクルートをされていて、そちらに参加するつもりだが、先の流れを予測すると、===自民党が大敗した後では、国民感情がまずいであろう。それこそ、沈み行く船を見捨てるということで、自分たちを悪党とみなすはずだ。それを、避けるために少し、先に、旗幟を鮮明にしておこう===ということだったと思います。が、二人が所属している党は、ほとんど、全滅に近いほど、の、小さい勢力となりました。

 与謝野さんの党の方に所属をしていた中畑清候補は、落選しました。これは、与謝野さんが、加わっていて、テレビに出たりしたので、国民が、『は、はーん。中畑清はあそこの党所属なのか。それじゃあ、何もできないし、何も信頼できませんね』と思ったのでしょう。
一回ほど、この党のテレビ演説を聴きましたが、別に感銘を与えられませんでした。

 石原慎太郎知事も応戦していましたが、与謝野さんが画面に登場していたのは、決定的な、ミスでした。戦略がないですね。というか、国民をなめている。良識のあるインテリが多いでしょうし、与謝野さんも個人としては、立派な人ですが、政治センスがない。中に片山虎之助という人だけが当選だった模様ですが、この人は、年齢制限に合って、自民党の推薦を得られず、したがって、友人である平沼さんや、与謝野さんを頼った模様なので、例外として脇にのけておきます。
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 さて、桝添さんの新党と、亀井さんの新党(ちょっと古いが、自民党から出て行ったという意味では同じ種族です)については、与謝野さんと同じポイントで、国民はあっさりと見放しています。それだけの話です。

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 さて、どうして、みんなの党が躍進をしたかですが、渡辺喜美代表はそのみっちーという愛称で呼ばれた父の時代から、政治家として不遇であるとの印象がありました。
 つまり、みっちーと呼ばれた渡辺美智雄氏は、首相になって当然の力があると、国民はみなしていました。しかし、田中派との競争で負けたと、表向きには見られています。真相はわかりません。
 で、次の代になったわけですが、渡辺喜美氏は、いわゆる二代目としては、気概のあるほうで弁も立つほうです。しかし、自民党内で優遇されているとも思えませんでした。

 ともかくにして、『これでは、どうにもならない』と二代目のほうが思ったことは確かであろうし、それが、国民に推察をされるから、こちらの新党は嫌われず、それから先は、各候補者のいわゆる、実力のほどが反映したと感じられます。

 選挙運動の手法は、好ましいものでした。主に、首都圏の主要駅の駅頭で感じた限りですが、応援する人も候補も、すこぶる、元気で、気持ちがよいなあと傍で眺めていて感じました。
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 さあて、今日は水曜日です。いつもと発刊日を変えて、週刊新潮と週刊文春が出ています。それに週刊朝日も。・・・・・それらの記事のタイトルですが、週刊朝日が、『菅を追い詰める小沢の次の一手』などとなっています。

 しかし、当の小沢氏は、8日以来テレビに顔を出していません。

 その真の理由は、私が鹿島泰三という仮名ながら、とうとう、瀬島隆三氏について、触れ始めたからでしょう。これから先のことは今はまだ、口にチャックとさせてくださいませ。ただ、どんなに週刊朝日とテレビ朝日があせっても、国民の本当の賢さを覆すことはできないでしょう。私なんて、一回の主婦であり、ごく普通の国民です。だけど、政治の裏側はほとんど見えておりますよ。で、

 このブログの読者以外の人と、ちょっと、軽くお話しするだけで、みなさん、ほとんど同じ考えですよ。大マスコミと警察と、NHKは、こと、相撲の事だけに関しても、国民の精神からまったく遊離しています。これは、なお書く分析する可能性はありますが、

 ともかく、現代日本では、マスコミが一切当てにならないということを国民は身にしてみて感じています。それだけは確かです。

 最後になりました。私は別に自民党をひいきにしているわけでもないのです。しかし、民主党が内包している恐ろしい部分に気がついていますので、国民として自分の身を守るために、バランスをとる必要があるので、自民党には復権してもらいたいと思っていますが、さあ、自民党こそ、これから、どう流れていくのかな? また、ばかばかしいことを繰り返すのかな? 国民はきちんと見つめていますよ。これからこそ、大変です。
                        2010年7月16日  雨宮 舜
コメント
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