さて、皆様、わたくしは柄谷氏について、連続して書くつもりなのです。ところが、ちょっと体調がわるい。それで、すでに、何重にも、推敲を重ねてあるものを、ちょっと、ここに、一回さらさせてくださいませ。これは、アップロードの日付は、3月12日になっていて、完成は13日になっているものです。NHKが、一号炉も、三号炉も水素爆発だといっていた頃のお話です。
最初の数行は、水素爆発説に、従っていますが、そのあとで、五月中に発表をされた説など付け加えてあります。
これは、次の文章が書けるまでのつなぎといった意味で、10時間程度さらすだけですが、よかったら、お読みいただいておきたく。どうか、よろしく。と、申しておりながら、外出する用事があって、ずっと長くさらしました。もし、面白くないとお思いでしたら、カレンダーで、別の日を選んでいただくか、下へスクロールしていただけますと、どれも、相当にえぐいことが書いてあります。どうか、それらをも、読んでくださるように、よろしくお願いをします。
私の武将の特徴は非常に長く、しかも途中で、右へ寄ったり、左へ傾いたりします。でも、最後までお読みいただけると、『あ、そうか』と、どなたにも、納得のいただける地点に到着すると、ひそかな自負を抱いているのです。
ところで、これは、3月12日から13日に書いています。その後、事情が変わったり、新たな事実が出ているところがあります。そこを、いま、11-9ー29に点検して、加筆します。そこは、カタカナとか、ローマ字で、区別をさせてくださいませ。
*2、『そうだったのか、ジルコニウム』
2011-03-12 23:33:34
昨日首相が野党へ協力をお願いしていた最中に、福島原発の一号機の被覆・建屋が、爆発崩壊しました。この家屋ですが、主人は「爆発用に軽く作ってあるのだよ。スレート程度でね」と言いました。私もその映像を民放でみて、格納炉自体の爆発ではないと感じました。つまり、核燃料と、その格納炉そのものの、大爆発ではないのです。チェルノブイリまで行ってはいない。
~~~~~~~~~~~~~~
ここが、5月20日まで待つとまるで変わってきています。つまり、メルトダウンだったと発表をされています。
チェルノブイリ級か、それ以上だと発表をされるように変化してきています。
ただし、驚くべきことに、NHKは、その映像を流しませんでした。NHKと、朝日新聞は、国民をこの期に及んでも小ばかに仕切っています。
今朝、日曜日の朝刊を読み比べてみても、相変わらず、隔靴掻痒の感がある書き方で、しかも分量が少ないです。日経新聞は、7対5の割合で、原発関連の記事が多いです。
朝日新聞は、5対8の割合で、津波による一般的な被害の方を報じています。
ところが、いまは、なんと、その建屋の厚さは一メートルもあるのだそうです。驚きました。それが、粉砕したのです。で、本日の主要な話題は、その爆発の原因だったジルコニウムに集中します。
今日は、『そうだったのか、ジルコニウム』というタイトルにしていますが、これが、何を意味するかと言うと、ウランの採掘やら、精製と言うのがどういう風になされているかがわかったことが、まず、大きいです。
私は以前から、
*□*□*□*□*□*ーーー
ウランと言うのは、採掘が容易で、精製も容易なはずだ。だから、大もうけのできる素材である。
それを継続的に日本に売りつけることができるように、するために、政治も文化も支配されているのが、現在の日本だ。で、小澤一郎も、井上ひさしも、成田豊も、成岡庸司も、瀬島隆三も、伊藤玄二郎も、酒井忠康も、すべて、その目的に還元されるべく、利用(または、悪用)をされている
ーーー*□*□*□*□*□*と、言っています。
しかし、一方で燃料棒という言葉がいつも出てきます。また、制御棒という言葉も出てきます。で、そこが不思議でした。岩盤みたいに固い鉱脈があって、それを、荒削りに掘り出し、その後で、丸い棒状にカットするのだろうと思っていましたが、『カットとか、圧縮と言う物理的な力を加えると、その際に、核爆発がおきないだろうか?』とそこが、不思議でならなかったのです。
すると、今日、12日の土曜日に目視できる形での爆発が起きて、その説明の際に、これは、ジルコニウムが、反応した結果、外壁内に、水素が、たまり、その水素が酸素と、結びつく現象が爆発となったと、言われました。
で、私も、ジルコニウムがなんで使われているかが、不思議でしたが、会見場につめていた記者が、同じ疑問を抱いたので、質問してくれて、その用途が判明しました。
ペレットをつめる管として使っているそうです。ここでペレットという言葉が出てきたので、やっとすべてが飲み込めました。つまり、ウランとは、やはり、岩盤として出てくるのではなく、岩とか、小石とか、粒と言う形で、生産されるのです。つまり、ぼろぼろという崩れやすい形で、掘り出されるわけです。
それを発電という工業生産に使うためには、規格化されたサイズが必要なので、管に詰めて、同じサイズの棒にするのでした。
つまり、花崗岩みたいな石ではなくて、大谷石みたいなものをご想像いただけるとわかりやすいでしょう。鎌倉にも鎌倉石と言う砂岩の一種がありますが、大理石にしろ、花崗岩よりはもろいですよね。ウラン原石はそういう類のモノだと感じます。しかし、今丁寧に、これも調べると、結晶構造を示しているそうですが、核燃料として使うのはそこまで、精製されていなくてもよくて、土などの異分子も、少しは、含むのではないかなあ?
非常に少量精製したものができたのは、大量の土の山からだったというのは、キュリー夫人の自伝内で名高いエピソードです。同位元素というのがたくさんあり、そのひとつは黄色い色をしているそうです。
ウランの粒(ペレット)をつめるその管が、鉄などの鉄管ではなくて、ジルコニウムという金属だそうです。化学を学んでから、既に、40年以上過ぎたので、周期表も忘れていましたが、それでも、ジルコニウムは、それほど、大量に取れないはずだぞ、一種のレアメタルだったのではないかと思い出しました。で、念のために、これも、グーグルで調べると、遷移元素の一種で、チタンと、同じ性質を持ち、四価であることもわかりました。あまり大量には、なくて、レアメタルの一種ですが、それでも、価格は非常に低いのだそうです。白金の五万分の一、金の二万分の一だそうです。
そうなると、私が以前から想像していたとおりに、核燃料棒とは、意外と(生産段階では)経費のかかっていない製品で、相当に大もうけができる素材だとなります。そこは、以前からの、想像通りでした。
さて、問題は、そのジルコニウムの沸点と融点の高さです。融点が、2千何百度で、沸点が3578度Cです。しかもウランの沸点、1652どCよりはるかに高いのです。
確かに、上に上げた三者の記者会見場で、炉の中が、2700度から2800度になっていると言っていました。そして、誰かははっきりと核燃料のメルトダウンも起きているといっていました。だって、千度くらいウランの方が融点が低いのですから、当然、それは、起こっているはずです。
それは、これを書いたあとで、10時間後ぐらいの日曜日には当然の事として、メディアないでも語られるようになりました。
そして臨界点についても語られるようになりました。が、ここでは、それには、まだ、触れず、ジルコニウムにこだわります。
ジルコニウムによる爆発が、地震以降、たった、24時間以内におきていることには驚きました。で、被爆被害が出たり、非難所帯の範囲が、最初の三キロから、20キロ圏へ拡大しました。
実は私は前報を書いた時に、「住民は熱海か日光へ観光旅行にでも行って、一週間ぐらいそこを離れた方がよい、命あってのものだねだから」と申しています。だけど、一週間かからないうちにメルトダウンは起きていたのです。
でね、今日になって、これは、もう東電の職員も、下請けの社員もすべて、そこを引き払い撤収した方がよい段階と成ったと思っています。で、主人にそれを言うと、『日本は開発途上国ではないのだ。工業生産が発達した国で、この原発のシステムも輸出しようとしている。だから、この現象もつぶさに検証しないと駄目だから、東電の社員は当然残っているべきだろう」といいます。それが、まだ、日の明るい午後のことでした。
そして、土曜日の夜にはあっちこっちからポンプをかき集めて、運び込もうとしています。そして、海水を利用するそうです。
3000度に近い高温に成ったモノを冷やすために、海水をどんどん注入すれば当然のこと、あふれるものが出てきて、それは、海に流れ込みます。
~~~~~~~~~~~~~~~
これは、五月二十日時点では、4万8千トンであると発表をされています。
その決定をせざるを得ない菅内閣が悪いわけではないのですが、海へ放射能を含んだ水が流れ込みます。で、結果として、福島県東部の漁業は、壊滅します。その影響は黒潮に乗ると、三陸沖まで、達するかもしれません。
そのうえ、ホウ酸も流しいれたとのことです。これは、ホウ酸団子として、ゴキブリを殺すので有名なもので、目が痛みます。1~3グラムほどで、人体に大きな被害を与えるものです。
もう、環境汚染としては、めちゃくちゃです。
が、一番恐ろしいのは、放射能と言うか、核燃料そのものをこれから、どうするかの問題なのです。でも、ジルコニウムにこだわれば、2700から2800度に達した炉内で、解けたジルコニウムは化学反応を起こします。
普通なら、4価と言うのは、プラスとマイナスの中間で、化学反応を起こさないというか、起こしにくい物質なのです。ところが、地中深いマグマの世界では、これが、起きていて、ジルコニウムは人口ダイヤモンドとして、有名なジルコニア(酸化ジルコニウム)と言うのを生成します。これが、あの有名な稲盛さんの会社、京セラの主要な仕事です。人口宝石は、高温、高圧の中で生成されます。
~~~~~~~~~~
後日、11-9-2ノ挿入デスガ、稲盛サンノ会社ガ、ジルコニアヲ、ダイヤモンド、トシテ、売ッテイルワケデハアリマセン。タダ、地中深イ、環境ト似タ、環境ヲ、工業的ニ作ッテイルコトハ、確カナノデス。
~~~~~~~~~~
2700度などという高温では、もちろん、水も通常の水蒸気の形ではなくて、透明な段階となっていて、水素と酸素の、切れ目など、容易にできていると推察されますので、そこに浮遊している酸素を吸収して、酸化ジルコニウムが精製されて、余った水素が大量に出てきます。
それが、弁を開けているものですから、建屋内に充満したのです。建屋内には、水ではなくて、空気が充満しています。空気中には、酸素が10何パーセント含まれているはずです。それと反応したのですが、その反応熱が非常に高かったので、厚さ一メートルの鉄筋コンクリートは破壊されたのです。
~~~~~~~~~~~~~~
ところで、この一号炉は、1971年に稼動を始めたそうです。となると、設計・施工は、1960年代に既に行われていたとなります。
その前に、アメリカ側から売り込みの企画が持ち込まれるわけでしょう。それは既に1950年代、つまり、私が子供だったころから行われていた可能性はあります。
吉田茂、岸信介、池田隼人、佐藤栄作、田中角栄、あたりまでに導入の基礎ができて、その後の総理大臣は流れに沿って、イエスマンとして、原発導入の仕組みはできたと感じます。でも、その折衝がまとまる前の段階では、折衝自体がマスコミには公表をされていなかったのだろうと、感じます。
ただし、アメリカ側(またはGM側)が折衝を求めなかった首相もいるでしょう。いわゆる文化人首相、または、信念のアル首相、または、信念がなさ過ぎる首相のときには、折衝を求めなかったと感じます。
こういう点を誰か、学者がきちんと実証をしてもらいたいものです。
アメリカでは公文書が公開されたりして、後日真実が現れるという事が多い模様ですが、日本も、そうなってもらいたいものです。
ここで、本日の文章は完成とさせていただきます。
2011年、3月13日、(ブログの更新日時だけは、12日の深夜となっています)
最初の数行は、水素爆発説に、従っていますが、そのあとで、五月中に発表をされた説など付け加えてあります。
これは、次の文章が書けるまでのつなぎといった意味で、10時間程度さらすだけですが、よかったら、お読みいただいておきたく。どうか、よろしく。と、申しておりながら、外出する用事があって、ずっと長くさらしました。もし、面白くないとお思いでしたら、カレンダーで、別の日を選んでいただくか、下へスクロールしていただけますと、どれも、相当にえぐいことが書いてあります。どうか、それらをも、読んでくださるように、よろしくお願いをします。
私の武将の特徴は非常に長く、しかも途中で、右へ寄ったり、左へ傾いたりします。でも、最後までお読みいただけると、『あ、そうか』と、どなたにも、納得のいただける地点に到着すると、ひそかな自負を抱いているのです。
ところで、これは、3月12日から13日に書いています。その後、事情が変わったり、新たな事実が出ているところがあります。そこを、いま、11-9ー29に点検して、加筆します。そこは、カタカナとか、ローマ字で、区別をさせてくださいませ。
*2、『そうだったのか、ジルコニウム』
2011-03-12 23:33:34
昨日首相が野党へ協力をお願いしていた最中に、福島原発の一号機の被覆・建屋が、爆発崩壊しました。この家屋ですが、主人は「爆発用に軽く作ってあるのだよ。スレート程度でね」と言いました。私もその映像を民放でみて、格納炉自体の爆発ではないと感じました。つまり、核燃料と、その格納炉そのものの、大爆発ではないのです。チェルノブイリまで行ってはいない。
~~~~~~~~~~~~~~
ここが、5月20日まで待つとまるで変わってきています。つまり、メルトダウンだったと発表をされています。
チェルノブイリ級か、それ以上だと発表をされるように変化してきています。
ただし、驚くべきことに、NHKは、その映像を流しませんでした。NHKと、朝日新聞は、国民をこの期に及んでも小ばかに仕切っています。
今朝、日曜日の朝刊を読み比べてみても、相変わらず、隔靴掻痒の感がある書き方で、しかも分量が少ないです。日経新聞は、7対5の割合で、原発関連の記事が多いです。
朝日新聞は、5対8の割合で、津波による一般的な被害の方を報じています。
ところが、いまは、なんと、その建屋の厚さは一メートルもあるのだそうです。驚きました。それが、粉砕したのです。で、本日の主要な話題は、その爆発の原因だったジルコニウムに集中します。
今日は、『そうだったのか、ジルコニウム』というタイトルにしていますが、これが、何を意味するかと言うと、ウランの採掘やら、精製と言うのがどういう風になされているかがわかったことが、まず、大きいです。
私は以前から、
*□*□*□*□*□*ーーー
ウランと言うのは、採掘が容易で、精製も容易なはずだ。だから、大もうけのできる素材である。
それを継続的に日本に売りつけることができるように、するために、政治も文化も支配されているのが、現在の日本だ。で、小澤一郎も、井上ひさしも、成田豊も、成岡庸司も、瀬島隆三も、伊藤玄二郎も、酒井忠康も、すべて、その目的に還元されるべく、利用(または、悪用)をされている
ーーー*□*□*□*□*□*と、言っています。
しかし、一方で燃料棒という言葉がいつも出てきます。また、制御棒という言葉も出てきます。で、そこが不思議でした。岩盤みたいに固い鉱脈があって、それを、荒削りに掘り出し、その後で、丸い棒状にカットするのだろうと思っていましたが、『カットとか、圧縮と言う物理的な力を加えると、その際に、核爆発がおきないだろうか?』とそこが、不思議でならなかったのです。
すると、今日、12日の土曜日に目視できる形での爆発が起きて、その説明の際に、これは、ジルコニウムが、反応した結果、外壁内に、水素が、たまり、その水素が酸素と、結びつく現象が爆発となったと、言われました。
で、私も、ジルコニウムがなんで使われているかが、不思議でしたが、会見場につめていた記者が、同じ疑問を抱いたので、質問してくれて、その用途が判明しました。
ペレットをつめる管として使っているそうです。ここでペレットという言葉が出てきたので、やっとすべてが飲み込めました。つまり、ウランとは、やはり、岩盤として出てくるのではなく、岩とか、小石とか、粒と言う形で、生産されるのです。つまり、ぼろぼろという崩れやすい形で、掘り出されるわけです。
それを発電という工業生産に使うためには、規格化されたサイズが必要なので、管に詰めて、同じサイズの棒にするのでした。
つまり、花崗岩みたいな石ではなくて、大谷石みたいなものをご想像いただけるとわかりやすいでしょう。鎌倉にも鎌倉石と言う砂岩の一種がありますが、大理石にしろ、花崗岩よりはもろいですよね。ウラン原石はそういう類のモノだと感じます。しかし、今丁寧に、これも調べると、結晶構造を示しているそうですが、核燃料として使うのはそこまで、精製されていなくてもよくて、土などの異分子も、少しは、含むのではないかなあ?
非常に少量精製したものができたのは、大量の土の山からだったというのは、キュリー夫人の自伝内で名高いエピソードです。同位元素というのがたくさんあり、そのひとつは黄色い色をしているそうです。
ウランの粒(ペレット)をつめるその管が、鉄などの鉄管ではなくて、ジルコニウムという金属だそうです。化学を学んでから、既に、40年以上過ぎたので、周期表も忘れていましたが、それでも、ジルコニウムは、それほど、大量に取れないはずだぞ、一種のレアメタルだったのではないかと思い出しました。で、念のために、これも、グーグルで調べると、遷移元素の一種で、チタンと、同じ性質を持ち、四価であることもわかりました。あまり大量には、なくて、レアメタルの一種ですが、それでも、価格は非常に低いのだそうです。白金の五万分の一、金の二万分の一だそうです。
そうなると、私が以前から想像していたとおりに、核燃料棒とは、意外と(生産段階では)経費のかかっていない製品で、相当に大もうけができる素材だとなります。そこは、以前からの、想像通りでした。
さて、問題は、そのジルコニウムの沸点と融点の高さです。融点が、2千何百度で、沸点が3578度Cです。しかもウランの沸点、1652どCよりはるかに高いのです。
確かに、上に上げた三者の記者会見場で、炉の中が、2700度から2800度になっていると言っていました。そして、誰かははっきりと核燃料のメルトダウンも起きているといっていました。だって、千度くらいウランの方が融点が低いのですから、当然、それは、起こっているはずです。
それは、これを書いたあとで、10時間後ぐらいの日曜日には当然の事として、メディアないでも語られるようになりました。
そして臨界点についても語られるようになりました。が、ここでは、それには、まだ、触れず、ジルコニウムにこだわります。
ジルコニウムによる爆発が、地震以降、たった、24時間以内におきていることには驚きました。で、被爆被害が出たり、非難所帯の範囲が、最初の三キロから、20キロ圏へ拡大しました。
実は私は前報を書いた時に、「住民は熱海か日光へ観光旅行にでも行って、一週間ぐらいそこを離れた方がよい、命あってのものだねだから」と申しています。だけど、一週間かからないうちにメルトダウンは起きていたのです。
でね、今日になって、これは、もう東電の職員も、下請けの社員もすべて、そこを引き払い撤収した方がよい段階と成ったと思っています。で、主人にそれを言うと、『日本は開発途上国ではないのだ。工業生産が発達した国で、この原発のシステムも輸出しようとしている。だから、この現象もつぶさに検証しないと駄目だから、東電の社員は当然残っているべきだろう」といいます。それが、まだ、日の明るい午後のことでした。
そして、土曜日の夜にはあっちこっちからポンプをかき集めて、運び込もうとしています。そして、海水を利用するそうです。
3000度に近い高温に成ったモノを冷やすために、海水をどんどん注入すれば当然のこと、あふれるものが出てきて、それは、海に流れ込みます。
~~~~~~~~~~~~~~~
これは、五月二十日時点では、4万8千トンであると発表をされています。
その決定をせざるを得ない菅内閣が悪いわけではないのですが、海へ放射能を含んだ水が流れ込みます。で、結果として、福島県東部の漁業は、壊滅します。その影響は黒潮に乗ると、三陸沖まで、達するかもしれません。
そのうえ、ホウ酸も流しいれたとのことです。これは、ホウ酸団子として、ゴキブリを殺すので有名なもので、目が痛みます。1~3グラムほどで、人体に大きな被害を与えるものです。
もう、環境汚染としては、めちゃくちゃです。
が、一番恐ろしいのは、放射能と言うか、核燃料そのものをこれから、どうするかの問題なのです。でも、ジルコニウムにこだわれば、2700から2800度に達した炉内で、解けたジルコニウムは化学反応を起こします。
普通なら、4価と言うのは、プラスとマイナスの中間で、化学反応を起こさないというか、起こしにくい物質なのです。ところが、地中深いマグマの世界では、これが、起きていて、ジルコニウムは人口ダイヤモンドとして、有名なジルコニア(酸化ジルコニウム)と言うのを生成します。これが、あの有名な稲盛さんの会社、京セラの主要な仕事です。人口宝石は、高温、高圧の中で生成されます。
~~~~~~~~~~
後日、11-9-2ノ挿入デスガ、稲盛サンノ会社ガ、ジルコニアヲ、ダイヤモンド、トシテ、売ッテイルワケデハアリマセン。タダ、地中深イ、環境ト似タ、環境ヲ、工業的ニ作ッテイルコトハ、確カナノデス。
~~~~~~~~~~
2700度などという高温では、もちろん、水も通常の水蒸気の形ではなくて、透明な段階となっていて、水素と酸素の、切れ目など、容易にできていると推察されますので、そこに浮遊している酸素を吸収して、酸化ジルコニウムが精製されて、余った水素が大量に出てきます。
それが、弁を開けているものですから、建屋内に充満したのです。建屋内には、水ではなくて、空気が充満しています。空気中には、酸素が10何パーセント含まれているはずです。それと反応したのですが、その反応熱が非常に高かったので、厚さ一メートルの鉄筋コンクリートは破壊されたのです。
~~~~~~~~~~~~~~
ところで、この一号炉は、1971年に稼動を始めたそうです。となると、設計・施工は、1960年代に既に行われていたとなります。
その前に、アメリカ側から売り込みの企画が持ち込まれるわけでしょう。それは既に1950年代、つまり、私が子供だったころから行われていた可能性はあります。
吉田茂、岸信介、池田隼人、佐藤栄作、田中角栄、あたりまでに導入の基礎ができて、その後の総理大臣は流れに沿って、イエスマンとして、原発導入の仕組みはできたと感じます。でも、その折衝がまとまる前の段階では、折衝自体がマスコミには公表をされていなかったのだろうと、感じます。
ただし、アメリカ側(またはGM側)が折衝を求めなかった首相もいるでしょう。いわゆる文化人首相、または、信念のアル首相、または、信念がなさ過ぎる首相のときには、折衝を求めなかったと感じます。
こういう点を誰か、学者がきちんと実証をしてもらいたいものです。
アメリカでは公文書が公開されたりして、後日真実が現れるという事が多い模様ですが、日本も、そうなってもらいたいものです。
ここで、本日の文章は完成とさせていただきます。
2011年、3月13日、(ブログの更新日時だけは、12日の深夜となっています)